墓参

8月8日ーこの日も朝からグングンと気温が上昇していたので熱中症になってもなあ！と迷ったのですが、月が替わると予定がどんどん詰まって来るので思い切って京阪電車に乗り、四天王寺に向かいました。

四天王寺の墓地はとても広く、有名な方のお墓もあちこちに点在しています。

初代西川鯉師匠の墓地は北の端で塀に沿っています。前に千代先生とご一緒に社中の皆さんを誘っておまいりしたことがあるのですが、千代先生が熱中症で気分が悪くなられて嘉沙千さんにお世話をしていただいたのも、今となっては楽しい思い出です。あの時より更に気温が上がっているので、誰かが倒れてもいけないと思いこの日は一人で伺いました。

今年は33回忌追善ということなのでおまいりせずに幕を開けることはできないと覚悟して四天王寺に来ました。何かのついでで大阪の南へお越しになる方があれば、是非おまいり下さい。師匠は本名は岸村芙美です。

駒井先生とご一緒した最後は、ここ四天王寺でした。「鯉さんのお墓におまいりに来れてよかったなあ！」とおっしゃっていました。お二人が見守って下さると信じて後三ヶ月頑張りたいとおもいます。

家元稽古を終えて

毎日40度に届きそうな日が続き、着物を着て踊るなんてことが考えられないわと思い、稽古のことは何処かへ飛んでいたのですが、急にカレンダーを見たら日がないのに気がつき北新地の検番へいくことになりました。

11月10日に、家元がお得意らしいので「宿の月」をご一緒させていただく予定なのですが、ずっと前に矢寿夫先生とご一緒したことがあり二回目だからと安心していたところ、「初演の松緑さんと鯉三郎の動画があるからこれに添ってやりましょう！」と言われて、前の日に一日閉じこもって覚えた振りは台無しに！

やっぱり稽古い来てよかったなあ！と思いました。

暑い中、朝8時に家を出て稽古に伺ったご褒美に、南森町のホテルに寄ってフレンチトーストをゆったりと食べて京都へ。