今月は、春の中華のテーブルです。
位置皿が黒なので、クロスはグレーがかった模様が入っているものを選んで。
今回ディナー皿は、白の洋食器を使っているので、位置皿に選んだものは、黒のガラスのお皿です。
黒が入ることで、上の白が引き立ちますし、この黒のお皿は、パッと見た感じはガラスには見えず、光沢のある漆器のような雰囲気にも見えるので、位置皿みたいな使い方をすることが多いです。
白のディナー皿は、マルチに使える1枚で、今日は、この上に春色のシノワな雰囲気の絵皿を乗せて、使いました。
青磁のレンゲは、箸置きに見立てて、紫檀のお箸を乗せて。(もちろん、スープの時には、レンゲとして使用します)
お花は、アイリスを大きく活けて。ただし、このお花は、最初に見ていただいたら、サイドテーブルに移します。
というのも、テーブルのお花は、肘をついた高さまで、というのがルールにあるから。(相手のお顔が見えないので、一般的に、背が高いアレンジはNGです)
そして、中国茶をいただくお急須を置いているのですが、お急須など注ぎ口があるものは、注ぎ口を内側に向けるというのもルールです。
特別なコーディネートをしなくても、まずは注ぎ口の方向など、小さなルールを、きちんと守ることだけでも、意識されてみてくださいね。