Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2014年3月のレッスン 2

2014-03-31 16:38:21 | レッスン 料理
今月は、洋食のくくりでした。

↓新ジャガイモととびっこの和え物
ごくごく細く切ったジャガイモを、さっと炒めて、とびっこと和えて。アミューズのような一皿。


↓新キャベツのポタージュ
今が旬の新キャベツのポタージュ。


↓エビとレンコンのサラダ 人参ドレッシング
ちょっとボリュームのあるおかずサラダ。


↓スカロッピーネーネ
豚ヒレ肉を、レモンバター風味でソテーしたお肉料理。簡単にできる、春らしい一皿。


↓クレソンの洋風焼き飯
今が旬のクレソンを、たっぷり味わうレシピ。クレソンだけだと、コクがないので、少しだけお肉を入れて。


↓イチゴのカップケーキ
イチゴを乗せた、シンプルなカップケーキ。


以上が、今月のお料理でした。


2014年3月のレッスン 1

2014-03-31 16:37:26 | レッスン テーブルトップ


今月は、デザートのイチゴのカップケーキをご紹介したので、そこからのイメージで、ティータイムのテーブルのご紹介です。

ラフにクリームを絞ったスタイルの、私が作るイチゴのカップケーキから汲み取るイメージは、窮屈な可愛らしさではなくて、肩の力が抜けた感じのかわいらしさ。
当初は、エレガント寄りにしようかと、クリームがかったホワイトのクロスと、シルバーウェア…と思っていたけれど、春なので、色で遊ぶ、カジュアルなテーブルに変更しました。

一番のカジュアル要素は、クロス。食器は、春の色、ペールグリーンのお皿を選んだので、引き立たせるために、こげ茶のランチョンマットを敷いて。カトラリーは、シルバーウェアではなく、ステムが白のものを選びました。ティーセットも、カジュアルに、ぽってりとした白の陶器を選びます。
今回は、テーブルのお花を、カップケーキからヒントを得て、ラナンキュラスをお菓子に見立てて、小さく切って、ココットに活け、散らしました。その中で、一つだけ、黒っぽいスカビオサがあるのですが、このスカビオサが入るだけで、ちょっとテーブルが引き締まるので、ポイントです。マリアージュフレールの紅茶の缶の色とも、リンクしています。
このようにいけたラナンキュラス、小さなトレーにまとめて飾っても、可愛いですよ。

テーブルコーディネートのイメージを膨らませるきっかけは、色んなところにあると思います。
今回のように、デザートからだったり、もちろん、召し上がって頂くお料理からだったり。
季節の行事だったり、集いの目的からだったり。
テーブルコーディネートと考えると堅苦しいですが、食卓での会話の糸口になるためにも、無意識に食器を選ぶのではなく、ちょっと工夫して、器の組み方を考えられると、いつもとは違った食卓になるかもしれません。
どうぞ、おためし下さいませ。


ミズキの花

2014-03-27 12:10:36 | 日々のこと
昨年末に参加した、坂村さんの花教室で使った花材のミズキの枝。
椿は年明けにダメになって、ミズキだけは水に漬けておいたのだけれど、黄色い可憐な花が咲いた。
愛らしい。
長い冬の間は、ギュッと蕾が固かったから、もう咲かないかな?と思っていたけれど、温かくなり、時期がくれば、ちゃんと綺麗なお花が咲くのね。
なんだか、感慨深い。
桜も咲いてきたし、一気に春がきた感じ。

久しぶりの白つぐ

2014-03-24 10:43:36 | 日々のこと 近場外ごはん
久しぶりの白つぐ。
遅ればせながら、移転後、はじめて伺う。

↓揚げ扶の木の芽和え


↓八寸


↓椀物


↓お刺身
マグロを卵黄の味噌漬けと一緒に食べたのだけれど、ねっとり&濃厚で、おいしかった。


↓焼き物
付け合せの、玉ねぎ、人参の南蛮漬けが絶品。


↓イカ、アスパラガスのホットサラダ


↓アサリ、つくし、わらびの卵とじ


↓じゃこごはん


↓デザート


お雛祭りの名残もあり、春の香りがいっぱいの、お料理。

オシャレな鹿児島のふくれ菓子

2014-03-24 10:34:30 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
ピンポーン!とインターホンが鳴って、素敵なお届けものが。
鹿児島に行かれていた方から、「美味しいふくれ菓子を見つけたから」とお荷物が届く。
ふくれ菓子とは、鹿児島の郷土菓子で、蒸しパンみたいなものと、以前鹿児島を訪ねた時に、本で読んでいたので、嬉しい。

↓すっごくオシャレなパッケージ!


