今月のテーマは、和のティータイムです。
ちょうと新茶の季節であることと、今また日本茶ブームであるということで、今一度しっかり復習しましょう、の意味を込めて。
テーブルクロスは、アメリカンキルトの生地なのですが、小さな葉っぱの文様で、茶葉をイメージして選びました。
折敷は、漆のモノを選ぶか迷いましたが、カジュアルなティータイムにしたかったので、北欧の白木のトレーを選び、白磁のお湯のみ、土もののお皿を合わせます。
急須、湯冷まし、茶筒などのお茶セットは、トレーにまとめると、整った印象に。
お花は、カゴ(お菓子が入っていたカゴです)に、小さなココットを入れ、オアシスをいれ、お庭の草花を活けました。少しでも生のお花があると、やはり和みます。
日本茶も、茶葉とお菓子の相性があります。
たとえば、玉露には、上品な甘さを念頭に選び、上生菓子、お干菓子が合います。
お煎茶には、あっさりした餡、粉もの、軽いものが合うので、羊羹やお饅頭が合います。
ほうじ茶、番茶には、素朴でコクがある甘味が合うので、おせんべい、お団子、かりんとう、たい焼きなど、素朴なお菓子が合います。
そして、お急須の選び方なのですが、内側にぺたーっと網がはってあるもののほうが、きちんと茶葉が開き、おいしくお茶を淹れることができます。たいていのお茶屋さんで売られているお急須は、このタイプが多いので、ぜひこれから買われる方は、チェックしてみてくださいね。
そして大切なのは、お茶を入れるときの、お湯の温度です。玉露は60度、煎茶は70~80度、ほうじ茶、番茶は熱湯です。きちんとした温度で淹れたお茶は、本当においしいので、お時間があるときに、ぜひ一度トライしてみてくださいね。