Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2013年11月のレッスン 2

2013-11-30 23:42:03 | レッスン 料理
今月のお料理は、お正月時期に使う素材を使って、というテーマです。

↓カマボコとザーサイのゴマ和え
残りがちなカマボコですが、人参、白髪ねぎ、生姜とザーサイで、ごま油のお味の中華風和え物に。
お味も変わって、美味しいです。


↓鶏肉の八幡巻き
ゴボウを芯にして巻き、山椒風味に仕立てます。温かい方が美味しいけれど、冷めてもそれなりに美味しいので、お重に入れても良い感じ。


↓辛子蓮根のフライ
辛子風味のマッシュポテトをレンコンでサンドしたフライ。シンプルだけど、病みつきになってしまうお味。


↓はなまき蕎麦
今年初めの鹿児島旅行で出会った、お蕎麦。たっぷりの焼き海苔と、ワサビを添えて。
蓋をして、香りを閉じ込めるのがポイント。年越しそばに、ぜひ。


↓栗きんとんのプディング
のこりがちな栗きんとんを、プディングに。
カボチャのプディングのような味わいです。


以上5品が、今月の上級クラスのお料理でした。

2013年11月のレッスン 1

2013-11-30 23:26:59 | レッスン テーブルトップ


今月は、一足早い、お正月のくくりでした。
今年のセッティングは、こんな感じ。
洋食器を使って、お正月のイメージのご提案です。

お正月は、年の初めの改まった1日なので、清潔感を大切にしたいので、クロスはを選びます。
本来、お正月の折敷は、「角がたたないように」と、角切りか、真円を用いますが、そう何枚も折敷をもっていないので、今回は、漆黒のガラスのお皿を折敷に見立て、淵に金線、黒線が入ったディナー皿を重ねました。
やはり、金、黒が入ると、「きちんと感」が出るし、黒は漆の黒を連想させることができます。
ディナー皿の上には、黒のお椀を。
漆とお皿の間には、奉書紙(ほんのり金線を見せるように、白の奉書紙を重ねました)を挟んむと、ちょっと改まったイメージに。
今回は、山根流折り方にならって、お箸袋を折りました。
折り紙というものが、本当に苦手なので、左右対称ではないのですが、人間でも左右対称の人はいないし、折り方とは人間修行の一つだそうで、大切なのは、心をこめて折ることなのだそう。
今回のこの折り方は、太陽の光が、東から差し込むように、との意味が込められた折り方だそうです。
日本の文化では、自分を南の位置と考えた時に、太陽が昇る方向の東(左手側)の方が、位が高いと考えます。(だから、ご飯茶碗は、左です)折り方も同じ考えで、おめでたい時は、左を上にするそうで、お懐紙の折り方も、左を上に折る方法が、おめでたい時。お悲しみの時は、右を上に折るそう。
無意識に、左を上にしていたけれど、ちゃんと意味がありました。
お正月は、お干菓子などをいただく機会も多いので、覚えておきたいものです。
今回、好評だったのは、この花あしらい。
小さなリキュールグラスに、松葉と千両の実をあしらっただけですが、小さくても、お正月の雰囲気を十分に楽しむことができます。

できる範囲でコーディネートを楽しみ、いつもとは少し違った、あらたまった1日をお過ごしくださいませ。


福島屋の薪石窯クッキー

2013-11-19 23:20:23 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの


仲良しの叔母が、「今、はまっているクッキーだから」と送ってくれた。
羽村市に、福島屋さんという、すごく素敵なスーパーがあって、そこで売られているクッキーだそう。
結構、本にも載っているそう。
遠くまで出かけてくれて、ありがとう。

お味は、京都の村上開新堂のような感じで、あっさりした、昔の噛み味があるクッキー。
開新堂よりも、少し歯ごたえがある感じ。
だけど、すごく好きなお味。
お取り寄せも、できるようです。


福島屋

クグロフ型のお菓子

2013-11-17 23:14:06 | 東京 おつかいもの


こちらも、新宿伊勢丹で買い求めたものなのだけど、時が経ちすぎて、どこのお菓子だか忘れてしまった。残念。
クグロフ型に、異常な憧れがあり、クグロフ型のお菓子を見かけると、ついつい買いたくなってしまう。
バターケーキみたいなのをイメージしてたら、ブリオッシュみたいで、ちょっと落胆。
この時一緒に買った焼き菓子が、ガトー・バスクみたいな感じで、中がカスタードじゃなくて、フロランタンのようなものが詰まっていて、しかもキャラメルが、とっても美味しかった。
忘れないように、メモ。

デュ・ヌ・ラルテのパン

2013-11-16 23:08:34 | 東京 おつかいもの
久しぶりに、デュ・ヌ・ラルテのパン。
まぁるいのが、チーズのパンだったような。
もう一つは、プレーンなお味のハード系だったような。
時が経ちすぎて、うる覚え…。
いずれにせよ、今回の紙袋の色とデザインが、とってもキュート!
大事箱にしまいました。
そして、新宿伊勢丹にも、入っていてビックリ。
しかも、数年前からだとか。

中西洋人展 花のための木の器+挿花 坂村岳志

2013-11-15 11:23:14 | 東京 アート



青山 DEE'S HALLで会期中の中西洋人さんの個展。
念願かなって、ようやく拝見することができました。

3年前に、叔母が中西さんの作品を初めて見て、「とにかく素晴らしいから、一度見せたい!」と言っていた個展。
中西さんは、一つの木を削りだして、壺を作っていらっしゃるのだけれど、本当に人間業とは思えない。
一見すると、土器のように見えるのだけれど、手に取るとと、ふわっと軽く、木のぬくもりを手に感じることができる。
虫食いの後も、いい味になっていて、不完全な美が、本当に美しい。
一つ一つ、木によって、風合いが違って見えるのもおもしろい。
奥様が丁寧に説明して下さったのだけれど、作り上げたものを、わざと外において、自然の力で育ててもらうのだとか。

そんな花器に、坂村さんの自然な花が、すごく似合っていた。
一番印象的だったのは、ザクロ。
「ザクロって、こんなに妖艶でだったっけ?!」と感じるくらい、すごく艶っぽくて、でも、どこか淋しさを感じた。
熊本のお店の近くのザクロなんだとか。
坂村さんのお花は、すごく身近な自然で、肩の力がす~っと抜ける。
もっと、丁寧に過ごさなくちゃ。
そんなことを、感じる時間。

11月19日(火)までだそう。
ぜひぜひ、お立ち寄りください。
DEE’S HALL

玄米スープ

2013-11-10 22:55:47 | 日々のこと うちごはん
辰巳先生の著書「あなたのために」に紹介されていた、玄米スープ。
タイムリーにテレビで紹介されていたので、挑戦してみる。
辰巳先生の厳しいお声を、頭の片隅で思い出しながら…。

玄米をさっと洗って、6時間ほど置いたものを、丁寧に平鍋で炒る。
そして、炒った玄米、お水、昆布、梅干しをホーローのポットに合わせて、煎じて、漉して頂く。

玄米って、すごく甘いんだな、と感じるものの、少しお味が薄く感じられたので、お塩を少し加えてみた。もうちょっと、梅干しの酸味があってもよかったと思ったので、梅酢も少し加えて。
すごくシンプル極みないお味だから、身体が浄化されるような気持ちになる。