感染拡大が続いている中で、なかなか自由に楽しめない毎日ですが、舞台や絵画など美しいものを見て、楽しめたらいいなあと思っています。
先日はロームシアター京都で京都バレエ団の公演を観ました。私がバレリーナーだった頃とは技術力が格段にアップしており、スタイルも抜群で、バレエを広められた有馬龍子先生がご覧になったら大喜びされたであろうなあと思いました。この状況の中でも大入りだったことにはちょっと驚きました。
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坂東玉三郎の舞踊公演が南座で二か月に渡り開催されています。社中の皆さんも行かれているようですが、私も鶴亀と日本振袖始を観ました。緊急事態宣言が発令されていないからか、こちらもなかなかの入りでした。「鶴亀」は歌舞伎公演で観たものとは少し違った演出でしたし、「日本振袖始」の後半は躍動的で面白く、美しい玉三郎の固定観念を破ったものでした。このように、新しい演出で従来の日本舞踊が生まれ変わっていくような気がしました。
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あまりにも有名な上村松園展が京セラ美術館で開催中です。私がまだ若かりし頃、師匠が「何でもきれいなものを見ておかなあきまへんえ」と言って、自らも松園先生の画集をよく見ておられたので、見習って、わからないながらも観賞するようにしています。「初夏の夕べ」は絶筆であるようですが、蛍を眺める女性とご自身がだぶっているようで、興味深かったです。
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