とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

虚構新聞とアボーンインフォメーション

2012年08月27日 | 新聞×読み
  8月23日付朝日新聞「ニュース圏外」欄に、「何か変、読むと…ネットの『虚構新聞』」という記事が掲載された。

  元になったのはその名も虚構新聞(http://kyoko-np.net/)というパロディサイトですが、この手の風刺は特に目新しいこともありません。当方も当えにっき内でアボーンインフォメーションというカテゴリーを作ってますし、その前身となる、所属していたサークル機関誌での企画(同じサークル仲間との共同製作)は1995年春から始まりました。

  その第1回の1面はというと、当時、小田急小田原線相武台前駅前に「JAL」というパチンコ店が開業、ロゴも航空会社そっくりだったため、店の写真入りで

  
日本航空パチンコ業界進出

  というものでした。(末尾に小さく「か」と入るのはお約束)

  ちなみにその店はというと、本家から苦情でも入ったのか(当然でしょう)あっという間に別の名前に変わりました。

  話を戻して、朝日記事によると、その虚構紙のとある記事がネット上で大反響を呼んだらしい。内容が嘘か真実かを問う前に、タイトルに“虚構”=フィクションとあるのだから分かりそうなものだろう、と考えるのは今の時代、甘いのかな。ポータルサイトを通じて配信されるニュースには接していても、記事の本質を読み解く力がついてこないのでしょうか。

  拙者のほうはというと、記事をアップするとアクセス数は上昇するものの、苦情を受けたことはありません。近ごろは新ネタも滞ってますけど、いまひとつ納得できる仕上がりにならないんです。

  今なら「小大閣諸島に『24時間テレビ』のロゴ。寄付金で購入か」というのもタイムリーでしょうか。

  当方は特に虚構紙など他紙と張り合う考えはありません。同じ題材で全く違う出来上がりなら楽しいのではないでしょうか。

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