来季J1ライセンスは通ったものの・・・

本日Ｊリーグから来季のＪリーグライセンスに関するリリースがございました。
我らが栃木ＳＣには一応、来季のＪ１ライセンスが交付されました。
しかし、Ｊリーグの全40クラブ中、おそらく最低レベルの評価だった事がわかります。

『２０１４シーズン　Ｊリーグクラブライセンス　交付判定　発表について 』（栃木SC公式）

『クラブライセンス交付第一審機関（ＦＩＢ）による　２０１４シーズン　Ｊリーグクラブライセンスの交付について』（Jリーグ公式）

『申請クラブ審査状況に更新がありました』（J3準備室特設サイト）

昨季の無理がたたってついに債務超過にまで陥ってしまった栃木。
身の丈に見合った経営が出来ていない現状。これはＪリーグとしては一番警戒していた事態です。
ニッカンスポーツにこんな記事がありました。

『Ｊ２群馬、愛媛、長崎にＪ１ライセンス』（ニッカンスポーツ）

>クラブライセンスマネジャーの大河正明Ｊリーグ理事は
>「栃木は昨季、Ｊ１に上がりたいが故に身の丈以上の投資をして戦力補強したが、
>昇格を逃して債務超過に陥った。Ｊリーグとしても良くないケースとしている。
>栃木が新しく債務超過に陥ったのは、すごく心配している」と明言した。

来年はライセンス審査猶予期間の最終年。来季までに債務超過状態から脱却できなければ、我々のクラブはＪＦＬ、もしくは地域リーグに強制降格となります。スタジアム基準がどうとか、もうそういう事を言ってる場合ではない状況になって参りました。
もちろん、今のメンバーには全員クラブに残って欲しいです。でも現実的には高年俸の主力は全員放出、複数年契約の選手は売れるところに売って少しでもクラブにお金を入れるという動きがあって然るべき状況です。
当然、今季Ｊ１に上がれなかった場合、来季以降はしばらく、口が裂けても「Ｊ１昇格」なんて言えないです。Ｊ１にいても、Ｊ２にいても、来季の目標は「落ちない事」。財務状況がこの有様ですし、もう来季の編成に限ってはどんなメンバー構成になっても文句は言えないです。昔を思い出して健全経営を心がけて欲しいです。