ヤマカワさんで開催中のイベント、「春のおもてなし」。
テーブルセッティングもさせて頂きました。
↓「雛を愛でる食卓」(メインテーブル)
和洋折衷のインテリアに合う、クロスオーバーなスタイルのセッティングを提案。家庭でのおもてなしを大切にしたいから、あまり華美な装飾はしません。
鎌田克慈さん作の西洋洋皿を模した漆器、素敵でしょう。
3段重も、鎌田さん作です。こちらのお重には、手毬寿司、おかず、そしてプチフールを入れて。
「雛(ひいな)」という言葉は、「小さくて、可愛らしい」という意味があるので、見た目にも愛らしい食べ物を、いっぱいつめて。
お花もシンプルに、菜の花、ぜんまい、青麦をまっすぐ、伸びやかに。
↓今回、ヤマカワさんオリジナルの、洋食器・和食器のスターターセットをご提案されています。
つまり、「これさえあれば、毎日の食卓は大丈夫!」という食器たち。
白の食器の組み合わせです。
白い食器は、料理がきれいに映えますし、どんな色柄モノのテーブルクロスにも合うし、手持ちの食器にも馴染みます。
日常に使いやすいサイズを、組みました。
↓そのスターターセットを使ったコーディネート例がコチラ。
「WHITE MORNING」(スターターセット 洋バージョン)
時間と心に余裕がある朝には、ゆっくりと朝食を楽しんでもらいたい、というご提案。
食器は、全て「白」を使っています。
モーニングのお花は、シンプルなスタイルが好まれ、お庭に咲いているハーブや草花をささっと入れるのが、ルール。
↓そして、こちらもスターターセットの使い方を提案したもの。
「春鍋を楽しむ」(スターターセット 和バージョン)
日常の食卓の提案です。
毎日のご飯は、大げさではなく、ちょっと小奇麗に整えるくらいが丁度いい。
「うちご飯」は、リラックスできることが、一番大切ですもの。
そういう雰囲気が、伝わればいいな、と思って考えたコーディネート。
毎回言っているのですが、テーブルセッティングとは、特別な事をしないといけないとか、華美にデコレートする事では、ありません。
あくまで、きちんと「お食事をする」ために、食卓を整える、ということ。
そこに、ちょっと会話が弾むようなエッセンスが盛り込まれていれば、コーディネートされた方らしさが入っていれば、それで十分。
今回のコーディネートでも、そういうことが少しでも伝われば、嬉しいです。