Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

2013年5月のレッスン 2

2013-05-29 14:37:32 | レッスン 料理
今月のお料理は、中華のくくりでした。

↓鶏肉とナスの前菜
サニーレタスで、鶏肉、揚げたナス、人参、セロリ、ミョウガ、三つ葉、揚げたピーナッツ、ちりめんじゃこを包んで食べる前菜。見栄えがよく、前もって準備できるので、お集まりメニューにおススメ。


↓豆腐の薄焼き
昔のレシピですが、ほんのちょっとのお豆腐が余ったり、ミンチが余った時に。


↓ナス、トマト、ジャガイモの煮込み
中華版の肉じゃが、と言ったところでしょうか。トマトから、想像以上に旨みが出て、ナスもトロトロになり、とても美味しいのです。


↓中華風炊きおこわ
土鍋で炊ける、簡単おこわ。


↓メープルケーキ
メープルの香りが、たまらなく美味しいケーキ。メープル風味のクランブルを、たっぷり乗せて。


以上5品が、今月の上級クラスのお料理でした。

2013年5月のレッスン 1

2013-05-29 14:36:57 | レッスン テーブルトップ


今月は、シノワなイメージのコーディネートです。
夏が近づいているので、クロスの色は、ブルー系統、ライトグレーなど、涼やかさが感じられるものを選びます。
クロスの色に合わせて、全体をコーディネート。
今回のお料理に、中華おこわが組み込まれているので、蒸篭でお一人ずつ蒸し揚げたモノをお出しするイメージです。
お箸の色も、蒸篭の色&イメージに合わせて、薄い色味を選びます。
テーブルのお花は、白の芍薬をメインに、薄いパープルとグリーンで色合わせをして。
本来、テーブルのお花は、肘を立てた高さまでが正しいので、今回のお花は高さが高すぎで、正式なルールからは外れるのですが、最初に鑑賞して頂いて、サイドテーブルに移すという感じで。

ここ最近、「家庭におけるコーディネート」について、ずっと考えています。
私が本格的に勉強を始めてから、15年ほどですが、世の中の流れに沿って、コーディネートの流行、傾向も、大きく変わってきています。
そもそも、テーブルコーディネートは、ディスプレーなどの魅せるコーディネートと、実際の家庭でのおもてなしのコーディネートは、大きく違うのですが、家庭でのおもてなしのテーブルの傾向も、15年前と今では、大きく違うように思います。
たぶん、「家庭料理のスタイル」も変化しているからなんじゃないかと思ったり。
「集う」目的意識が変化しているからなんじゃないかと思ったり。
今は、明確な答えが見つけられずに、もやもやしているけれど、ちょっと向き合ってみまず。
ただ、あらゆる事に共通しているのは、普遍的なテーマの中にも、ほんのちょっとでも「コンテンポラリー」な要素を加えることが、大切なのではないか、と思います。
「今」というエッセンスは、大切です。

なんだか、話がそれてしまいましたが、できる範囲で、季節感のある食卓を、楽しみたいものです。

グリンピースとキャベツと鶏肉の煮込み

2013-05-27 17:04:08 | 日々のこと うちごはん
復習レシピ。
グリンピースがソース代わりになっている、やさしい味の煮込み。
フランス風?かしら。
おいしいカンパーニュがあれば、よかったな。
煮込みの時は、断然、骨付きのお肉の方が、美味しい味になるので、手羽元と鶏ももとハーフにアレンジ。
タイムの香りのマスタードを、お肉には、たっぷり塗って。
なかなか好評。

話は変わって、先日から、BSで、バークレーの有名レストラン「シェ・パニーズ」のアリス・ウォータースさんの番組をやっている。
地産地消、有機野菜を提唱した彼女の料理哲学は、すごく共感できる。
キッチンも、ナチュラルで、時が育てる道具に囲まれて、とても素敵だった。
今話題の雑誌「KINFOLK」のコンセプト(日常的な生活に、ちょっと工夫をすることで、充実した時間を過ごせるということ。少人数で集まって、料理などを通して、関係を深めることの大切さ)とも、なんなくリンクするような感じ。

たくさんのレシピに出会うことは、味覚の幅を広げることに繋がるので、すごく大切なことだと思う。
だけど、それよりも、もっと大切なことがあるのではないか、とも思う今日この頃。
まだ、もやもやしてて、うまく考えをまとめられないけれど、ちょっと気になっている事柄です。

シェ・パニーズ、火事になってしまったようだけれど、いつか行ってみたいな。

イワシのエスニックサラダ

2013-05-18 15:34:08 | 日々のこと うちごはん
美味しいお魚を、大量買いしてしまったので、とりあえず、イワシはマリネすることに。
そのマリネのイワシを使って、エスニック風のサラダ。
ちょっと甘酸っぱいドレッシングで。
余りもののお野菜で作ったので、やたらグリーンになってしまった。
夏になると、やたらとエスニックっぽい味が食べたくなる。

ちなみに、このサラダと、マルテッリのパスタを使って、ボロネーゼ。
もちもち食感のマルテッリのパスタに、すっかりはまってます。

白身魚の甘酢あんかけ

2013-05-17 15:30:15 | 日々のこと うちごはん
下味をつけた白身魚に、粉をはたいて、かりっと揚げて、たっぷりの千切り野菜と、甘酢ソースをかえけて。
最近遠のいていたけれど、懐かしい家庭料理の一品でした。
もっともっと、千切りは細く仕上げた方が、美しいし、おいしいかったから、残念。
「意識」って、大切だと反省。

蒸しパン

2013-05-15 15:24:47 | 日々のこと うちお菓子
色々、お菓子を試作中。
今日は、蒸しパン。
蒸篭で蒸しあがったところ。
なんだか、ちょっと狙いと違い、まだまだ改良の余地あり。

蒸し料理ブームだから、土鍋で蒸し野菜をしたり、重ね蒸しをしたり、いつものお鍋で、地獄蒸しにして、簡単茶碗蒸しをしたりするけれど、やっぱり蒸篭で蒸すと、おいしさが倍増する気がする。
道具が良いと、それだけで、数段腕があがるような気がします。
気持ちだけかもしれないけれど、お料理は毎日のことなので、道具は大切。
個人的には、「育てる道具」が、好きです。

散梅紅焼魚(サンメイホンスァオユー)

2013-05-14 15:07:13 | 日々のこと うちごはん
かなり、写真がイマイチだけれど、メモとして。

昔、昔の中国家庭料理の本を参考に、アレンジ。
焼いたアジを、梅干し、ニンニク、お醤油で煮たお料理。
さっぱりしていて、個人的には好きな味だけれど、「中華」というインパクトにかけるかなぁ。

昔の料理本を読んでいると、料理の背景に見えるものが多くて、心を動かされる。
レシピをなぞるだけではなくて、その著者の方の「暮らしの美学」が見えるものが多いから。
同じようなことを、スタイリストの高橋みどりさんも書いてたな。
料理本のいいところは、料理の作り方を知るだけではなくて、その方の暮らし方や、生活文化、暮らしの哲学も教えてもらえるところだった、というようなことを。
今の時代にはそぐわないのかもしれないけれど、そういう考え方は、大好き。