Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

うつわ  U-TSU-WA

2009-03-06 23:59:40 | 東京 アート
一番楽しみにしていた展覧会。
21_21(ミッドタウン)で開催中の「うつわ U-TSU-WA」展。
憧れのルーシー・リーの作品が見れるのだ。

ルーシー・リー以外にも、木工作家、もう一人の陶作家の作品も展示。
だけど、圧倒的にルーシー・リーに釘付けです。
三宅一生が、ルーシー・リーのボタンをたくさん収集されているそうで、そのボタンも展示してあったのだが、本当に素敵なボタンばっかり。
色、デザイン、最高に素敵だった。
まるで、お菓子みたいで、見ているだけで、ワクワクする。

器のフォルムも、美しかった。
アンバランスの美。
彼女の作品は、日本人の感性に、スーッと馴染むのだと思う。
眺めるだけでなく、お料理を盛っても、絶対に美しいだろうなぁ、と感じられる器ばかり。
ため息がでる。

美しいモノは、人の心を豊かにする。
しあわせな時間。

さすがです

2009-03-06 23:51:54 | 東京
気を取り直して、新宿伊勢丹の地下を、久々にチェックする。
やはり、レベルの高さに感動。
ちょっと見てまわるだけでも、かなり流行を感じ取れる。
三越や高島屋も好きだけど、やはり「伝統」を重んじる感じが強く感じられるが、伊勢丹は「コンテンポラリー」な要素が強い。
食品に関しても、十分に感じられる。

↓こんなディスプレーって、衝撃的。コレ、お団子です。


↓イラストレーターとパティシエのコラボのケーキだそう。
遊び心が溢れている。
好き・嫌いは別として、おもしろい。



斬新で、目新しいものが多く、本当にヒントが多い場所。
INした情報を、どうやって噛み砕くかが、大切。



都市へ仕掛ける建築 ディーナ&ディーナの試み

2009-03-06 23:44:08 | 東京 アート
せっかく幡ヶ谷まで足を延ばしたのだからと、初台のオペラシティーに行く。
ギャラリーで「都市へ仕掛ける建築 ディーナ&ディーナ展」を鑑賞。
もっと気楽な展示かと思ったら、模型&図面ばかりで、全く理解できず・・・。
プロが足を運ぶべき展覧会だったようで、場違いだった。

ディーナ&ディーナとは、スイスを拠点に活躍している設計事務所なんだそう。
周辺の環境を丹念に分析しながら設計する建築スタイルなんだとか。
唯一知りえた知識。

建物を鑑賞するのが好きだから、建築学が分かったら、どんなに楽しさが膨らむだろう、といつも思う。
どんな分野の事でも、ベースの知識が少しでもあると、より幅広く、その世界を楽しめるものね。


美虎(みゆ)

2009-03-06 23:35:03 | 東京 食べたもの
広味坊の五十嵐美幸さんのお店「美虎」に、ランチに行く。
独立されたとの情報を雑誌で見て、ずーっと気になっていたから。
幡ヶ谷の駅から、徒歩5分くらいの住宅街の中にあるお店。
そんなに広いお店ではないけれど、満席でした。
すごい。

↓小鉢
青菜をごま油風味で和えたもの。


↓干し貝柱、豚バラ、青菜の炒め麺
さっぱりと塩味ベース。麺は、広味坊と同じく、細麺。


お会計する際に、店員さんが「お味はどうでしたか?」と訊ねてきたので、正直言って広味坊の方が断然おいしかったと思いつつも、「おいしく頂きましたが・・・」と言ったら、「今日は、五十嵐が他の仕事でいなかったもので・・・」と仰り、納得。
厨房で、お若い女性スタッフ2名が、一生懸命作っている姿が見えたものの、五十嵐さんのお姿が見えなかったので「あれ?!」と密かに思っていた。
なんか、心持、お味がきまっていない気がしたのです。
麺も、きちんとほぐれていなかったのも、ちょっと残念だった。
やはり、オーナーシェフがいる時じゃないと、ダメだなぁと思った。
またいつか、改めてお料理を楽しんでみたい。



ポワレとポルチュニ 20世紀モードを変えた男たち

2009-03-06 17:05:53 | 東京 アート

大好きな庭園美術館に、久々に行く。
ポール・ポワレとマリアノ・フォルチュニィのドレス展。
20世紀に入って、コルセットから女性が解放されて生まれたドレスを作ったデザイナーの作品。
どれも装飾がすばらしかった。
フォルチュニィのプリーツを使ったドレスは、まさに現代の三宅一生のプリーツ・プリーツだった。
丸い箱に収納される姿も、同じ。
歴史は繰り返されるのね・・・、としみじみ思う。
言い換えれば「ヒントは歴史にアリ」ということ。
食環境プロデューサーの先生が、いつも口をすっぱくして仰られている言葉。
「まず、歴史を勉強しなさい。その中に、コーディネートのヒントはあります」と。
なるほどね、と思う展覧会。


曇りだったのが、ちょっと残念。
この建物、やっぱり大好きだなぁ。
シンプルながらも、趣向が凝らされた内装。
いつ行っても、作品より、建物の細部をまじまじと見てしまう。
アール・デコ、やっぱり好きです。

お庭には、梅が咲いていて、きれいだった。
春だなぁ。