Living with a season! ~季節のある暮らし Vol.1~

福岡県で、料理&テーブルコーディネートの教室「Coordinare」を主宰するLEAFが綴る、暮らしを楽しむコツ。

師走?!

2006-12-28 01:06:10 | 日々のこと
何をしているという訳でもないのですが、バタバタと日々が過ぎていきます
あんなに一生懸命作ったクリスマスグッズも、さっさと片づけ、お正月のしつらいにチェンジ!(また、改めてご紹介しますね)
「日本人は、本当に忙しい民族だ~!」と思いながら、お片づけの毎日。
次回のレッスンまで時間があるこの時だからこそ、やっておかねばならない、在庫チェックやら、カトラリーの銀磨きやら、資料整理やら。試作やら・・・。
今年も残すところ、あと数日・・・。がんばらねば

そんな中でも、楽しいお仕事も
大切な東京のお友達から、お菓子のご注文を頂きました。
やっぱり、大好きな人の為に焼くお菓子は、いつも以上に気合も入るし、楽しい~!
東京には、もっともっとおいしいお菓子がたくさんあるのに、ご注文して下さる事が、本当に嬉しいし、感謝してます
離れているお友達に、少しでも「今の私」を見てもらえる、大切な場でもあります。(近かったら、お料理なんか召し上がって頂く事ができるのに、それができないのが、残念)
いそいそとラッピングをし、箱詰めをし、クロネコちゃんに託しました

今回ご注文頂いたのは、大人気のクバールチーズのクッキー、チョコミントのブラウニー、バナナ&パンプキンのパウンドケーキです

明日、あさっては、生徒さんからのご注文で、ロールケーキやら、リンゴのガトーショコラなんかを作成予定。
こちらは、ヤングママさん達で、お正月にお客様にお出しするための「手作りケーキ」をというリクエスト。
お節の準備で、とてもお菓子まで手が回らないとの事なので、ヘルプに
こんな私でも、誰かのお役に立てることがあるのか、と思うと、嬉しいです。









2006年12月のレッスン 1

2006-12-22 00:54:00 | レッスン テーブルトップ
今月のテーブルは、クリスマス
今年のクリスマスカラーは、「黒」だそう。
「黒」というと、どうしてもモダンになりすぎたり、セクシーな印象になったりしがち。その「黒」を、家庭のクリスマスで、どのように表現するか?が、今月のテーマです

全体的に、黒&グレー&赤で、まとめました。
テーブルクロスは、黒。
位置皿に、こげ茶のガラスを使用。
ディナー皿は、白で、カジュアルモダンなもの。
ナプキンは、オーガンジーの濃いグレーに、シルバーの光沢あるリボンをナプキンリングに見立てて結びます。
ある程度、きちんとしたディナーテーブルなので、カトラリーは両脇におき、ボルドー色のキャンドルを灯します。
お花のかわりに、センターには、小さな森を作りました。
グレーと、ボルドーの、木のカタチのキャンドルを立てて、カールワイヤーという
ワイヤーを周りにふわふわと敷きます。
その上に、マットなものと、クリアーな赤のガラス玉をあしらいました。

究極のモダンではなく、ややあったかい風が吹きぬけるような「モダン」。
これなら、ご家庭で、仮にお子様が一緒のテーブルもアリかなぁ、と思ってます。
もちろん、カップルの方にも、受け入れて頂けそうな食卓。

お月謝を払って参加して下さってる生徒さんがいらっしゃるので、全レッスンが終了した後でないと、写真をアップできないため、クリスマス本番ギリギリでのご紹介になってしまいましたが、何かご家庭でのパーティーに取り入れて頂ける要素があれば、嬉しいです

残り物で・・・②

2006-12-22 00:40:58 | 日々のこと しつらい
こんなものも、作ってます。
毎年恒例、Rさんと私からの、小さなクリスマスプレゼントです
細いワイヤーに、リボンやら、ヒバやら、枝を束ねて薪に見立てたものやらをくっつけて、小さなお飾りに。
まっすぐじゃないところが、またかわいい。
虫ピンで、キッチンやお部屋の片隅に飾って頂けているようです。
この要領で、お正月バージョンも、個人的に作ってます。

