きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

一橋大学兼松講堂

2013-12-26 | 近代建築
兼松講堂は、株式会社兼松商店(現兼松株式会社)から創業者兼松房治郎翁の遺訓に基づき寄贈を受け、
伊東忠太の設計で建てられた建物です。
2003年4月から2004年3月にかけて本学卒業生等の募金により大改修が行われました。

兼松講堂は、ロマネスク様式です。
半円アーチの窓上の丸い装飾の中にもなにやら魔物たちがいます。
ゴシック建築の教会の魔物をかたどった装飾とは違い
どこか愛らしい魔物たちが随所に見られます。
初めて見た時は、驚きの声をあげてしまいました。
普段は内部見学はできないので、わくわくして見学しました。






















 







貴賓室
ゴールドの装飾に 目が点に。



地下階段の手すり。
たかだか5段分ほどの階段に
面白い魔物たちがいます。

倉方先生の説明によると
口から にゅーっと伸びたものは
気を吐く イメージのこと。







兼松講堂には、本当に魔物たちが棲んでいます。

設計 伊東忠太
竣工 1927年
所在 東京都国立市中2-1



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは~ (ピッピ)
2013-12-26 20:46:15
普段見れないところを観れるというのは
ワクワクしますね~
ほんとゴールドに目がいきますね~
私も画像観てるだけでもきょろきょろしちゃいました(笑)

ゆっくり見て見たいものです
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こんばんHA (雨漏り書斎主人)
2013-12-26 22:29:03
綺麗なアーチ。
将にロマネスク・・・ですねぇ。

ナイス ♪
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ピッピさんへ (きゃおきゃお)
2013-12-27 00:16:49
こんばんは。

外観も、彫刻がほどこされて
見応えがあるんですよ。
でもやはり、中はもっと面白かったです。
たくさんユーモラスな魔物に出会えました。
説明を聞くのと、キョロキョロするのと、写真を取るので忙しかったです。
インパクトのある、ゴールドの装飾なんですよ。
念願かなって見学できて嬉しかったです。
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雨漏り書斎ご主人さんへ (きゃおきゃお)
2013-12-27 00:25:03
こんばんは。

雨漏り書斎さんは、イタリアで本物を見ているから、目が肥えていますね。
大好きな建物の一つです。
アーチの装飾も、素敵でした。
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こんばんは (こりす工房)
2013-12-27 21:21:49
建物の魔物、いいな~~~
私も探してみたくなります。

丸いアーチが美しい建物ですね。
それにレンガ造り!
近場だったらな~~~
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こりす工房さんへ (きゃおきゃお)
2013-12-27 23:32:10
こんばんは。

コンサートで訪れたのなら、壁や階段が気になってキョロキョロしちゃいそうです。
魔物たちは、どこか憎めない顔なんですよ。

ほんと近かったら、お散歩に行けるんですけどね。
外観だけ見ても面白い建物です。
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Unknown (yasuhiko)
2014-01-28 10:15:00
講堂内にもこんなに魔物が棲んでましたか。
建物見学会か何かを利用されたのでしょうか。
貴賓室まで見学できたとは…。
いつかきっと訪ねてみたいと思いました。
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yasuhikoさんへ (きゃおきゃお)
2014-01-28 23:33:22
外観だけでも十分楽しいけれど、内部は更に面白いです。
普段は公開していないので、カルチャーの講座の見学会を楽しみに受講してでかけました。
(座学がメインの講座です。)
伊東忠太の魔物たち、どれをみてもユーモラスで可愛いです。
見学会、開催して欲しいですよね~!
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