Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

かれい川の駅弁

2011-03-30 14:58:56 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
噂の「かれい川」の駅弁。
朝、早くお出かけする用事があったため、ダメモトでデパートに行ったら、限定10個のかれい川のお弁当、買えちゃった♪
ラッキーでした。

↓こちらが、噂の「かれい川」
素朴なお弁当なのだけど、人工的な味がせず、どれも美味しく頂けた。
ごはんは、タケノコと椎茸の炊き込みごはん。
ガネと呼ばれる天ぷらが、このお弁当の一番の特徴かしら。紅さつまいもの天ぷらで、野菜の水分だけで作られているのだとか。にらも入っていた。
千切りダイコンと、ゴボウの煮物は、春巻きに巻かれて、揚げてある。
ナスと、カボチャの田楽も、お家っぽいお味。
酢の物(スセと言うそう)は、大根と人参。
コロッケは、お芋の味が強く感じられる。


↓こちらも、よく聞く「鮎屋三代」

こちらの味ご飯は、かれい川に比べると、やや濃い味。
鮎の甘露煮は、ほどい甘さで美味なり。
こちらのおかずも、お家の味っぽいおかずで、どれも美味しく頂けた。

ずっと気になっていたので、よい経験となりました。

フルール・デシャン

2011-03-29 22:01:09 | 日々のこと 近場外ごはん
Rさんと、フルール・デシャンへ。
前菜の盛り合わせ↓
どれも美味しかったのだけど、Rさんは、アンコウのゼリー寄せが一番お好みだった様子。
私は、イカのブルスケッタと、ヤズのマリネが好きだった。
あっ、アナゴのフリットも美味しかった。



↓鯛のソテー
ちょっと甘めのおソースだったけど、しっかりグリルしたジャガイモが美味なり。
春キャベツも、甘くて美味しい。


↓キャラメルのアイスクリームと、プリン。
プリンは、やや濃厚な今風プリン。だけど、美味しい。
なんだか、結局、シンプルな家庭菓子がほっとするのかしらん。


いっぱいヒントをもらった時間だった。

ひたや福富 葛ようかん

2011-03-28 11:46:02 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
美味しいものをたくさんご存じの方から頂いた、葛ようかん。
ひた屋福富さんという、吉井町のお店のものだとか。
上品な甘さと、ぷるるんとした口当たりが、本当に美味しい。
お茶の先生もお薦めされていたとかで、「なるほどなぁ」と唸ってしまう。
ちょっと人に差し上げるのに、ほどよい感じ。
ぜひ、またお取り寄せしたい、と思うお菓子でした。

ひたや福富 屑ようかん
0943-75-2465
http://www.fukuokabrand.com/index.cgi/disp/shopDetail/cmpID/281


*お知らせ
生徒の皆様
皆様から頂戴しましたお月謝の一部を、日本赤十字社東北関東大震災義援金に寄付させて頂くことにしました。
関東や東北地方に住む友人と話をしていると、震災が起きて、ようやく少しずつ、みんなが前に進もうとしている感じが伝わってきました。余震、原発問題など、西日本に住む私以上に、
大きな不安を抱えて毎日を過ごしているお友達から「西日本から、元気を送り続けてほしい」「みんな少なからず罪悪感的な感情は抱えると思うけど、長期戦だから、細く、長く、支援し続けよう」「東京や、その他日本の経済がこのまま沈下してしまったら、せっかく被災地が復興しても、働くところがなくなってしまうから、節電・節約しながらも、それぞれが日常生活、仕事でできることをがんばろうね」と、逆に励ましてもらっているような気がします。
微力ながらも、自分にできることを、やっていけたらと思っています。
ご理解いただけますと、嬉しく思います。

2011年3月のレッスン 2

2011-03-24 21:37:10 | レッスン 料理
今月のお料理は、和食でした。
春のお弁当にも向くようなお料理を、ご紹介しました。

↓ほうれん草と里芋の胡麻和え
ほうれん草の胡麻和えに、ちょっとボリュームが加わったような一品。
下味をつけた里芋、コンニャクが入っています。


↓高野豆腐の衣揚げ
先日M師匠に教わって、感激した上品な山椒風味のから揚げです。
衣を高野豆腐にすると、カリッとあがって、びっくりです。


↓鰆のめんたいマヨ焼
たっぷりと明太子が入ったソースを塗って焼き上げたもの。
お弁当のおかずにも、ぴったりです。



↓ふわふわ卵どんぶり
春は「萌木の卵」の季節です。
シンプルにおネギだけの卵のお丼。こちらも、山椒をかけて頂きます。


↓ストロベリークランチアイス
あらく砕いたクッキーを入れたバニラアイスに、今が季節のイチゴのソースをかけて。
やっぱりイチゴの赤は、目に鮮やかで、愛らしい。


以上5品が、今月のお料理でした。

2011年3月のレッスン 1

2011-03-24 21:36:34 | レッスン テーブルトップ
今月は、和のテーブル。
一足先に、「お花見」がテーマです。

今月のお料理は、和食で、お弁当にも良さそうなメニューだったので、お花見弁当みたいな雰囲気で、お料理を籠に盛り、それを取り分けて頂く、というスタイルの食卓提案です。
ディナー皿の上に置かれた、ゴールドと黒の桜の花びらのモチーフの漆器は、学生時代に金沢を旅した時に買い求めたもの。
今の季節しか使えないものだけれど、春を感じる1枚です。
今回は、このお皿を中心に、コーディネートを考えました。
画像では見にくいのですが、お箸置きは、タケノコとソラマメのカタチをしていて、春らしさを演出しています。これは、祖母から譲り受けたも。象牙を彫って作られたもので、昔の人の技術にほれぼれしてしまいます。
ナプキンは、和の素材ちりめんを用い、桜色と萌木色で季節感を取り入れます。
やはり、日本の伝統色は、美しいなぁ、と感じます。
お花見がテーマなので、メインに桜を、あとはチューリップやスィートピーなど春の花を活けて。