ただ今年は、レッスンが詰まりすぎてたため、イマイチ心に余裕が持てずに作ってしまったのが、とっても心残り・・・
もっとゆっくり、楽しみながら、作りたかったよ。

でも、皆さん一応喜んでくださったようなので、よかったです

残り物で・・・

2006-12-22 00:35:35 | 日々のこと しつらい
先月~今月にかけて、皆さんが作ったツリーなどの残り物を、どうも捨てきれない性分の私です。
小さな葉っぱやら、枝やら、リボンの切れ端やら、実やら・・・。
とにかく、ゴミ箱に入れる事ができません。(貧乏性なんです、あたし)
で、それらのものを、どうするかって言うと・・・。
いっぱいミニリースやら、お飾りを作ります
この作業が、一番楽しい

これは、ミニリース。
ちょっとしたプレゼントに、差し上げたりして、結構喜んで頂けてます。
ちなみに、お玄関のキャンドルの周りのリースも、このような残り物で作ったリースです。

先日上京した時に、たまたま覗いたあるお花屋さんにて、まったく同じような花材
(ヒムロ杉とヒバ)で作ったリース(全く飾りナシ)が、1つ3000円で売られていて、びっくり!
もうちょっと飾りなんかつけたら、5000円くらいで売れるのかな?と、真剣に考えてしまった。
思わず、私も露天商やろうかしら思いました
おそるべし、東京・・・。

雪?!

2006-12-22 00:26:47 | 日々のこと しつらい
お玄関のしつらいは、こんな感じに・・・。
お玄関に、雪を降らせてみました
・・・って、これは偽物の雪。
「リアルスノー」というお粉を、お水で溶くと、見る見るうちに、本物の雪みたいなゼリーが、ボールいっぱいにできます。
まさに、粉ゼラチンを戻す要領。
小さな雪景色に見立てて、先月作ったツリーと、赤&白の色んな形のキャンドルを
アレンジしてみました。
キャンドルの火を灯すと、なんとも幻想的な雰囲気に

ちょっと奇をてらいすぎかなぁ?と心配だったのですが、ことのほか、みなさんにご好評頂きました
特に、今月はキッズもあったので、お子様達の心をわしづかみにしたようです
ほっと一安心です。


2006年12月のお菓子教室

2006-12-20 00:35:38 | お菓子教室 Plasire
今日は、待ちに待った「お菓子教室」の日でした
仲良しのお友達も、初参加する事になり、益々楽しみに

今日のケーキは、「フランボワーズとチーズのシャルロット」と「ジャスミンティーゼリー グレープフルーツコンポートのせ」の2品。
写真は、シャルロットです。
周りは、チョコレートのビスキュイ。中にマスカルポーネを使ったチーズのクリーム、そして上に、フランボワーズのコンフィチュールという構造に。
このフランボワーズが、かなりポイントで、酸味があるコンフィチュールのお陰で、味がキュッと引き締まります。
もう、あまりのおいしさ&デザインの美しさに、感動でした
周りにオーガンジーのリボンをかけるというアイデアも、とっても素敵です
ふわっとしたお洋服を身にまとったような、優しい印象になります。
「こんなにオシャレなケーキが、自分で作れるなんて!」と、とっても幸せ
お友達も一緒だったので、楽しさ倍増でした

ゼリーの方は、さっぱりとした味わい。
先生も仰っていたのですが、食後のデザートにぴったり!というイメージ。
柑橘のゼリーは大好きなので、これもお気に入りの1品になりそうです

あっという間の楽しい時間でした。
また、来月が楽しみです



金継ぎ工芸

2006-12-20 00:15:17 | 日々のこと
この1週間は「金継ぎ工芸」の展覧会がありました。
実は私、1年半程前から、「金継ぎ教室」に入門しました。

金継ぎというのは、日本古来の伝統工芸の一つで、発祥は室町時代だそうです。
陶磁器をはじめモノは、いつの日か割れたり欠けたりしがちです。しかし、それでも愛着を持ち、元の形や風情を残したいと考案されたのが「金継ぎ」です。欠けた部分に、漆と土らしき物を混ぜた、パテの様なモノで埋め、それを砥石で研いで、今度は漆を何回も塗り重ねては研ぎ、平らにします。平らになったら、金粉をまき、鯛の牙で、綺麗に光るまで研ぎます。
上級者になると、蒔絵を施したりします。(私は、あまり蒔絵には興味がないので、やったことはありません)

お家で食器を扱うお教室をしていると、どんなに細心の注意を払っていても、少し食器がチップしてしまう(欠ける)事が多々あります
一度チップしてしまったものを、家族でならともかく、お客様にそのままお出しするわけにもいかないので、自分でチョコチョコっと金継ぎできたら便利だよね~、
と軽い気持ちで入門しました。
しかも、結構専門の方にお願いすると、結構いいお値段するんですよね
骨董品ならともかく、現代モノだったり、元のお値段は安いけど、気に入ってるものだったりすると、修理の方が高いと、なんだか切なくなってしまいます。
(心が狭い私・・・)
なので、「チョコチョコ修理」を目指して、入門しました。

