その昔、冬の夜は
どのターミナル駅も、ごろごろキャスターバックとスキーの板をもった人で賑わっていました。
そのうちに宅配で荷物を送るようになり、だんだんスキーブームも去ってスキーバスもあまり見なくなりました。
当時は今と違って、上越道がまだ出来ていなかったので、奥志賀に着くのには、東京から一晩かかりました。
たいていスキーに行く時は、関越のサービスエリアで友人と待ち合わせをして、数台つるんで走りました。携帯の無い時代なので、たがいに無線機を使って交信し、かっこよかったな~。
横川ライブインおぎのや渋滞の洗礼を受けて、碓氷峠を越えて軽井沢・安中と週末は激しく道路が込み合いました。
どこまでも続くテールランプ。冬の風物詩です。懐かしい。。
くすっと笑ったあなたは、もしかして同年代?
奥志賀高井富士というスキー場でペンションに泊まったとき、いつもストーブの上でりんごを煮ていました。
朝食に出てきて美味しかったので、お土産に買って帰り、まねをして煮てみました。
冬になると たまに思い出して煮てみます。
このりんごを食べると 楽しかったあの時の季節が
鮮やかによみがえります。
トーストにも合うけど、プレーンのヨーグルトや、少し温めてバニラ・アイスクリームに添えても美味しいのよ。
簡単なので、ぜひ試してみてね☆
◆◇材料◇◆
りんご 大玉だったら4個、小さかったら5個
一山いくらの安いものを使用(私は、サンフジが好き)
砂糖 カップ 2/1 (大雑把に計量カップ半分)
レモン 1個
シナモンパウダー
◇◆レシピ◆◇
りんごを洗い、縦4つ切りにして いちょう切り。
厚さは、食感を楽しみたいから 4~5㎜
あまりスケスケに薄く切ると美味しくありません。
切ったりんごを入れると、片手鍋一杯になります。
けして水など加えないでね。
りんごの上にお砂糖を振り入れる。
レモンをてきとうに切って、絞りかける。
準備完了! 弱火にして煮る。
りんごから水分が出てきていい感じになります。
てきとうに上下をかき混ぜて、シナモンを振り入れる。
りんごが透き通ってきたら、火を止める。
煮加減は、お好みで。
余熱で煮あがります。
私は、8割くらい透き通ったころで火を止めます。