Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

クリスマスごはん

2013-12-24 22:47:12 | 日々のこと うちごはん
なんだか、色々慌ただしい毎日だけれど、ちょこっとクリスマスごはん。
と言っても、残っている食材、戴きものを使ってなので、あまり華がないのだけれど。

↓ホタテのブルゴーニュ風
少しのガーリックバターと、ガーリックパン粉が残っていたので、適当に散らして、グリルでさっと焼いて。


↓オマールエビのスープ
Soup Stock Tokyoのスープセットを頂戴したので、その中の一つ。
本当に、嬉しいプレゼントの一つでした。「どれにしようかしら?」と選ぶのも、楽しい。
私も、いつか大切な人にスープをプレゼントしよう。


↓レンコンの真っ白サラダ
葉物のサラダのつもりだったのに、葉物を買い忘れてしまったので、レンコンサラダになりました。
さっとボイルして、フレンチドレッシングとほんのり、薄口醤油で。


↓ロールローストチキンと、おいしいジャガイモのマッシュポテト
前日に半分まで準備しておける、ロールローストチキン。蒸して、焼くので、失敗ないし、しっとりジューシー。
マッシュポテトは、本当は裏ごして、滑らかな舌触りにしたかったのだけれど、なんせ時間がなく、簡単マッシュに。お芋自体がおいしかったので、○。


↓ブッシュ・ド・ノエル
ショートケーキを作りたかったけれど、ちょっと事情で、ブッシュ・ド・ノエル。久々のロールケーキだったので、一応好評。


皆さまにとって、HAPPYなクリスマスの一日を。

2013年12月のレッスン 2

2013-12-20 17:11:44 | レッスン 料理
今月は、クリスマスにお使いまわし頂けそうな、お料理です。

↓パンのキッシュ&ホタテのココット
フランスパンの皮をベースにした、簡単キッシュ風。
マヨネーズを利用した簡単ソースをかけた、ホタテのココット。


↓レタスの丸ごと蒸し
バルサミコのきいたドレッシングを、丸ごと蒸したレタスにかけて。


↓大豆と鶏肉の簡単煮込み
鶏肉、大豆を、トマトを加えたスープで煮た、簡単煮込み。ローズマリー、ニンニクの風味と、ほんのり唐辛子がピリッときいて、やさしいながらも、引き締まった味です。


↓リンゴのアップサイドダウンケーキ
アメリカンベーキングの一つのアップサイドダウンケーキ。
ケーキの底にフルーツを並べ、焼きあがってひっくり返すと、それが表面に出てくるケーキ。
今回はキャラメル風味のリンゴのバターケーキになりました。


以上5品が、今月のお料理でした。

2013年12月のレッスン 1

2013-12-20 17:10:56 | レッスン テーブルトップ


今年最後のレッスンは、クリスマスです。
今年は、お食後のデザートが、リンゴを使ったケーキなので、そこからインスピレーションを得た、コーディネートのご提案でした。

テーブルのお花は、白&グリーンを基調として、大人色のワインレッドのピペリカムでしめた、ナチュラルでエレガントな雰囲気なので、それをベースにコーディネートしていきます。
ブラウンの位置皿の上には、アイボリーのエレガントなラインのディナー皿、そして、この時期だけ毎年楽しむ、ジアンのクリスマスプレートを重ねて。
カトラリーは、ステムがエレガントなホワイトを選びました。
シャンパングラスも、ステムがエレガントなモノを。
ナプキンは、やさしい素材のシフォンをグラスにさして。
家庭でのおもてなしには、少しオーバーな気もしますが、クリスマスの食卓は、非日常を味わえる機会でもあるので、今回はあえて、グラスにさし、テーブルに高さと華やかさを出しました。
そして、一番のメインは、各自のクリスマスプレートの上にある、リンゴのキャンドル。
紅玉をくりぬいて、カップキャンドルを埋めています。
このリンゴのキャンドルを、一列に並べても、可愛らしい。
ただ、プレートにリンゴを置くだけだと、ちょっと間が抜ける感じだったので、お料理にも使っているローズマリーを、小さなリースにして、その上に、リンゴのキャンドルを置きました。
ちょっと、会話が弾みそうです。

今回、生徒さんに質問を頂いたのですが、実際にお食事するときは、各自のキャンドルは、それぞれお皿の前においてもらいます。
そして、このように、お皿を重ねたセッティングは、正式ではない、ということを覚えておいてください。正式なシーンでは、レストランを思い出してほしいのですが、一皿一皿、ホストの方が、サービスをしていきます。ただ、家庭でのおもてなしの場合、お手伝いさんでもいない限り、お料理を作り、サービスして、自分もテーブルについて…、ということは、かなり難しい。なので、家庭のカジュアルなおもてなしに限り、あえて、お皿を重ねたセッティングにしています。そして、上のお皿から、使って頂き(たとえば、アミューズは、別の小皿に盛り、お出しして、引く。スープは、スープカップに盛り、お出しして、引く。そして、サラダは一番上のお皿に各自とってもらい、メインのオーブン料理は、その下のお皿にとってもらう。という感じ。)この重ねたセッティングは、お客様の側からしてみれば、「今日は、○品くらい、お料理が出るのかしら?」と、ちょっとワクワクした気持ちにもなり、お互いに、なかなか良いものです。

