きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

ザ・プリンス箱根芦ノ湖(旧箱根プリンスホテル) 階段

2017-06-29 | 村野藤吾
フロントロビーから、ラウンジやまぼうしに向かう左手に
この階段はあります。









裏側も美しい。





そしてまた、のぼります。(半分 不審者状態)






ホテルの結婚披露宴パンフレットに
このHEARTの中で微笑む新郎新婦の写真があり、素敵でした。
モデルさんが、羨ましい。。



夜の階段も、なかなか いい感じです。

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ザ・プリンス箱根芦ノ湖(旧箱根プリンスホテル)ロビー その2

2017-06-26 | 村野藤吾
ロビーの柱壁にショーケースが取り付けられ
可愛らしい作品が収められています。
一つ一つ、見ていたら
全部見たくなってしまいました。










私のお気に入りは、メダルのようなペンギン。
あなたは どれかしら?


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ザ・プリンス箱根芦ノ湖(旧箱根プリンスホテル)ロビー

2017-06-18 | 村野藤吾
何度か訪れていますが
お茶をして、ロビーをチョットのぞく程度でした。
本館に泊まるのは初めて。
チェックインしてから、時間があるので九頭竜の森を探索後、
部屋へと向かいます。

荷物をほどいて、ホテル内を散策(探検?)しました。
まずは、やっぱりロビーです。




ロビーから玄関を振り返ると、こんな感じ。



正面は、階段






天井



椅子に座ると、その脚の低さに驚きます。天井の高さを感じさせるために、この高さにしたのだとか。
 




開業以来、お手入れされて使い続けられている
このホテルのために村野藤吾がデザインした「スワン チェア」
連れて帰りたい。。


客室からロビーへは、この階段を登ります。


玄関からロビーを通り、階段を降りて客室に向かうロケーションは
今まで体験したことがありません。

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2017年春の旧箱根樹木園休憩所

2017-06-14 | 村野藤吾
とても気になって、箱根九頭龍の森を再び訪れました。
取り壊されていたり、フェンスで囲まれていたらどうしよう。
いろんなことが、頭の中をよぎっていきます。
2年前の旧箱根樹木園休憩所はこちら
息を呑むような光景。






ロビー・展示ホール



かつての食堂 










心のこりだったのは、湖に一番近い この建物部分。


床面から窓のあるバルコニーまで、結構な高さがあり
部屋を覗き込まなかったこと。
窓は閉じられ、カーテンがひかれていますが
一か所だけカーテンの開いた窓があり、ガラス越しに
覗いて見ました。ガラスは、雨風を受け かなり汚れています。
けして建物内には入っていません。








昭和天皇来訪をイメージして造られた、特別室(貴賓室)
紫色の川島織物の布が、朽ちてもなお気品ある空間を保っています。
モビールのような、照明も健在。






このまま、箱根の自然に溶けて風化してくのでしょうか。
胸が痛みます。

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きゃおきゃおツアー女子会 送別会編

2017-06-03 | 西洋館
3月に職場の先輩の送別会を計画し、
早めに集まって 目白あたりを散歩しました。
目白と言えば、やはりここ。


目白聖公会


ここは初めて。徳川黎明会本部事務所
残念ながら関係者以外立入禁止






明日館 この日は、見学OKでした。





西武池袋本店 9階屋上 食と緑の空中庭園 


また目白に戻り、寛永堂で抹茶と和菓子のセットをいただき、まったり。


送別会は、日立目白クラブ





この部屋で、集合写真を撮ってもらいました。





21時クローズなので、早めの解散。なわけはなくて、、。目白駅前の「ル・モンサンミシェル」でワインを。あはは。

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旧里見弴邸(石川邸)和館 鎌倉 西御門サローネ

2017-06-01 | 日本建築
見学は、まず和館から始まりました。
茅葺屋根の風情ある建物で、
しばらく雨の降る庭を眺めながら、建物概要の説明を聞きました。













帰りに、閉館した神奈川県立近代美術館へ。



新館は、消えていました。



右側の建物は、在りし日の新館。

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旧里見弴邸(石川邸) 鎌倉 西御門サローネ

2017-05-28 | 西洋館
雨の月曜日。
時は、午前11時。
門は閉ざされ、静まりかえっていました。

しばらくすると、管理している建築事務所の方があらわれ、
ほっとしました。
月曜日のみの公開なのです。

すみません。訪れたのは。3月上旬です。










ここはかつて、作家 里見弴の自邸でした。
現在は、個人邸で、建築事務所の方が借り上げ、
イベントや貸しスペースとして活用されています。






マントルピースのある応接間



サンルームのある家に 憧れます。















西御門(にしみかど)という地名の場所に建つ
フランクロイド・ライトの影響を感じる1926年生まれの洋館です。
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獅子に会いに 丸石ビルディング

