虫の音が、耳に心地よい季節になりました。
今月のテーブルは、秋の和食のご提案です。
白木のトレーを折敷代わりに使いたかったので、それが映えるように、テーブルクロスはこげ茶を選びました。折敷を、黒の塗り物にすると、もっと改まった印象になりますね。
和てぬぐいを、ナプキンとして使用しましたが、このてぬぐいの柄のタイトルは、「山道」というタイトルで、松葉の文様の中に、グレーの線が入っていて、それが山道を表しているそうで、江戸時代から続く図案なのだそう。
手ぬぐいは、お値段も手頃だし、文様も、伝統的なものからモダンなものまであるので、季節に合わせて選ぶと、楽しめると思います。
菊花のカタチの器には、和え物を盛る予定です。
ミニせいろには、シューマイを蒸しあげる予定です。
織部や赤絵の器は、色味的にも、秋~冬にかけて、使いたくなる器の一つです。
お花は、恩塚さんの器を花器に見立て、中に乙女乾山(器の中に、乾山がはいっていて、お水が張れるようになったもの)に、お花を活けています。
ケイトウ、ワレモコウ、ピンポンマムなど、秋のイメージで。
お料理を囲んで、秋の夜長を楽しんではいかがでしょうか。