が・・・、結構、「金継ぎ」って、大変だったんです
まず、漆という、大変危険なモノを使うので、常に細心の注意が必要であるということ。皮膚が弱いと、気をつけないと、かぶれてしまうのです
なので、私は、どんな季節でも、完全防備。
汚れてもいい長袖シャツ+エプロン+袖カバー+使い捨ての医療用手袋。
「そこまでしなくても・・・」という先生の言葉も無視して、しっかり防備しております。
2点目は、時間がかかる(かかりすぎる)こと。
漆は、気候によって、乾く時間が違ってくるし、何度も何度も「塗っては、研ぐ」を繰り返さなければならないので、点のような傷でも、3ヶ月はかかってしまいます
元来、せっかちな私には、耐えられない・・・。

しかし、せっかく入門したからには、最低限の傷修理は一人でできるようになりたいので、渋々通っております。
一応、目標は、あと半年。
これまでに、あと数点がんばらねば

作品が出来たら、やっぱり嬉しいし、愛着もわくんだけど、そこまでの過程が、本当に気が遠くなってしまいます。

でも、変に気ぜわしい現代社会において、日本古来のスローペースなモノは、もしかしたら必要なのかもしれません。
例えば、「茶道」「書道」「華道」なども、静寂な中、精神を集中して、何かに没頭し、その中で感じる、心の静寂。
「精神統一の場」とまで行きませんが、少しでも欠けている「集中力」を養うつもりで、がんばって続けてみようと思ってます。

 *ちなみに、この写真のお皿は、左上部分を「チョン」と金継ぎしております。
  とっても、分かりづらいんですけどね・・・

空也の最中

2006-12-19 23:49:34 | 東京 食べたもの
今更ですが、先日上京した際に、お友達に頂いて、とっても嬉しかったお菓子があるので、ご紹介します
言わずと知れた銀座の名店「空也」の最中です。
お友達が、予約をして、プレゼントしてくださいました

程よい大きさで、皮もパリっとしており、中の餡の甘みも、上品な甘さで、本当においしい最中です。
温かいお茶を一緒に、至福の一時を。

普段、中々自分で予約して購入する事がなかったので、本当に嬉しかったです

夢のような贈り物

2006-12-15 00:30:15 | 日々のこと 食べもの&おつかいもの
突然、Rさんのお友達から「お届けしたいものがあるので、お玄関先までいいかしら?」とお電話が。「何だろうね?」とお待ちしていたら、なんと、私の憧れの「村上開新堂・東京」のクッキーを頂きました
「たかがクッキーで、なんでそこまで?!」とお思いになる方が多いと思いますが、なんせ、このお店のクッキーは、一見さんお断り。
どなたかのご紹介を受けてでないと、購入できない貴重なモノなんです

「もう二度と目にすることも、口にすることもできないかも!」と思い、記念写真を撮りました。デザインも、すごーくシンプルだけど、レトロで可愛いでしょう。
並べて眺めてるだけで、幸せ一日楽しめます
(とっても、安上がりなんです、あたし)
「ハイカラ」という言葉が似合いそうなクッキー。
食べるのが、もったいないよ~

京都の「開新堂」さんのクッキーは、昔Rさんと「年に1度の楽しみ」でお取り寄席してました。シルバーのシンプルな缶に、たくさん詰められたクッキーは、今多く出回ってるクッキーとは別物で、とても素朴なおいしさでした。ただ、こちらもすぐには購入できず、注文して、数ヶ月後、ほぼ忘れた頃に送られてくる、貴重なクッキーでした。お値段も、お高め。なので、Rさんと二人、隠れてケチケチ食べていたら、いつも3分の1は湿気てしまうという悲しい結末に・・・
数年、それが続いたので、もうお取り寄せも止めることにしました。

今日頂いたクッキー、とりあえず今日は、Rさんと5つほど頂きました
なんとも言えず、上品なお味
やはり、これも素朴なクッキーです。(たぶん、バターの含有量が、普通のクッキーより少ないと思います。イメージ的には、「泉屋」のクッキーみたいな感じ)
とっても幸せな一時でした

今回は過去の教訓を活かし、ケチケチせずに、おいしいうちに頂くようにします