ちなみに、お花見は大勢でワイワイやるもので、お月見は、一人でしっとりと味わうものなのだそう。日本の心なのでしょう。
お外でのお花見が難しい場合でも、室内のちょっと桜を活けるだけで、お花見に行った気分になれます。

今は、地震や原発で、とてもそういう気分の世の中ではありませんが、桜の花の開花で、少しでも心が癒されるといいな、と思います。

PASS THE BATON

2011-03-22 20:51:59 | 東京
テレビで見て(確か、カンブリア?)、とても興味深かったお店「PASS THE BATON」の丸の内店に行く。
偶然、気になっていた宮廷画家の展覧会も近くで見れて、ラッキーでした。

PASS THE BATONは、リサイクルショップ。
ただ、一般的なリサイクルショップと違うのは、出品者が自分のことやプロフィールや写真など、そのモノを出品するヒト個人の歴史や価値観を感じさせる情報を一緒に提供すること。それによって、物理的なモノだけでなく、その背景も含めた思いが伝わってくるということなのだそう。
なんだか、素敵。
今まで自分が大切にしてきたものを手放したとしても、見知らぬ誰かが、その想いを受け止めてくれるんだもの。
きっと、購入してくれた人は、大切に扱ってくれるんだろうな。

素敵なシルバーのサーバーと、パールのブレスレットを見つけたのだけど、予算オーバー。
残念。
身の丈で楽しめそうなモノもあったけど(Dean&DELUCAのバックをリメイクしたものとか)、似たようなものをいっぱい持ってるから、我慢する。

こういうショップは、都会だから成り立つのかしら?
地方にもできたらいいのに。

PASS THE BATON
http://www.pass-the-baton.com/

節電・省エネレシピ 湯葉の中華風トロトロスープ

2011-03-19 11:41:22 | 日々のこと うちごはん
お世話になっている「フードソムリエ」の主催者、北村貴さんの呼びかけで、私達料理家も、「節電・省エネレシピ」を提案させて頂くことになりました。
個人的には、微力ながら、協力させて頂くことができ、嬉しく思っています。
少しずつですが、節電・省エネレシピ、アップし続けていきたいと思っています。

今回、私が紹介させて頂くのは、「湯葉の中華風トロトロスープ」です。
ホタテの缶詰、鶏ガラスープで、ささっと15分もあれば、作ることができます。
生姜もはいって、とろみもあるスープなので、体もポカポカ温まります。
湯葉は、もちろんなくても平気!
そのかわりに、もしあれば、溶き卵1個を、細く線にして流すと、栄養価もアップします。

*フードソムリエのページとリンクさせようと思ったのに、なぜだか、できない。
お手数ですが、フードソムリエのページから、探してみてください。

WHY DON'T YOU PINK?展

2011-03-18 15:45:57 | 東京 アート
「世の中いろいろあるけれど、PINKにすれば、いつもよりちょっと楽しくなるでしょ」を合言葉に、33組のアーティストが生み出したPINKの作品展に行ってきた。
下町の倉庫の片隅での展覧会だったけど、何やら面白かったし、テンションも上がる感じ↑↑↑
小さいころから、あまりPINKのお洋服などを着たコトがなく、そこまで「PINKが好き!」というわけでもないけれど、でも、やっぱり、女性を明るく、楽しい気分にさせてくれるのがPINKなのかしらん、と感じる。
こういうテーマでの展覧会って、おもしろい。
サークル活動の延長みたいで、いいな。

http://tokyojoshi.com/pinkex/

ラナンキュラス

2011-03-18 15:33:39 | 東京 お花

震災が起きて、ちょうど1週間。

なんだか、もっともっと時間が経過しているような気がする。

先週の今頃、田園調布の駅で不安な気持ちで過ごしていたんだなぁ。

今の生活を思うと、夢だったのでは?と思ってしまう。

ブログを続けると公言したものの、やはりためらいがあり・・・。

だけど、今日ラジオで、ある作家の方が「今の僕にできることは、一生懸命良い小説を書くこと。そして、被災者の方が、落ち着いて、本でも読みたいと思った時に、僕の本を読んで『あぁ、読んでよかったなぁ』と思ってくれるような、感動を与えられるように、そのために、今、僕は小説を書きます」と仰っていて、なるほど、と思った。

また「西日本地方が活性化していないと、東日本に元気を与えることができない」とか、「被害にあっていない人達が、自分の置かれた環境に感謝しながら、淡々と生活を続けることで、社会を回していくことが大切」とか言う意見を聞いて、「なるほどなぁ」と思ってきた。

そんなに大それたことはできないのだけれど、震災が起きた東北地方には、大切な親友が暮らしています。

その彼女が、息抜きにこのブログを訪れてくれるコトがあるかもしれないし、その時に、私まで落ち込んでいたら

彼女を勇気づけることができないと思うので、私は私の生活を、淡々を記すことにしました。

日々感じたこと、大切にしよう。

 

震災直前に見た、都会のお花屋さん。

大好きなラナンキュラス。色んな種類がいっぱい揃っていた。

バラよりも、ラナンキュラスの方が断然好き。

ギュッとした蕾はとても愛らしく、バラのように「豪華でしょ」と威張っているわけでもなく控えめなのに、でも、びっくりするくらいゴージャスな姿やら、心ひかれてしまう。

個人的に、春を感じるお花です。