↓こんな感じのふくれ菓子が。


小さなロールケーキのような感じのふくれ菓子が、4つ。
目にも楽しめるような感じで入っている。
こちらは、ラズベリー&チョコレートと、黒ゴマ。
私が本で目にしていたものは、本当に素朴な、おばあちゃんが作っているようなふくれ菓子だったのだけど、こんなにオシャレなものもあるのね~。
お味は、ふわっとした食感と、甘ったるく、重くない味で、おいしいふくれ菓子でした。

旅先で、お心に留めてくださったお気持ちと、おいしい情報を届けて下さったお気持ちに感謝して、おいしくいただきました。
本当に、ありがとうございます。

FUKU+RE

中村藤吉本店のバタンチョコ

2014-03-24 10:23:56 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
色々記録しておきたい出来事があったものの、なかなかアップできず。
しかも、ブレブレの写真ですが・・・。

先日頂いて、とっても美味しかったチョコレート。
京都・宇治の中村藤吉本店さんの「バタンチョコ」というもの。
白金のチョコレートショップ、エリカのマボンヌの和風版みたい!
ナイフで切って、お好みのサイズに。
マシュマロやナッツがたくさん入っていて、食感がとても良い。
マボンヌより甘ったるくなく、すごく好きなお味でした。
チビチビと切って、いただきました。

お紅茶も、これまた美意識の高い方が、わざわざお届け下さったハーブティーで、「美女」というネーミングのお茶。
ローズのお花がたくさん入って、リッチな気分になれる。
なかなか、ハーブティーを買うことがないので、新しいものを教えていただけて、嬉しい。

おいしいお福わけを、ありがとうございました。

中村藤吉本店 バタンチョコ

かとうゆめこ展

2014-03-20 10:35:42 | 東京 アート
もろもろの調子が整わず、1週間遅れでのご報告ですが、ただいま六本木のSAVOIR VIVRE にて、画家かとうゆめこさんの展覧会が開催されています。
震災の年から続いている「羽図」です。

ゆめこさんに言われて気づいたのですが、なんと私、「羽図」皆勤賞なのだとか。
はじめてのSAVOIR VIVRE 、国立、熊本、そして再びSAVOIR VIVRE …。
偶然、4回拝見できて、本当によかった。

どの展覧会もそうかもしれないけれど、拝見するときの自分自身の心持で、捉え方がすごく変わってくるのだと思う。
1回目は、震災当日、自分自身も東京にいて経験したことや、親友が東北に住んでいることから、ただただ胸が締め付けられて、涙が止まらなかった。
2回目は、緊張感と、ちょっと気持ちが緩んだようなところがあって、自分の置かれている状況とオーバーラップさせながら拝見しました。
3回目は、ちょうど1年前。熊本という、馴染みのある場所で、震災から遠く離れた場所で拝見すると、ずいぶんと穏やかな気持ちで、じっくりと拝見しました。
今年は、まるで旧友に再会するような心持ちでした。懐かしい作品の行方が気になったり、「元気だった?」というような気持ちになったり、新しい作品には、いつも新しいモノに出会ったときのように、ワクワク、ドキドキしたり…。とても、心地よい時間でした。

毎回ですが、ゆめこさんの作品には、自然と肩の力が抜けるような、緊張感をほどいてくれるような、ものを感じます。
新しい作品で、心にひっかかったのは、椿の1枚と、屋久島の神様の1枚。
屋久島の神様を描いたものは、樹木医さんとのお話を元に描かれたのだそう。
その樹木医さんは、人間のせいで傷ついた場合のみ、治療を施すのだとか。
雷は、天災なので、雷で枝が折れたりした場合は、そのままにするのだとか。
人間は、自然の中で、生かされてるんだな、としみじみ感じる。
ちょうど読んでいた辰巳芳子先生の「仕込みもの」の帯にも、「人は、自然から離れると、予想以上のものを失います。それは、人間が自然そのものであるからでしょう。もの=自然は、無言で人間を評価してくれます。」とあり、自然と人間の関係について読んでいたから、ひっかかった1枚だったのかも。

そんな私の感想は、どうでもよく、とにかく素敵な展覧会です。
お知らせが遅くなったため、会期があと少しですが、3月23日(日)まで、開催されているよう。
お近くを通られることがあれば、ぜひお立ち寄りくださいませ。

かとうゆめこ展

山本道子さんのマーブルクッキー

2014-03-09 13:28:13 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの


こちらも先月のお話。
ミセスで拝見していて憧れていた、山本道子さんのマーブルクッキー。
お友達が、足元が悪いなか買ってきて、届けて下さる。
本当に、ありがとう!

缶も、上品なピンク。東京の村上開新堂の缶も、こんな色だったような。
そして、クッキーも味も、やはり開新堂に近く、素朴な味わいで、大好きなお味。
一番感動したのは、この薄さ!
すごく薄くて、お口にいれた時に、繊細な食感を感じる。
トータルで、エレガントなお菓子だと思う。

ちびちびと、でも、大切にしすぎて湿気ないように、大切にいただきました。
本当に、ありがとう。

山本道子の店

六瓢息災

2014-03-08 13:26:48 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの


先月のお話ですが、今年に入って初めてお会いするときに、「お年賀代わりに…」と頂いたお菓子。
「六瓢息災」という、なんとも縁起の良いお菓子。
昨年、ご家族が大病をなさったので、それもあって…、とユーモアも一緒にいただく。

家庭画報とかでも紹介されたお菓子で、佐伯チズさんも開発にかかわっていらっしゃるとか。
生姜の風味がきいて、ナッツがぎっしり入っていて、美容にも良さそうだし、おいしい。
コーヒーに、すごく合うかんじ。

縁起物としてのおつかいものに、よい感じ。

廣尾 瓢月堂 六瓢息災