おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「日本と中国における各所得層の世帯数の推移」をみましたが、今日は「自動車の世界販売台数の変化」をみます。
この図はFOURIN「世界自動車調査月報」他より経済産業省が作成したものですが、まず左図の1990年代をみると世界の自動車販売市場の約9割は日米欧3極が占めていたことが分かります。
しかし、右図をみると、2010年にはBRICs、ASEAN4などの伸びにより、この20年間で世界の自動車販売市場は約3,000万台も伸び、その過半が新興国市場であることが分かります。
1990年から2000年までの動きをみると、日本は282万台も減少していますが、中国は1,755万台も増加しており、1990年の北米市場よりも大きな市場へ変貌しています。
中国の次はブラジルやインド等で大きな市場への変動が起こると読むと、今後の自動車メーカーと裾野に位置する中小企業が取るべき動きが見えてきますね。
昨日は「日本と中国における各所得層の世帯数の推移」をみましたが、今日は「自動車の世界販売台数の変化」をみます。
この図はFOURIN「世界自動車調査月報」他より経済産業省が作成したものですが、まず左図の1990年代をみると世界の自動車販売市場の約9割は日米欧3極が占めていたことが分かります。
しかし、右図をみると、2010年にはBRICs、ASEAN4などの伸びにより、この20年間で世界の自動車販売市場は約3,000万台も伸び、その過半が新興国市場であることが分かります。
1990年から2000年までの動きをみると、日本は282万台も減少していますが、中国は1,755万台も増加しており、1990年の北米市場よりも大きな市場へ変貌しています。
中国の次はブラジルやインド等で大きな市場への変動が起こると読むと、今後の自動車メーカーと裾野に位置する中小企業が取るべき動きが見えてきますね。