2017-05-13 | 近代建築
美しいビルです。







扉が開いて~、中には入らず(一般の人は入れません)。ふっと天井を見上げました。もう、それだけで十分。









そうそう、二頭の獅子に会いたくて来たのでした。ちょうど神田祭の準備中





足元には、邪鬼ではなく山羊が。



かつてビルの南側には「龍閑川」と呼ばれた運河が流れていたそうです。
川に向かって4頭のライオンが、雨水を口から放っていたのだとか。
第二次戦争後、運河は埋め立てられ、1994年に
獅子は建物の北側に移設。守り神のように鎮座しています。

そっと顔を覗き込むと こんな感じ。



時のうつろいを 見守っています。



竣工 1931年
設計 山下寿郎
所在 千代田区鍛冶町1-10-4

隣のビルの建設が進み、裏側をひいて見るチャンスを逸しました。
1階に、ペルシャ絨毯のお店が入っていて、美術工芸品のような
シルクの絨毯を堪能して帰りました。まったく同じ絨毯は、出来ないのだそうです。
地域によって、伝統の模様があるのだとか。
柔らかな風合いは、惹きつけるものがありますが、お値段が。。それなりで。
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東海大学代々木校舎

2017-05-11 | 戦後建築
日本武道館、京都タワー、そして特撮映画のロケ地として有名な東京都水道局長沢浄水場を設計した
建築家 山田守は、東海大学の創建時に関わり、建設工学科の主任教授として学生の教育にあたるとともに
同大学施設を多く手がけました。


1号館(竣工 1955年) 凛として神々しい感じ。



オーダー、迫力あります。

2号館(竣工 1958年)

X字型の校舎は、緩やかな曲線を描いています。














玄関ポーチのマッシュルームコラム おおーって見入っている傍ら、学生は素通りしていきます。あはは。。
建物内には、螺旋状のスロープがあるそうで、いつか見てみたいものです。



所在 東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4
設計 山田守/山田守建築事務所
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旧千住郵便電話事務室

2017-05-09 | 近代建築















こだわりの曲面が、ここにも。

竣工 1929年
設計 山田守
所在 足立区千住仲居町15-1

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旧渡辺甚吉邸(白金甚夢迎賓館)

2017-04-16 | 西洋館
施主の思いのこもった建物は、
現在は、結婚式場として使われていますが、
月に平日の数日ランチ営業があり、予約しました。












訪れている方は、全員女性で私も驚きましたがOZはさらにびっくり。
同じ時間の予約客が多く、お料理の運ばれてくるタイミングは遅め。もう少し、遅いスタートにすればよかった。
この日はあいにく満席で、1階部分はそっと眺めて楽しみました。















藤森照信「建物探偵の冒険」の冒頭に出てくる洋館で、
今和次郎のインテリア・スケッチに描かれたものが、現在も使われています。
シャンデリア、コンセントプレート、ラジエターグリルなどなど。
時を経ても変わらぬ優美な空間が、いまもここに。





竣工 1934年
設計 遠藤健三
所在 東京都港区白金台4-19-10
2016年秋 訪問
※現在は、休業中です。
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雨の土曜日 お花見へ

2017-04-13 | 
雨が上がった土曜の午後。
そうだ、お花見!と 家を出たら
霧雨が降っています。傘を持たずに出たことを気にしつつ
柴又帝釈天に着いた時は、結構な降りに。
駅前のコンビニで、ビニール傘を購入。、


新しく出来た「さくら」の像は、交通安全週間のお仕事をしていました。

雨がだんだんと強くなって。。
山本亭で雨宿り。



元は、カメラ部品製造工場を営んでいた山本栄之助翁の自邸で、
後に葛飾区が管理している 広い庭園を持つ建物です。


長屋門の中のステンドグラス。門番の詰め所でした。
   



庭園は常緑樹で構成されていて、桜の木はありません。雨なので、窓も締め切り。





壁紙が、なにかこう、建物の雰囲気と違うような気がします。



江戸川の土手の桜は、ちょうど見頃。晴れていれば、さぞ賑やかだったでしょうね。
カメは、亀の子たわしで出来ているようです。駅前のお店で見つけました。
久々に柴又に来たら、草餅の吉野家の店舗がとてもきれいになっていてびっくり。
ワイルドな草餅と、かなん亭の豆かんとあんみつをお土産に購入。
日曜日も雨で、がっかりな週末でした。
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blog友だち こりす工房さんのこと

