グループC
<アルゼンチン・9大会連続14回目>
システムは固定していないが、おそらく3-5-2の布陣で初戦を迎えるのでは。リケルメを中心とした攻撃的なサッカーは世界最強とも言われるが、前回大会は今回同様の前評判でGL敗退という散々な結果だった。再び『死のグループ』に入ってしまったが、ペケルマン監督の戦術がチームによく浸透しており、油断さえなければGL突破は確実だろうか。
☆院長の注目選手☆
・リケルメ⑩~前回大会は当時のピエルサ監督の戦術的理由で召集されず、意外にも今回が初めてのW杯となる。現在のアルゼンチン最高の司令塔と賞賛され、伝統の背番号10を受け継いだ。決定力のあるFKも武器。
・メッシ⑲~19歳の天才FW。スピードに乗った華麗なドリブル突破は強力なオプションで、そのプレースタイルは母国の英雄・マラドーナを彷彿させる。所属チームのバルセロナ、それに代表でも後半途中からの起用が多い。今大会から設定された「ベストヤングプレーヤー賞」の最有力候補のひとり。
<コートジボワール・初出場>
攻守のバランスを取るために4-1-3-2のシステムを採用。アフリカ予選では強豪カメルーンに僅差で上回って本大会出場を決め、今年開催されたアフリカ・ネーションズカップでは準優勝。W杯本大会は初出場だが、実力は相当高い。欧州で活躍する選手が多いためか、チーム全員の戦術理解も統一されており、身体能力を生かしたアフリカンサッカーを軸としつつも90分間全員で走り回るという、アフリカのチームらしからぬ組織的な近代サッカーをする。ドログバひとりに注目が集まっているが、彼ひとりに頼るのではなく、実は緻密で組織的なサッカーをするのが特徴。
☆院長の注目選手☆
・ドログバ⑪~幼い頃にフランスへ移住したためフランス代表への打診もあったが、両親の母国であるコートジボワールの代表入りを果たす。チームの絶対的エースで主将も任されている。正確で強烈なシュートを放つ万能型FW。
・コロ・トゥーレ④~プレミアリーグの名門・アーセナルに所属するCB。若い頃から1対1での強さには定評があったが、アーセナルで経験を積んで激しいあたりにも負けないフィジカルを身につけた結果、アフリカを代表するDFに成長。MFのヤヤ・トゥーレは実弟。
<セルビア・モンテネグロ・2大会ぶり10回目(ユーゴスラビアでの出場を含む)>
4-1-3-2の攻撃的なシステム。スタンコビッチ、ジョルジェビッチ、コロマン、ドゥリャイの4人が中盤で素早くプレスをかけ、ボールを奪うと即前線へ攻め込むというのが得点パターン。良くも悪くも試合結果は中盤の出来にかかっていると言える。国家としてモンテネグロの独立が決定的となり、この国名での出場は最後になるはず。優秀な選手が少ないモンテネグロ人にとっては自国出場の最後のワールドカップになる可能性が大きい。
☆院長の注目選手☆
・スタンコビッチ⑩~ゴールを狙える攻撃的MF。スペースを見つければそこにパスを出したり自らが走り込み、チームの決定期を演出する。ボールキープやシュート技術、ポジショニング能力は非常に高いが、気性が荒いのが欠点。
・ドゥリャイ④~典型的なボランチ。守備的MFの位置でボールを奪い、90分間に渡って前線へ攻撃の起点となるパスを供給し続ける。目立たない仕事振りはテクニシャンぞろいのチームでは地味な存在だが、チームに絶対欠かせない選手である。
<オランダ・2大会ぶり8回目>
オランダは以前からシステムに固執する傾向にある。そのためシステムにマッチせず召集されない優秀な選手も多く、他の国なら間違いなくエースストライカーとして召集されるであろうブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘン所属のFWマカーイには当然の如く声がかからなかった。それだけ選手層が厚い証拠かも知れないが・・・。
現代表チームも伝統的に採用している4-3-3のシステムで攻撃的なサッカーを展開。サイドからのクロス、中央突破、ファンニステルローイのポストプレー等、様々な攻撃バリエーションを有し、そのどれもが強くて早い。決して経験豊富とは言えないDF陣が不安材料だが、それを差し引いても優勝候補に挙げられるチーム。
☆院長の注目選手☆
・ファン・デル・サール①~長期に渡りオランダの正GKを勤める経験豊富な選手。DF陣の経験不足を補う働きでヨーロッパ予選突破に大きく貢献。
・ファン・ニステルローイ⑨~高い得点力が魅力で、ゴールへの嗅覚に優れたセンターフォワード。キープ力を生かしたポストプレーやトラップからのシュートはもちろん、ワンタッチプレーも正確。どこからでもゴールを狙える驚異的なゴールハンター。
<GLの展望>
「死のグループ」といわれるが、アルゼンチンとオランダのGL突破はまず間違いなし。コートジボワールはなぜか組織的なチームに相性が悪く、残念ながら3連敗と予想。セルビア・モンテネグロはアルゼンチンやオランダに比べ地力に劣るだろうか。
〔院長の予想順位〕
1.アルゼンチン
2.オランダ
―――――――――――
3.セルビア・モンテネグロ
4.コートジボワール
<アルゼンチン・9大会連続14回目>
