
朝の通勤で、JR京浜東北線に乗りました。
何かが違う。
見上げると、大きな液晶画面がついています。
私は、新型車両、E233系。
顔もおしゃれでしょ。ワイドな液晶画面がつきました。
と、自分の自慢話をしているじゃないですか。
まあ、自信ありなのね~!!
空気清浄機もついています。
シートは明るい青系で、座り心地は最高でした。
※京浜東北線の写真は、鉄道ビジュアル情報サイトからの借用です。ごめんなさい。

東急蒲田駅で、はる という名のおばあさんに出会いました。
きちんとした身なりの、上品なおばあさんです。
駅員と何か話していましたが、互いに困ったような顔をして、
駅員は立ち去りました。
私と目が合って、おばあさんが話し掛けてきました。
「この機械にお金を入れると切符を買えますか」
「買えますよ。どちらまで?」
「蒲田まで」
「ここは、蒲田ですよ」
「私は 蒲田に行きたいの」
何度も、この会話を繰り返しました。
駅員が困ったのは このせいです。
私も困ってしまい、手がかりを探したくて聞きました。
「蒲田で 何をするの?」
「バスの切符を貰いに行きたいの。地図もあるのよ」
大きながまぐち型のハンドバックの中から、ごそごそ
1枚の紙を取り出してみせてくれました。
バスの営業所の地図でした。
「ああ、この営業所は、ここから2駅目。池上で降りれば大丈夫」
そう教えて、切符を買って貰い、池上線ホームまで一緒に行きました。
はるちゃんは、もう私の事は見えないようで、振り返りもせず7000系の電車の中に消えていきました。
綺麗にお化粧をした はるちゃん。
私は、目を合わせるのが怖かった。
口の両脇に、ぴんと3センチぐらい伸びたひげが2本。
はるちゃんは、気にならないのかな。
また、行き先のわからないはるちゃんに会ったら
声を掛けたいと思います。
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