悔しい・・・

落ち着け。

落ち着け、栃木県民。

66分の稲葉選手のゴールで勝った気になってました。
多くの方が私と同じ心境になった事と思われます。
しかし、それが大きな間違いでした・・・。

リードしても追い付かれる試合展開、甲府戦と鳥栖戦で経験してました。今日もあのパターン。いや、逆転を許したんだからそれ以上に落ち込むゲームでした。
2点先行まではプラン通り。札幌の攻撃を封じ、後半に訪れた自分たちの時間帯にしっかり2ゴール。ここまではほぼ完ぺきな試合運びだったと言っても過言ではないでしょう。

これでゲームを終わらせるはずでした。

川上選手が足を攣らせてしまい、本職のCBをベンチに入れていなかった栃木は急遽栗原選手を投入し、ボランチの落合選手が最終ラインへ。落合選手のCBはTMでは試していますが、公式戦ではおそらく初めてです。
これが裏目に出て、1点を返された後に右からのクロスに中央で合わされる事2回。きれいにゴールを許してしまいました。
J初出場となった川上選手、ハイボールに対しては特にいい働きをしていただけに、足が攣るというトラブルでピッチを去る事になるというのは非常に残念です。ペース配分を考える余裕すらないほどに気合が空回りしてしまったのでしょうか・・・。まぁこれもいい経験になったかな。彼は栃木の将来を背負って立つ人材ですからね。

負けはしましたが、昨年までJ1にいた札幌をギリギリのところまで追い詰められたという点は評価していいでしょう。疲労が溜まっていた選手を休ませる事ができたのも、次節の横浜FC戦を考えれば明るい材料です。

今日の敗戦は本当に悔しい。でも、控えの選手達がしっかり仕事をしてくれた、長丁場のJ2を戦い抜くための新しい戦力を確かめる事ができたというのは大きな収穫です。
ここはあえて前を向こう！！下を向くな！！いいゲームだったよ。

サポの皆様、札幌遠征お疲れ様でした。1万5千人相手だとさすがに栃木のチャントは聞こえませんでしたが、懸命に後押ししている姿はしっかり確認しましたよ。
お帰りお気をつけて。