今年後半のレッスンが、スタートしました。
今回は、デザートに葡萄のゼリーをお出ししているので、葡萄のゼリーをいただくティータイムのコーディネートのご提案です。
「葡萄」という文字は、なんとも大人の雰囲気を感じます。
色合いといい、古典の小説に出てくる「葡萄酒」という文字の響きと言い…。
そいういうわけで、今回は、少しエレガントな、秋色のティータイムのテーブルをイメージしました。
エレガントの要素を演出するために、シルバーウェアを用いることと、その格式に合う、ややクラシカルなティーカップを選びました。
シルバーマットの上のアンティークグラスに、葡萄のゼリーを入れて、グラスの下には、葡萄の葉っぱを添えて。
小皿には、ちょこっとつまめる焼き菓子を乗せて。
ナプキンもレース編みのものを選びました。
お花は、秋のフルーツを中心に色合わせをして。
最近は、カジュアル、ナチュラルな雰囲気の食器を使う事が多く、クラシカルなものは、なかなか表に出す機会が少ないのですが、たまに出してみると、非日常を感じて、これはこれで良いかな、と感じます。
普段使わない食器を出したりするのは、めんどうに感じるかもしれませんが、日常生活にリズムをつけるためにも、時には、しまいがちな食器を出してみたりすると、少し「ハレ」の気分が味わえ、気持ちがリフレッシュするかもしれません。