きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

角屋(すみや)もてなしの文化美術館

2014-08-09 | 美術館・博物館・記念館・園
角屋は、揚屋文化を、今もなを伝えている建物まるごと美術館です。
15時からの2階の特別公開を申し込みしてあり、時間に間に合うかだけが気がかりでした。

揚屋は、江戸時代に生まれた、今で言う料亭。
宴会のみならず、お茶や句会なども行われ、文化サロンとしての役割を果たしていました。
外観からはわからない、趣きのある座敷がたくさんあり、
保存会の方の、こと細やかな説明に耳を傾けました。

もちろん角屋は営業当時一見さん(紹介のない方)お断り。
紹介されていくと、紹介した方が料金を持つのだとか。
支払いは「つけ(掛売)」のみで現金決済はなし。
帳場は支払いの場ではなく、好きなものとかを聞いて
次回もっと 心地よいもてなしをする記録の場だったそうです。
刀置きがあり、座敷に上がるときに預かった箪笥を見ると、
江戸時代にタイムスリップした気分。
贅沢な空間が 大切に保存されていることに感激しました。





















2階は、撮影禁止です。
2階見学は、別料金ですが 合わせて見学をお薦めします。
見学しないと、もったいないです。
7月はかなり暑く、説明を立って聞いていたら
くらくらして 意識がふわーっと遠のきました。
朝早かったための居眠りです。友人に笑われました。
春とか、秋がお薦めかな~。
冷暖房設備がないので、暑さ寒さの厳しい季節は閉館だそうです。
7月の暑さも、2階は かなりこたえました。
建物も濃いですが、説明も濃いです。

受付で、「角屋案内記」なる冊子を購入。
写真や説明文が載っていますが、平面図などがあれば、もっと良いのになあと思いました。

京都の文化、ここにあり。です。

京都市下京区西新屋敷揚屋町32
◇公開日は、HPなどにより要確認


この日、もう一か所行きたいところがあり
たしか 5時で終わりだったような気がして 小走りで向かいました。



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