去る2月24日、「梅見月二花街華の競演」が藤舎名生師をお迎えしてホテルオークラ京都で開催されました。
頂戴したご案内には「お茶屋のおもてなしと伝統文化を体験していただける絶好の機会です」と書かれていましたが、それに相応しい内容で、名生先生をはじめとする先斗町、宮川町の芸舞妓さん達が驚くほど気合いが入っていて、案内を一目見た時は「高いなあ」と思いましたが、コロナ後の復活を目指した舞台に感動しました。
特に、市園、ふく葉姐さんの「槍さび」はお座敷芸として観るのは勿体ないと感じる程で、槍さびがこんな高尚な曲だったんだと今更ながら感動し、市園姐さんの色気ある目線、ふく葉姐さんの立役のカッコよさはとても勉強になりました。
この企画を考えられた駒屋の女将さんの心意気、駒井先生が日々厳しく指導してこられたコマイズムが随所にかいまみられ、心から嬉しく感動した一時でした。
元西川流の先斗町もみ乃さん、もみ蝶さん、宮川町のとし菜希さん、ふく佳さん、弥千穂さん、とし夏菜さん、とし純さん、小晶ちゃんなど沢山の人に会えて、コロナ収束の希望の膨らみと二重になり、気分は舞い上がりました・