2017-04-04 | その他
今朝いただいたコメント。
悲しいお知らせでした。

  ご無沙汰しています(ピッピ)2017-04-03 09:51:02

  お久しぶりです
  久しぶりの訪問に嫌なお知らせです。
  こりす工房さんが3月27日亡くなられたそうです。
  突然の知らせに私もただただ驚いています。
  また改めて訪問させてもらいます。

すこし前から、体調が悪くブログをお休みしますとの
記事が気になっていましたが、私も 驚きました。
こりすさんとの出会いは、2008年。日光中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘の記事でした。
そしてレース編みの記事に、こりすさんからコメントをいただきました。

パイナップル模様のドイリー



花の形をしたパイナップル模様。
1枚ずつ編んでいきました。
2008.9.13

  はじめまして (こりす工房)2008-09-15 11:30:37
  きゃおきゃおさん、こんにちは。
  私のブログに訪問してくださってありがとうございました。

  レース編もなさるんですね。とても綺麗に出来上がっていますね。写真も素晴らしいですね。
  わたしの趣味も編み物です。レースよりも、どちらかというと毛糸の棒針の方ですが…

  また、遊びに来ますね。
  これからもよろしくお願いします。

ありがとうございます☆ (きゃおきゃお)2008-09-15 20:43:06
こちらこそ、さっそくお訪ねいただきありがとうございます。

ブログを初めて半年が過ぎ、今まで更新するのが精一杯で、他の方のサイトを見る余裕がありませんでした。
好きな場所の検索をして、違った視線を見て感激しています。
こりすさんのHPも、見ましたよ!
編み物は、一時凝ったけど、なにせアバウトな性格ゆえゲージを取るのが苦手…。今は 気ままに編めるレース編みのみです。
どうぞ、宜しくお願いします☆ こんな感じで始まった、おつきあい。



2016年11月、こりすさんから届きました。とても嬉しかったです!!
ますむらひろしが宮沢賢治のルーツを求めて旅した盛岡訪問記。
きちんと仕舞ってあったようで、とてもきれい。

  きゃおきゃお様

  喜んで頂けて嬉しいです。
  仕事で初出張した、盛岡の町で見つけた冊子でした。
  ますむらさんの独特の絵に惹かれて
  手に取ったフリーパーパー、ずっと本棚の中に眠っていました。

  本が出てきたとき、すぐにきゃおきゃおさんを思い出しましたが
  こんな古い本、迷惑かしら・・・
  ずっと考えていました。
  捨てるよりも好きな人へ送った方が良いかしらと思い直して
  送らせていただきました。

一度もお会いしたことはありませんが、
blogをとおして、こりすさんの好きなもの
旅やお花、編み物、そしてお料理など
季節季節の記事を楽しまさせていただきました。
豊かな暮らし って こころから好きなことができる時間を持つことなんですね。
几帳面で、マメで いつも感心していました。


こりすさんの好きだった、バラの花を捧げます。
そして 桜。

さようなら。

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ルポンドシエルビル(大林組旧本店)イケフェス大阪2016 

2017-04-03 | 近代建築
休日特別公開の、3階にある大林組歴史館を訪ねました。



















水辺から望むと、なんと美しいこと~。


ガスビル建築資料映像が、かなり面白かった。
長いので、時間を気にしながら見ていたら、係の方が
PC版で、ダイジェストがあると教えてくれました。
今では 考えられない大工の棟梁の仕事ぶりに目が点に。
これを見てから、ガスビルの見学に行くことをお薦めします。
旧社長室の展示は、椅子に座って記念撮影が可能で、
私も 大林組のハッピを羽織って
デスクに向かう執務風景を撮ってもらいました。残念ながら 写真は。。

設計 大林組
竣工 1926年
所在 大阪府中央区北浜東6-9
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御堂ビル(竹中工務店大阪本店)イケフェス大阪2016 

2017-04-02 | 戦後建築
イケフェスの見学会に参加しました。






外壁のタイルは茶色、灰土の 3系統の濃淡 で 6種類の色調を混ぜて貼られいるのだそうです。




箸作りなどの体験コーナーもありました。大人気!


ロビーの壁一面 大工道具をモチーフとした壁面レリーフ




7階受付ロビー 自然光と照明のハーモニー






屋上緑化にも取り込んでいます。



地下「Tsダイニング」で珈琲のサービス
いたりつくせりの見学会でした。
大切にしているものや、新しい取り組みなど
見学を通して学びました。




設計  竹中工務店(岩本博行)
竣工  1965年
所在地 大阪市中央区本町4-1-13

フリーペーパー「月刊島民」Vol.99が置いてあり、初めて手にしました。

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