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[第三回東京曙會」が終了しました!1

2021-11-17 21:32:36 | 日記
りさいたる終演後「東京曙會」のプログラムが始まりました。
まだ三回目の会なので、この会が初舞台の方もいらっしゃいました。初舞台の方にとっては国立劇場は少し重荷であったと思います。でも流石国立劇場だなあと思うところは多く、スタッフの皆さんはとても優秀で親切でテキパキ仕事を確実にこなしてよい舞台を作って下さいました。
舞台稽古の時は心配な人がとても多かったのですが、一週間の間に自主練をしたりして当日はみんなよくなっていました。

まず「鶴亀」で幕を開けました。京都、大阪、東京のメンバーが協力して一つの舞台を作るという形をとったので、コロナ禍の中での稽古は大変でしたが、最後は心を一つにして3Mで華やかかつ重厚な舞台となりました。


次はガラッと変わって2組の母娘の共演「ママと一緒に!」でした。このブログでも再三ご紹介しましたが、自分自身も経験がなく、今まで重ねて来た会の中でも経験がない組み合わせでしたが、今後の日本舞踊界の為には(大きくですぎたかな?)必要ではと思い構成しました。みんなが機嫌よく本番の舞台を踊り終えてくれたのでほっとしています。「ことちゃん、まるちゃん、おどりが好きになりそうかな?」

次は「蓬莱」何とこれが二曲目でした。感染状況が思わしくない状態が続いた為に、稽古も十分でなかったのでよく踊って下さったと感謝しています。何しろ東京西川鯉の會は人数が少ないので全員参加を原則にしてやってきましたが、今回ばかりはUさんにとてもご迷惑をおかけしたと思っています。ごめんなさい!


「浅妻船」も初舞台でした。鬘司さんが美形だと惚れ込んだ(?)程ですのでとても美しい白拍子に仕上がりました。手踊り、鞨鼓、振鼓と内容の濃い踊りなので三年間かけて稽古されましたが、その計画の着実な実行に驚きました。
大変な経験をされたと思いますが、懲りずに前に向かっていってほしいです。


次は「藤娘」でした。Uさんは初舞台ではなかったのですが、今春手術をされたので重い藤娘の衣装に耐えられるかどうかとても心配でした。でも憧れの衣装でやりたいとのことで、通常通りにやっていただきました。ご家族やお友達も心配なさっていたのではないかと思いますので、最後まで元気に踊り終えられてよかったとお祝いしたいと思っています。

次は「都鳥」です。Iさんはよく考えれば東京西川鯉の會ではベテランメンバーになるのですが、本衣装での参加ははじめてだったので、衣装や鬘に慣れないことを心配されて、可愛い町娘姿での舞台となりました。折角だから花道の経験も積んでいただきたいと思い、花道へ入っていただきましたが、如何でしたか?




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