とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

#いちごチャージ #違うそうじゃない

2019年01月15日 | 酔いどれとのさま
  先月24日のこと、1年ぶりに奥沢の「さいとう」へ足を運びました。嫁はんが仕事で帰りがかなり遅くなるため、腹ごしらえにちょっとずつ飲み食いしてこうと思ったわけです。世間は休日でもあり、鶏肉とケーキ食振興組合()の活動日とあってカウンターにご常連が4~5人だけ。テーブル席はついぞ誰ひとり座ることはありませんでした。

   「さいとう」外観
   ここへ来たらサッポロです

  店を出て隣を見ると、なんだか店頭が華やかなお店がある。チラ見しただけなので雑貨屋か美容院でも開店したのかなと思っていた。写真に屋号が写っていたので帰ってから調べると、ほとんど情報がなく自由が丘.netというタウンサイトにかろうじてあった。どうやら12月に開店したばかりの和食の店らしい。

  店の名は「いちご」、ではなく一期一会のほうでしょうかね。(冒頭写真) 思い立ったが吉日、今日は「いちごの日」でもあるらしいので頃やよし(?)、嫁はんと行ってみました。

  暖簾をくぐると手前にテーブル席、奥にカウンターというちょっと珍しいつくり。17時と早めに入ったこともあってか先客はテーブルに2名のみ。奥へと通されます。なんか密会もできそうな雰囲気です。

   左の小鉢はお通し
   本日のメニュー
   ドリンクメニュー、裏に日本酒なども

  どうやら魚介が推しのよう。ところが実をいうと前日にスーパーの値引き品とはいえお刺身あれこれ食べていたので今一つ気分が乗らない。ポテトサラダ、厚焼き玉子、鰺フライと頼む。玉子焼きは野菜が挟まり、鰺フライにはタルタルソースが。でもお好みでとソースが出されたのだが、これがブル〇ッグの中濃なのはともかく市販のボトルそのままで出てきたので面食らう。 タルタルがじゅうぶん美味しいので使わなかったけど望む人がいるのかな?

  スタンドのメニューに「季節の柑橘サワー」とある。今日は八朔らしい。ふだん行ってる店からすると“濃度”がもうひとつと感じてしまうのはどうしようもない。 でも割り材のソーダに雑味を感じず、これはそこそこいいものを使っているのかな。

  ごぼうの醤油漬けに長茄子の揚げ出しと頼む。どれも美味しい。近所にあったら隣とちょっとずつ飲み食いしてのハシゴが定番化しそう。

   宮崎県産という長茄子、かなり太いです

  入居している建物も新築のようで店賃もそこそこいいのか単価は(ふだん行ってる店に比べれば)高めなれど、いい食材を使ってるようで納得できないものではない。ただメニューに消費税と(税別でした)お通しに関する記載はほしいところ。400円+税では、それで気を損ねる人もいるかもしれない。実際にお通しに関するトラブルもあるようなので。(リンク先は「プレジデントオンライン」2017年10月16日付)

  店内禁煙は最近の潮流か、こちらは元から吸わないけどタバコ嫌いの人にはいいだろう。お手洗いは共用かな。そう広くない店なので。あとクレジットカードが使えました。

  隣は大ベテランの焼き鳥屋、こちらは若手が営む新進気鋭のお店、奥沢の街に楽しみが増えました。 次はお刺身もいただいてみようと思うも、毎度のことながらいつになるかな←

  ところでカウンターの上に東北のいちご煮の缶詰が置いてあったのですが、まさか店名の由来はそれ?(いやまさか)

   お店のデータはこちら

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