とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

川崎通いにくい居酒屋

2018年10月16日 | 酔いどれとのさま
  思うところあって🏮赤提灯の新規開拓をしばらく凍結しようと思っていた。

  さりとて通りかかって気になっていながら足を運べずにいた店まで“無縁”にしてしまうのも忍びない。そんな1軒、高津区野川の「まきちゃん」へ向かいます。嫁はんも一緒です。

  武蔵中原駅からバス鷺02系統に揺られ20分ほど、横浜市都筑区との境に近い「妙法寺下」で降りて目の前です。(冒頭写真

   場所はこちら

  地図調査時代から幾度となく前をバスや自転車で通り過ぎていながら、入る機会がありませんでした。暖簾をくぐると先客ナシ。二代目らしき中年の男性店主さんが驚いたような顔でこちらを見ます。 「二代目らしき」と書いたのは、大女将と思しき年配女性の姿があったからで、どうやら家族経営のよう。壁にはキリンビールの受講終了証が飾られてます。

   ドリンクメニュー

  店内はカウンターと掘り炬燵式の小上りがありカウンターに落ち着きます。それでは生(550円)を1杯、嫁はんはレモンサワー(400円)に。ビの字はさすが雑味がなくうまい。

   ビの字とお通し

  お通しは五目豆腐。醤油をかけてと言われ、仰せのとおりに。料理はピリ辛やさい炒め(550円)、焼きナス(400円)、ジャンボメンチカツ(700円)を。するとどれも値段から信じられない量が出され、嫁はんがいてよかった。一人だったら(若いころならともかく)食べきれなかったろう。

  しばししてご近所の常連さんが現れ、店の人と世間話が始まる。テレビが点いておりこちらはこちらでちびちびと。キリンラガー中瓶(500円)をいただくと、やはりというか生の美味しさが際立つ。

  料理はいろいろあるも串焼きはなく、家庭料理が中心のよう。でも煮物は見当たらないような。冬になったら出てくるのかな?

  お刺身も何種類かあり、サンマの文字も見えるが失礼ながら国道ほどの期待が望めるかどうか。貝柱(800円)にしてみる。

   貝柱の刺身

  写真のようにけっこうな厚みがある。食感からホタテではなさそうでタイラ貝だろうか。聞くのを忘れてしまった。 でもこれまたなかなかうまい。

  お腹がくちくなってきたので退出する。お値段納得ではないかな。

  さてここの最寄り駅はというと横浜市営緑線の東山田ではないかと思うけれど、そことを結ぶ杉06系統は店が開くころには途中の道中坂下折り返しになってしまう。となると小杉、中原、鷺沼からバスしかない。(新城、溝の口は本数少) 気軽にふらっととはいきませんが隠れ家のような利用法もいいかもしれません。駅からは離れていても、意外や野川は居酒屋の宝庫ではなかろうか。

  なお🚻お手洗いは共用、和式に洋式便座のアタッチメントを取り付けています。

  そういえば定休日も聞き忘れました。10年前のネット情報だと水曜定休とありますが変わってないのかな?

最新の画像もっと見る

post a comment