とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

昨日の今日で

2018年10月02日 | 酔いどれとのさま
  昨日の帰り、下丸子駅前まで来て不意に笑みがこぼれた。なんとも味わい深そうな店を発見してしまったのだ。となれば入らない手はない。嫁はんを誘ってランチと洒落こみました。

  “目蒲線”下丸子駅を出て右へ。蒲田行きから降りたなら踏切を渡りますがどっちみち右です。ほぼ駅の隣なのですぐに現れます。(冒頭写真

   もはや風格すら漂うショウケース

  店の名は「喜楽亭」、気楽に入っていいものかという雰囲気ですが何も考えず踏み込みます。

  扉を開けると先客ナシ、年配の男性店主さんがタバコをふかして寛いでました。席に着くとおススメはメンチカツとチキンカツだと言われる。それも魅力的だがオムライスが食べたかった。なのでカツはそれぞれ定食ではなく単品で、そしてオムライスをひとつ、せっかくなのでビの字も。アテにミックスナッツが付いてきました。

   メニュー
   サイドB
   グループ席
   チキンカツ
   オムライス

  オムライスにはサラダとスープが付くようですが、店主さんスープをふたつ出してくださいました。

  さすがおススメだけあってカツはうまい。イマドキ風に言うなら柔らかくてジューシーですかね。(あまり好きな表現ではない) オムライスは何かのコンセプトカフェではないのでなんて書かれませんし“おまじない”の類いもありません。

  でもオムライスなんぞ何年ぶりに食べたろう。家で作るにも手間ですし。そもそも東京のベッドタウンには「洋食屋さん」自体があまりないような。あってもデミグラスやらカレーなんてかけなくていい。ケチャップだけの単純オムライスはもはや珍しい存在なのだろうか。

(閑話休題)
  お酒はビの字のほかに何があるのか定かではありませんが、一品料理もあるようなのでいつか夜にも訪れてみたいものです。ショウケースのとおりだとウヰスキーや日本酒もあるんですかね? でも踏切や電車の音をBGMに一献というのはノスタルジックかもしれません。

  
  
  

  帰りはこれが来ました。(多摩川園駅にて撮影) 東急線からの撤退が決まり、ここでの活躍もあと僅かです。でも譲渡先ではあと30年使う予定だとか。一部では鉄道会社と車輌とどっちが長持ちするかのチキンレースかよとの声も聞かれます(不穏当

  でも本当にあと30年使ったら車齢は80年を超えます。床下機器は交換されているとはいえ車体はほぼ製造時のまま。某鉄道会社がかつて「価格半分、寿命半分」と謳い“走るンです”と揶揄された車輌に対する反駁なんでしょうかね?

  今日も暑かったですね
  

  1000系の未更新車もドア上に電光掲示板やドアチャイムの設置工事が施工されているようです。

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