とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

GLORY DAYS

2017年04月24日 | 横浜市港北区
  結婚して15年を迎えました。てなわけで今日はシャレオツ(死語?)なお店へ飲みに行くことにいたしました。

  東横線で大倉山へと向かいます。

  

  「キレイになっちゃうわよ」はいいけど“青空立席待合所”は解消されないのだろうか。新装の元住吉駅もホーム上屋は短いし、なにかこだわりがあるのだろうか。

  改札を出て右へ。まずはここも久しぶりです。

   

  店内で座って食すのもいつ以来か。ビの字にモツ焼き(写真)、冷やしトマトに
串物をいくつか。値上げせずに頑張っているけど串は少し小さくなったかな? 国道や元住吉や溝の口に比べればの相対的なものかもしれない。

  ところで向かいの銭湯はシャッターが下りている。定休は土曜だったはずと後で調べたら廃業したらしい。 これで銭湯からこの店へ直行の願望は潰えてしまった。

  入口付近にいる年配の御仁がすっかりご機嫌の様子で、「ここは大倉山でいちばんいい店だからしっかり継いでくれよ~」と。長く続くお店もだんだんと減ってるように思います。

  さて、今日はもう1軒行く予定なので小1時間ほどで退出します。駅方向へ戻り、大倉山公園方面への坂を上って少し、バー「GLORY」の扉をくぐります。

   店舗外観(冒頭写真も)
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  18時の開店を少し回ったくらいに入ると先客ナシ。カウンターの中に凛々しいいでたちの女性バーテンダーさんがひとり。そのカウンターに腰を落ち着けます。

  嫁はんは赤ワイン、拙者はギネスを。初めてのお店ですしスタンダードに入ります。日ごろ赤提灯ばかりでこうした格調高いお店は浮きそうな気もしましたがじゅうぶん落ち着けます。

  

  写真にもあるように、この“蟹の泡”を作らないギネスの注ぎ方、これが拙者はできない。温度などの要因もあるのでしょうがプロの仕事ですね。 もちろん味も。ビールなんてなんでも同じじゃないんですぜこれが。

  はピクルス盛り合わせにカツサンドを。食事メニューもいくらかあり、こういうお店ではお酒は最低2杯というのが“礼儀”だそうですが、ご常連ならお酒と食事で帰るという人もいそう。繁華街ではないのだし、土地に合ったスタイルがあってもいいのではないかな。

  2杯目は、拙者はモスコミュール、嫁はんはシェイカーを振る姿が見たいからとダイキリに。

  ところでなぜこのお店に来ようと思ったか。先月のこと、朝日新聞神奈川地域面「探訪@」欄でこのお店が紹介され、記事についてツイッターで記したら執筆した記者さんからコメントを頂戴しました。また別のフォロワーさんからも推薦されたため、それではと相成ったわけ。

  目の前は何度も通ったことがあるはずなのに全く印象に残っていない。入口が奥まっていることや手前で派手に展開する居酒屋の灯り、なにより夜に通ったことがないから記憶になかっただけなのだろう。

  ちょっといいことがあったらまた来よう。そう思って店を出た。

   

  大倉山駅はホーム上屋の「改修」工事とのこと。「新設」ではないらしい。

  雨や雪だと屋根のある場所に乗降が集中しがちになるから電車遅延の原因になるし、ホームドアという“機械”を雨ざらしにするのも傷みを早めるだけだと思うのだけれど…。

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2 Comments

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トレンデイ (もそもそ)
2017-05-07 02:38:56
ナウなヤングが好むのは、こんなラウンジなのだろうか。周囲のヤングに尋ねてもいささかはっきりしないのだが。
僕はビの字に慣れてしまい、こういう店では鼻毛がかゆくなってきそうである。
やはり僕は、駅前のなんでも屋で買ったパンをもそもそとかじることにしておく。
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おやおや (雲葉)
2017-05-09 14:20:27
もそもそ先生も昔は高松などでバーに入り、旧知と痛飲したなどと著作に記されていたはず。なにをご謙遜を(笑)

この手のお店で魚介の刺身やヤキトリはありそうにないですし、気分で使い分ける選択肢が増えたというのも収穫ですかね。
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