今シーズンも残りあと3試合。昇格も降格もなくなった今、何をモチベーションにして戦うかというのが非常に難しい状況ですけれど、栃木SCというクラブの誇りを胸に、選手や監督、サポーターはシーズンが終わるまで全力で戦うべきだと思います。
とにかくひとつでも多くゴールを奪い、ひとつでも多くの勝ち星を積み重ねてシーズンの最後を締めくくりたいものです。
どうもこんばんは、院長でございます。
我らが栃木SCのJ2昇格同期生である富山と岡山。残念ながら富山は先日J3降格が決まり、我々も下位に沈み苦戦中です。そんな中、岡山はプレーオフ争い真っ只中。他の2クラブはずいぶん差をつけられてしまった印象です。
どうして岡山はここまで地力のあるクラブに成長したのでしょうか?
岡山はJ2初年度の09シーズンは18チーム中最下位。2年目の10シーズンも19チーム中17位と低迷しておりました。しかしその間、クラブはしっかり集客やスポンサー集めに尽力し、県サッカー協会とサポーター有志はインフラ整備のための署名活動を実行。その結果、kankoスタジアムのスタグルメ(ファジフーズ)は素晴らしい充実度を誇るものとなり、観客動員数も陸スタながら昨季は18万人を超える安定した集客力のコンテンツへと成長。今季も昨季と同等の伸び率を示しています。昨年2月には専用練習場とクラブハウスが完成し、設備の充実が優良選手の獲得につながるという好循環を生み出しました。順位もここ数年は中位に定着し、プレーオフまであと一歩というシーズンが続いています。
一方、栃木はとにかく人件費にお金をかけ、集客やスタジアム環境の改善、常設練習場やクラブハウスの確保という細かな部分がおろそかになっていた感が否めません。岡山は我々とは真逆の手法でクラブを強化し、J1に手が届くところまで毎年着実に力を付けて来たように感じます。
岡山も栃木も、どちらもクラブの強化のために今まで懸命にがんばって来ました。そこはもちろん理解していますし、栃木のやり方も間違いではないと思っています。ただ、栃木の手法では昇格を逃すと何も残りませんでした。
クラブとしての姿勢は成績という結果を残している岡山の手法が正しかったんじゃないかと、今の順位を見てそう思っています。
そして岡山を語る上では無視できないのが木村社長。クラブの社長が試合前にビラを配り、座席を雑巾で拭く。こういう気遣いができる人が影響力のあるクラブのトップにいるというのが岡山のフロントの強みだと感じます。
栃木の水沼社長は経営のプロです。そこはリスペクトしていますが、サポーターとの距離をもっと縮められればより信頼される社長になれるのになぁと、現場での水沼社長を見ていてそんな事を思います。
『コレオグラフィー実施の御礼』(ファジアーノ岡山公式)
栃木SCというクラブからは、こういう発信はなかなかありませんよね。ちょっとした気遣いですが、こういう部分がファン、サポーターの信頼を得るきっかけになっているはずです。
栃木の良さを前面に出すのも大切ですが、それにこだわり過ぎず、他クラブの良い所はどんどん真似をして欲しいです。
とにかくひとつでも多くゴールを奪い、ひとつでも多くの勝ち星を積み重ねてシーズンの最後を締めくくりたいものです。
どうもこんばんは、院長でございます。
我らが栃木SCのJ2昇格同期生である富山と岡山。残念ながら富山は先日J3降格が決まり、我々も下位に沈み苦戦中です。そんな中、岡山はプレーオフ争い真っ只中。他の2クラブはずいぶん差をつけられてしまった印象です。
どうして岡山はここまで地力のあるクラブに成長したのでしょうか?
岡山はJ2初年度の09シーズンは18チーム中最下位。2年目の10シーズンも19チーム中17位と低迷しておりました。しかしその間、クラブはしっかり集客やスポンサー集めに尽力し、県サッカー協会とサポーター有志はインフラ整備のための署名活動を実行。その結果、kankoスタジアムのスタグルメ(ファジフーズ)は素晴らしい充実度を誇るものとなり、観客動員数も陸スタながら昨季は18万人を超える安定した集客力のコンテンツへと成長。今季も昨季と同等の伸び率を示しています。昨年2月には専用練習場とクラブハウスが完成し、設備の充実が優良選手の獲得につながるという好循環を生み出しました。順位もここ数年は中位に定着し、プレーオフまであと一歩というシーズンが続いています。
一方、栃木はとにかく人件費にお金をかけ、集客やスタジアム環境の改善、常設練習場やクラブハウスの確保という細かな部分がおろそかになっていた感が否めません。岡山は我々とは真逆の手法でクラブを強化し、J1に手が届くところまで毎年着実に力を付けて来たように感じます。
岡山も栃木も、どちらもクラブの強化のために今まで懸命にがんばって来ました。そこはもちろん理解していますし、栃木のやり方も間違いではないと思っています。ただ、栃木の手法では昇格を逃すと何も残りませんでした。
クラブとしての姿勢は成績という結果を残している岡山の手法が正しかったんじゃないかと、今の順位を見てそう思っています。
そして岡山を語る上では無視できないのが木村社長。クラブの社長が試合前にビラを配り、座席を雑巾で拭く。こういう気遣いができる人が影響力のあるクラブのトップにいるというのが岡山のフロントの強みだと感じます。
栃木の水沼社長は経営のプロです。そこはリスペクトしていますが、サポーターとの距離をもっと縮められればより信頼される社長になれるのになぁと、現場での水沼社長を見ていてそんな事を思います。
『コレオグラフィー実施の御礼』(ファジアーノ岡山公式)
栃木SCというクラブからは、こういう発信はなかなかありませんよね。ちょっとした気遣いですが、こういう部分がファン、サポーターの信頼を得るきっかけになっているはずです。
栃木の良さを前面に出すのも大切ですが、それにこだわり過ぎず、他クラブの良い所はどんどん真似をして欲しいです。
うちに残ったのは、「プロサッカーはそんなに甘くない」という現実でしょうか…。
水沼社長ですが、先日のサポカン議事録を読んだところ「(サポもスタッフも)専用スタジアムが理想だと思っている」とのコメント。こちらの声を理解してくれてるんだなーと思いました。
今は栃木SCのために身を粉にしてくれてると思いますよ。
水沼社長は経営面に関しては本当によくがんばっていただいていると思っています。
サッカークラブの社長は経営面だけではなくクラブの顔としての一面もありますから、営業面でも顔の見える活動をしていただきたいと願っています。
サポーターの愛される社長になれれば、クラブにとってよりプラスになると考えています。