毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』2月2日発行分の第535号のメルマガのお知らせです。
第535号(No.535) 2019/2/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~9 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(前)」
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※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン
右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第535号(No.535) 2019/2/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~9 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(前)」
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過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
先輩の証言から学ぼう、というテーマを始めました。
第5回から8回までは、特別編として、
「国際左利きの日」ILHDのイベントも実施している
イギリスの左利きの会“Left-Handers Club”
の生みの親とも言いべき、
世界的に著名な左利き専門店“Anything Left-Handed”が
めでたく50周年を迎えたということで、
その記念サイトを紹介しました。
久しぶりの今回は、
「ミシュラン・ガイド東京」の2008年版から
連続で選ばれている、銀座の三つ星寿司店「すきやばし次郎」の
左利きの寿司(鮨)職人・小野二郎さんを取り上げます。
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左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 9
◆ 左利きの寿司職人(サウスポー二郎) ◆
すきやばし次郎・小野二郎 ―前編―
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●サウスポー二郎
宇佐美伸/著『すきやばし次郎 鮨を語る』(文春新書 2009.10.20)
●右腕のやけどで利き腕はわからない
...
少なくとも「強度の左利き」ではなかったようで、
私が言うところの
(右利きと左利きの)「中間の人」だったと考えられます。
...
●私の幼年時代
●鮨を握る場合
このお話をお聞きしますと、
「中間の人」だけれど、
基本的に「左利き」の方に傾いた「弱い左利き」の人
と考えられます。
...
●「サウスポー二郎」誕生秘話
里見真三/著『すきやばし次郎 旬を握る』文春文庫 2001/9/1
「鮨の握り方(小野二郎は左利きである)」の
p.274、275の2ページ見開きで、
その握り方がコマ割り写真で解説されています。
・・・
詳細は本誌で。
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
(※参照)「左利きのすし職人小野二郎」に関する記事:
・2005.5.20
左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その一
・2005.5.23
<左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その二>左利きのすし職人『すきやばし次郎 旬を握る』
・2005.7.17
<左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その三>『至福のすし―「すきやばし次郎」の職人芸術』山本益博
・2007.11.20
「ミシュラン」三つ星に左利きのすし職人小野二郎
・2007.5.9
新潮文庫 鮨に生きる男たち―左利きのすし職人もいます
・2005.6.8
「TOKIMEKIママ倶楽部」のママのお悩み
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
左利き者の証言(9)左利きの寿司職人すきやばし次郎(前)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第535号
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第535号(No.535) 2019/2/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~9 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(前)」
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※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~9 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(前)」
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過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
先輩の証言から学ぼう、というテーマを始めました。
第5回から8回までは、特別編として、
「国際左利きの日」ILHDのイベントも実施している
イギリスの左利きの会“Left-Handers Club”
の生みの親とも言いべき、
世界的に著名な左利き専門店“Anything Left-Handed”が
めでたく50周年を迎えたということで、
その記念サイトを紹介しました。
久しぶりの今回は、
「ミシュラン・ガイド東京」の2008年版から
連続で選ばれている、銀座の三つ星寿司店「すきやばし次郎」の
左利きの寿司(鮨)職人・小野二郎さんを取り上げます。
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左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 9
◆ 左利きの寿司職人(サウスポー二郎) ◆
すきやばし次郎・小野二郎 ―前編―
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●サウスポー二郎
宇佐美伸/著『すきやばし次郎 鮨を語る』(文春新書 2009.10.20)
●右腕のやけどで利き腕はわからない
《(略)肘から先が全部ただれてしまい、
小学校を卒業する頃も跡がまだ残っていましたね。/
最近は「サウスポーの二郎」ってことで
私が左利きなのはご存知の方も多いでしょう。
だけど、元々の利き腕はやはりわからない。
本当は右だったのが、
やけどのせいで左になった可能性もないわけじゃない。/
というのも左で持っていた箸を右に持ち替えたのが
小学校一年生の時で、
後に奉公する料理屋旅館で包丁を右に持ち替えたのも、
小学校三年生の時です。
いずれも矯正という意識はそれほどなくて、
ごく自然に右でもいけましたからね。》「第二章 すきやばし次郎、鮨を語る」<利き腕>pp.48-49
...
