きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

佐賀 嬉野温泉大正屋 水晶の間

2018-06-01 | 現代建築
武雄温泉を足早に見学してから向かったのは、
嬉野温泉。
吉村順三の手がけた、大正屋に泊まります。
光りの射し込むロビーは、とても華やか。














本館、東館、離れとある中で、離れの「水晶の間」を予約しました。
扉を開けると、リビング・本間(10畳)、次の間(6畳)があります。(広くて、住みたい気分。)

本間と次の間の間に化粧コーナーがあり、
とても気に入りました。
部屋の浴室でも温泉が楽しめます。







4枚の大きな障子は、すべて壁の中に収納されます。




吉田五十八も、こういうの好きでしたよね。

ふすまの模様も、素敵。


次の間  
どこでくつろぐか、悩みつつ、庭を散策。池には亀がいるそうです。



苔玉が木漏れ日で光っていて、面白い風景でした。



ガラス越しに庭の緑を楽しみながら、緑茶をいただく。
柔らかな光に包まれて
日常を忘れるのも、いいものです。
建物だけではなく、インテリアまで手がけた吉村順三の空間。
こだわりは、大浴場にもあります。
「滝の湯」と「四季の湯」。私は滝の湯がおすすめ。美肌になったかどうかは、秘密です。(笑)

旅館のパンフレットは、
施設の案内が美しい写真で綴られ、ミニ写真集のよう。
オーナーの、建物ともてなしの心を大切に思う気持ちが伝わってきます。



包装の袋から出たい「姫リン」。 この話は、また次回。

コメント (2)
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