ギリギリになりましたが、クリスマスシーズンのおもてなしに、何か一つでもヒントにして頂けることがあれば、嬉しいです。

さかむら花の出稽古

2013-12-08 09:09:46 | 日々のこと
望雲で開かれた、花人・坂村岳志さんの花教室に伺う。
フラワーアレンジメントは教わっていたけれど、和の生け花(というか、投げ入れ)は、初めて。
先日、坂村さんが「初心者でも、大丈夫だよ」と言って下さったので、まっさらで伺う。


花材は、ミズキ(春を待つ花なのだとか)と、白椿。
↓これが、私がいけた花。2時間半、頭をひねらせたのに、もさっとしているし、お花も疲れきっている。


↓同じ花材で、坂村さんがいけてくださった花。洗練されていて、力強い。
一輪でも、力強ければ、たくさんをワサワサいれるよりも、説得力がある。
花を切るということは、悪いことではなくて、より美しくみせるために、どうしたらいいかを考えて、花を切ることが大切なんだとか。



坂村さんのお話を伺っていると、フラワーアレンジメントとの大きな違いは、「気持ち」「心」を込める気持ちが、より強い点なのかな、思う。
見て下さるお客様に対しての気持ちと、自分自身に対しての気持ち。
そして、とにかく「しっかり、見る」ということ。

ミズキと、白椿。
「2種類の花材で、2時間半って、時間が余るんじゃないかしら?」と思っていた気持ちが、まず間違い。
しっかり、花を見るということ。
アレンジメントでも、しっかり見るけれど、見方のレベルが、全然違う。
「自分が木の幹になった気持ちで、見てごらん」とアドバイスいだだく。
どこが、一番美しい表情なのか、ミズキに添う枝ぶりは、どこなのか。
手に持って、裏から、表から、横から…、「しっかり、見る」こと。
どの器を選べば、ミズキと椿が、美しく見えるのか。
それを考えて、器を選ぶこと。
「今日は、来てくれて、ありがとう」という感謝の気持ちを、花に込めて、器にいけること。
いけられた花は、正面から見たときに、1本の枝から出ているかのように、そして横から見たら、おじぎをしているかのように、いけるということ。

なかなか、自分が願う位置で花が留まらず、悪戦苦闘していると、「みんな同じところで悩んでいるけれど、そこでうまくいかないのは、そこじゃない、ってこと。諦めて、別の方法を考えろ、っていうこと。」と、アドバイスいただく。
深いですね…。
「生け花は、哲学的だ」と言うと、「そんな大層なことは、ない」と言われたけれど、人生に通ずるものが、ある。
「自分の嫌な部分が、いっぱい見えたでしょ」と言われたけれど、まさに、その通り!
集中力に欠け、すごくせっかちで、大雑把な性格が、嫌というほど、現れた2時間半でした。
大いに、反省。
常々感じていた、「もっと、丁寧に」という、来年の目標が、より強固になる。

そして、一つ一つ、こんなに気持ちを込めていけられていた花を、「わぁ、美しい」というような、サラッとした気持ちで拝見していた、自分の浅はかさにも、大いに反省。
「知らないということは、恥ずかしいことではないから、分からないことは、なんでも聞きなさい」と、M師匠にも言われているけれど、無知の知ほど、恥ずかしいものは、ない。
こんなに、丁寧な気持ちで活けられたお花の前では、「拝見させて頂いて、ありがとう」と、自ずと、頭を下げてしまう。
これからは、お花の拝見の仕方も、自然への目の向け方も、大きく変わってくるだろうな。

とても、有意義な一日でした。







2013年12月のミニアート

2013-12-03 23:37:34 | 日々のこと ミニアート


スパイラルで、一目ぼれ。
配色と、この温かい印象のデザインが、すごく好き。

明日から、セッティングクラスは、クリスマスレッスンが始まります。
お部屋も、バタバタとクリスマスモードになりました。
毎年、11月のお正月(お料理クラスの方は、クリスマス)12月のクリスマス(お料理クラスの方は、お正月)は、一番生徒さんが、楽しみにして下さっているので、責任重大。
楽しみに、お出かけくださいね。

クリスマスツリー

2013-12-02 23:38:44 | 日々のこと しつらい
毎年、白い枝か、サンゴミズキの枝にお飾りをするのが、我が家流のクリスマスツリー。
ここ数年、白い枝だったので、久々にサンゴミズキにしました。
毎年、色を絞って、ガラスのボールのオーナメントを中心に、大人クリスマスにしていたのだけど、
クリスマスの箱を見ていたら、昔のオーナメントグッズが出てきました。
結構可愛らしいので、今年はキュートなツリーにしました。


少しずつ買い求めてくれた、懐かしいオーナメント。
どこで、どのように買ったのか、誰も覚えていないのだけど、「あたたかい気持ち」が蘇る。



サンゴミズキは、新緑の季節になると、芽吹きます。
長く楽しめる、素敵な枝なので、おススメです。

クリスマスのお玄関

2013-12-01 23:38:06 | 日々のこと しつらい


今日から、12月。
室礼を、一気にクリスマスに変えて。
今年は、こんな感じにしました。
いつも、この時期の室礼は、有りものの花材で作ります。
リースは、お庭のミモザをベースとして、ヒムロ杉と、モミっぽい枝モノと、先月頂いた花束の中で、まだまだ元気だったユーカリ、バーゼリア、ピペリカムを使って。
ミニトピアリーが、想像以上に可愛くできて、満足です。
キャンドルを持っているエンジェルは、毎年必ず飾ります。