少なくとも「強度の左利き」ではなかったようで、
私が言うところの
(右利きと左利きの)「中間の人」だったと考えられます。
...
●私の幼年時代
●鮨を握る場合
《《鮨もね、右でやれってったら実は右で握れないこともない。
修行したてのころは右で本手返しっていう
昔ながらの握り方を教わって練習も積んでいた。
パッパッとせっかちに握るとなると左だけど、
ゆっくりなら今だって右でもこなせますよ。
実際箸も包丁も
小学生時分から右でずっとやってきたわけだし。/
でも変なもんで、赤貝の筋入れ、
つまり包丁で切り込みを入れるのは今も左だよね。
右でやるとなぜか手をたたいちゃって。
フォークやスプーンは左が手っ取り早いし、
歯磨きも左かあ。どうも支離滅裂だね。》(同書)p.49
このお話をお聞きしますと、
「中間の人」だけれど、
基本的に「左利き」の方に傾いた「弱い左利き」の人
と考えられます。
...
●「サウスポー二郎」誕生秘話
《《人の十倍とは言いませんが、
四倍、五倍と練習した自負はある。もちろんこの時は、
鮨は右手で握るもんだという固定観念から、
右手で最後は酢飯を押さえる
右利きの握り方を反復していた。/
でもねえ、これが恥ずかしながらどうもうまくいかない。
いえ、ゆっくりやれば、
オヤジさんに教わったとおりのこなしはできます。
今だってやれと言われればやれる自信は大いにある。
だけどリズムでトトーンと握ろうとすると、
いつの間にかまず左手に酢飯が入っちゃうんだね、これが。
もう何回やったっておんなじ。/
さて、どうしたもんかと、悩みました。でも考えたら私、
その時二十五、六でしょう。
この先鮨職人でやってくなら、どう考えたって時間がない。/
中学を出て弟子入りするのが当たり前の時代に
こっちは十年割食ってるんだから、
今さら右手で握ろうとしたら
果たしてどれぐらい時間がかかるか……。/
それで踏ん切りをつけたんです、
この際左手で握ってやろうって。右でも左でも、
腕があれば味に差なんか出るはずがない。
左利きで握ったって、それを自然体に感じさせられば
お客もいちいち利き腕のことなんか気にしないはずだって。/
「サウスポー二郎」誕生までには
ざっとこんな曲折がありました。
左でやろうと決めたからにはもう失敗はできない。
来る日も来る日もシャドーで握りの練習ばっかり。
我ながらよくやったと思います。》(同書)<「サウスポー二郎」誕生>pp.99-100
里見真三/著『すきやばし次郎 旬を握る』文春文庫 2001/9/1
「鮨の握り方(小野二郎は左利きである)」の
p.274、275の2ページ見開きで、
その握り方がコマ割り写真で解説されています。
・・・
詳細は本誌で。
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
(※参照)「左利きのすし職人小野二郎」に関する記事:
・2005.5.20
左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その一
・2005.5.23
<左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その二>左利きのすし職人『すきやばし次郎 旬を握る』
・2005.7.17
<左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その三>『至福のすし―「すきやばし次郎」の職人芸術』山本益博
・2007.11.20
「ミシュラン」三つ星に左利きのすし職人小野二郎
・2007.5.9
新潮文庫 鮨に生きる男たち―左利きのすし職人もいます
・2005.6.8
「TOKIMEKIママ倶楽部」のママのお悩み
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
左利き者の証言(9)左利きの寿司職人すきやばし次郎(前)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第535号
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