SNSの「GREE&mixi日記」のカテゴリも作っているので少し書いておこうと思います。
どちらも参加して二ヶ月がすぎました。一応ほぼ毎日、自分のページのチェックは欠かさぬようにしています。でも、どちらかというと今はmixiに割く時間のほうが多くなっています。(こちらの方が若干お友達が多いせい―といってもまだ一桁ですが。)
まだまだその全貌を見渡したとはいえません。ほんの一部を垣間見たというのが実際のところです。
それでもそれなりに見たところ、感じたことを書き留めておきましょう。
*
まず私がこれらに参加した理由というのは―
ひとつは、JSCのMLがなくなってML参加者との繋がりが少なくなったことをさびしく感じていたこと。言いかえれば、左利きの人たちとの「内輪」だけの話ができなくなった、ということですね。
もうひとつは、以前からたまにあったのですが、うちのサイトへのmixiからの訪問者をたどろうとしてもアクセスできず、不快であったこと。
自分のサイトのページがどのように紹介されて―リンクを貼られて―こちらへ来ているのかわからないので、その辺がおもしろくない気分でした。
そこでどのような状況にあるのかこの目で確かめてみたいと言う気持ちがありました。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、ということわざもあります。
三つ目は、私の個人的な趣味の世界を少し遊んでみたいということです。
本や読書―海外ミステリやSFや、古典名作名著など―についてや、その他色々。
(ちなみに、左利きの活動は趣味ではなく、使命だと考えています。)
友達の少ない人間ですから、少しでも機会を設けたいということです。
*
SNSなるものがどういうものかよく知らなかったので、実際には入ってから勉強したという感じです。
今でも基本理念とか何とかはもう一つよくわかっていないのですが、とにかくは「交流の場を作ろう」という試みでしょう。
日常生活のなかでは知りあう機会の(少)ない人同士を結びつける場を設けようということでしょう。
ですからSNS内部には、これといって情報はない、といっても言い過ぎではないでしょう。
基本的には「場」「空間」を提供しているだけですから。「サロン」のようなものです。(SNSのSはサービスの頭文字だそうです。)
そこで出会って、あとはまったく個人の領域になると言っていいでしょう。
コミュニティというものがあります。
これも基本は同じで、「場」の提供です。
もちろんなかには、この「場」自体がかなり充実して、身のある情報を包含しているところもあります。
(ただし、何をもって身のある情報と呼ぶかは人それぞれですが…。)
これはやはり管理する人の個人的なベクトル(方向性を持った力)によると思われます。
方向性を示して導く力があれば、そしてその方向性が単なる「場」の提供だけでなく、もっと違う目標を示せば、自然とそういう方向に結実するのではないでしょうか。
*
以前、「JSCジャパン・サウスポー・クラブ再開?」お茶でっせ版、新生活版 という記事に元JSC会長さんからいただいたコメントへの返事にも書いたように、mixiのコミュニティも、野球のファンがファンの溜まり場として応援するチームのファンのやっている酒場に集うようなもの、といっても過言ではないと思います。
もちろんそこから発展して私設応援団を作る人もいるでしょうし、ただ酒を飲みに来て同好の士と騒ぐだけの人もいるわけです。
酒場としては場を提供するだけで、何をどうしろというわけではないのです。
そこら辺でカン違いをすると「なんだぁ」ということになるのでしょう。
SNSといっても結局はちょっと大規模な仲間内個人サイトという感じです。仲間内でやっているサイトの大きくなったもの。そういうものにあれこれ言ってみても仕方がないと言う気もします。
もちろんある程度の規模になれば、社会性も帯びてくるので、支障があれば何とかしなければならないわけですが。
要はいかにうまく利用するか、もしくは関わらずに済ますか、ということではないでしょうか。
飛んで来る火の粉に困惑する、というのも事実ではありますが…。
―左利きのコミュニティ―
SNS内の左利きのコミュニティもだいたいは他のコミュニティと似たようなものです。
MLのときもそういうサロン的に終始する傾向がありましたが、基本的には同じと考えて良いでしょう。
もちろんここでも、その管理人による方向性というものが違い、もっと別のものを狙っている人もいるようです。
単なるサロンに終わらない何か、という意味です。
私自身まだすべての左利き関連コミュニティをのぞいたわけではないので、確かなことはいえません。
なにしろ参加者の数ほどあると言えるほどに日々開設されています。しかもそのなかのトピックまで含めるとそのすべてを見てまわるということは、まさに至難の技とも言えます。
その分、まどろっこいと感じる人や失望する人もいるでしょう。逆に言えば、これから何かが生まれる可能性がある、とも言えます。まあ現状では、この辺に留めるのが無難な評価のようです。
*
私の期待するものはというと、これも先にあげたコメントへの返事に書いたように、コミュニティとしては三つの要素があり、それをそれぞれに満たしてくれる場があればなあ、というものです。
どうしてもそういう既成の場を見つけられなければ、自分で作るしかないのかな、という気ではいますが…。
(1)左利きをキーワードとしたいつでも誰でも気楽にふらっと立ち寄れるサロンのようなもの
(2)もう少し左利きに特化した情報交換の基地的なもの
(3)左利きの認知のために社会に働きかける組織的な動きの場、といったもの
これらは、SNSという枠に限った話ではありませんし、左利きの人だけが参加できるというものでもありません。
(ミッシク・プロジェクトに勝手に参加しています。)
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「GREEやmixi―あるいは左利きのコミュニティのこと」を転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。
どちらも参加して二ヶ月がすぎました。一応ほぼ毎日、自分のページのチェックは欠かさぬようにしています。でも、どちらかというと今はmixiに割く時間のほうが多くなっています。(こちらの方が若干お友達が多いせい―といってもまだ一桁ですが。)