システムは固定していないが、おそらく3-5-2の布陣で初戦を迎えるのでは。リケルメを中心とした攻撃的なサッカーは世界最強とも言われるが、前回大会は今回同様の前評判でGL敗退という散々な結果だった。再び『死のグループ』に入ってしまったが、ペケルマン監督の戦術がチームによく浸透しており、油断さえなければGL突破は確実だろうか。
☆院長の注目選手☆
・リケルメ⑩~前回大会は当時のピエルサ監督の戦術的理由で召集されず、意外にも今回が初めてのW杯となる。現在のアルゼンチン最高の司令塔と賞賛され、伝統の背番号10を受け継いだ。決定力のあるFKも武器。
・メッシ⑲~19歳の天才FW。スピードに乗った華麗なドリブル突破は強力なオプションで、そのプレースタイルは母国の英雄・マラドーナを彷彿させる。所属チームのバルセロナ、それに代表でも後半途中からの起用が多い。今大会から設定された「ベストヤングプレーヤー賞」の最有力候補のひとり。
<コートジボワール・初出場>
攻守のバランスを取るために4-1-3-2のシステムを採用。アフリカ予選では強豪カメルーンに僅差で上回って本大会出場を決め、今年開催されたアフリカ・ネーションズカップでは準優勝。W杯本大会は初出場だが、実力は相当高い。欧州で活躍する選手が多いためか、チーム全員の戦術理解も統一されており、身体能力を生かしたアフリカンサッカーを軸としつつも90分間全員で走り回るという、アフリカのチームらしからぬ組織的な近代サッカーをする。ドログバひとりに注目が集まっているが、彼ひとりに頼るのではなく、実は緻密で組織的なサッカーをするのが特徴。
☆院長の注目選手☆
・ドログバ⑪~幼い頃にフランスへ移住したためフランス代表への打診もあったが、両親の母国であるコートジボワールの代表入りを果たす。チームの絶対的エースで主将も任されている。正確で強烈なシュートを放つ万能型FW。
・コロ・トゥーレ④~プレミアリーグの名門・アーセナルに所属するCB。若い頃から1対1での強さには定評があったが、アーセナルで経験を積んで激しいあたりにも負けないフィジカルを身につけた結果、アフリカを代表するDFに成長。MFのヤヤ・トゥーレは実弟。
<セルビア・モンテネグロ・2大会ぶり10回目(ユーゴスラビアでの出場を含む)>
4-1-3-2の攻撃的なシステム。スタンコビッチ、ジョルジェビッチ、コロマン、ドゥリャイの4人が中盤で素早くプレスをかけ、ボールを奪うと即前線へ攻め込むというのが得点パターン。良くも悪くも試合結果は中盤の出来にかかっていると言える。国家としてモンテネグロの独立が決定的となり、この国名での出場は最後になるはず。優秀な選手が少ないモンテネグロ人にとっては自国出場の最後のワールドカップになる可能性が大きい。
☆院長の注目選手☆
・スタンコビッチ⑩~ゴールを狙える攻撃的MF。スペースを見つければそこにパスを出したり自らが走り込み、チームの決定期を演出する。ボールキープやシュート技術、ポジショニング能力は非常に高いが、気性が荒いのが欠点。
・ドゥリャイ④~典型的なボランチ。守備的MFの位置でボールを奪い、90分間に渡って前線へ攻撃の起点となるパスを供給し続ける。目立たない仕事振りはテクニシャンぞろいのチームでは地味な存在だが、チームに絶対欠かせない選手である。
<オランダ・2大会ぶり8回目>
オランダは以前からシステムに固執する傾向にある。そのためシステムにマッチせず召集されない優秀な選手も多く、他の国なら間違いなくエースストライカーとして召集されるであろうブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘン所属のFWマカーイには当然の如く声がかからなかった。それだけ選手層が厚い証拠かも知れないが・・・。
現代表チームも伝統的に採用している4-3-3のシステムで攻撃的なサッカーを展開。サイドからのクロス、中央突破、ファンニステルローイのポストプレー等、様々な攻撃バリエーションを有し、そのどれもが強くて早い。決して経験豊富とは言えないDF陣が不安材料だが、それを差し引いても優勝候補に挙げられるチーム。
☆院長の注目選手☆
・ファン・デル・サール①~長期に渡りオランダの正GKを勤める経験豊富な選手。DF陣の経験不足を補う働きでヨーロッパ予選突破に大きく貢献。
・ファン・ニステルローイ⑨~高い得点力が魅力で、ゴールへの嗅覚に優れたセンターフォワード。キープ力を生かしたポストプレーやトラップからのシュートはもちろん、ワンタッチプレーも正確。どこからでもゴールを狙える驚異的なゴールハンター。
<GLの展望>
「死のグループ」といわれるが、アルゼンチンとオランダのGL突破はまず間違いなし。コートジボワールはなぜか組織的なチームに相性が悪く、残念ながら3連敗と予想。セルビア・モンテネグロはアルゼンチンやオランダに比べ地力に劣るだろうか。
〔院長の予想順位〕
1.アルゼンチン
2.オランダ
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3.セルビア・モンテネグロ
4.コートジボワール
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