まだまだその全貌を見渡したとはいえません。ほんの一部を垣間見たというのが実際のところです。
それでもそれなりに見たところ、感じたことを書き留めておきましょう。
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まず私がこれらに参加した理由というのは―
ひとつは、JSCのMLがなくなってML参加者との繋がりが少なくなったことをさびしく感じていたこと。言いかえれば、左利きの人たちとの「内輪」だけの話ができなくなった、ということですね。
もうひとつは、以前からたまにあったのですが、うちのサイトへのmixiからの訪問者をたどろうとしてもアクセスできず、不快であったこと。
自分のサイトのページがどのように紹介されて―リンクを貼られて―こちらへ来ているのかわからないので、その辺がおもしろくない気分でした。
そこでどのような状況にあるのかこの目で確かめてみたいと言う気持ちがありました。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、ということわざもあります。
三つ目は、私の個人的な趣味の世界を少し遊んでみたいということです。
本や読書―海外ミステリやSFや、古典名作名著など―についてや、その他色々。
(ちなみに、左利きの活動は趣味ではなく、使命だと考えています。)
友達の少ない人間ですから、少しでも機会を設けたいということです。
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SNSなるものがどういうものかよく知らなかったので、実際には入ってから勉強したという感じです。
今でも基本理念とか何とかはもう一つよくわかっていないのですが、とにかくは「交流の場を作ろう」という試みでしょう。
日常生活のなかでは知りあう機会の(少)ない人同士を結びつける場を設けようということでしょう。
ですからSNS内部には、これといって情報はない、といっても言い過ぎではないでしょう。
基本的には「場」「空間」を提供しているだけですから。「サロン」のようなものです。(SNSのSはサービスの頭文字だそうです。)
そこで出会って、あとはまったく個人の領域になると言っていいでしょう。
コミュニティというものがあります。
これも基本は同じで、「場」の提供です。
もちろんなかには、この「場」自体がかなり充実して、身のある情報を包含しているところもあります。
(ただし、何をもって身のある情報と呼ぶかは人それぞれですが…。)
これはやはり管理する人の個人的なベクトル(方向性を持った力)によると思われます。
方向性を示して導く力があれば、そしてその方向性が単なる「場」の提供だけでなく、もっと違う目標を示せば、自然とそういう方向に結実するのではないでしょうか。
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以前、「JSCジャパン・サウスポー・クラブ再開?」お茶でっせ版、新生活版 という記事に元JSC会長さんからいただいたコメントへの返事にも書いたように、mixiのコミュニティも、野球のファンがファンの溜まり場として応援するチームのファンのやっている酒場に集うようなもの、といっても過言ではないと思います。
もちろんそこから発展して私設応援団を作る人もいるでしょうし、ただ酒を飲みに来て同好の士と騒ぐだけの人もいるわけです。
酒場としては場を提供するだけで、何をどうしろというわけではないのです。
そこら辺でカン違いをすると「なんだぁ」ということになるのでしょう。
SNSといっても結局はちょっと大規模な仲間内個人サイトという感じです。仲間内でやっているサイトの大きくなったもの。そういうものにあれこれ言ってみても仕方がないと言う気もします。
もちろんある程度の規模になれば、社会性も帯びてくるので、支障があれば何とかしなければならないわけですが。
要はいかにうまく利用するか、もしくは関わらずに済ますか、ということではないでしょうか。
飛んで来る火の粉に困惑する、というのも事実ではありますが…。
―左利きのコミュニティ―
SNS内の左利きのコミュニティもだいたいは他のコミュニティと似たようなものです。
MLのときもそういうサロン的に終始する傾向がありましたが、基本的には同じと考えて良いでしょう。
もちろんここでも、その管理人による方向性というものが違い、もっと別のものを狙っている人もいるようです。
単なるサロンに終わらない何か、という意味です。
私自身まだすべての左利き関連コミュニティをのぞいたわけではないので、確かなことはいえません。
なにしろ参加者の数ほどあると言えるほどに日々開設されています。しかもそのなかのトピックまで含めるとそのすべてを見てまわるということは、まさに至難の技とも言えます。
その分、まどろっこいと感じる人や失望する人もいるでしょう。逆に言えば、これから何かが生まれる可能性がある、とも言えます。まあ現状では、この辺に留めるのが無難な評価のようです。
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私の期待するものはというと、これも先にあげたコメントへの返事に書いたように、コミュニティとしては三つの要素があり、それをそれぞれに満たしてくれる場があればなあ、というものです。
どうしてもそういう既成の場を見つけられなければ、自分で作るしかないのかな、という気ではいますが…。
(1)左利きをキーワードとしたいつでも誰でも気楽にふらっと立ち寄れるサロンのようなもの
(2)もう少し左利きに特化した情報交換の基地的なもの
(3)左利きの認知のために社会に働きかける組織的な動きの場、といったもの
これらは、SNSという枠に限った話ではありませんし、左利きの人だけが参加できるというものでもありません。
(ミッシク・プロジェクトに勝手に参加しています。)
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「GREEやmixi―あるいは左利きのコミュニティのこと」を転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。