昨日のインドネシア戦は3-1勝利。最後のロングスローからの失点がなければもっと評価できる内容でしたけどね・・・。いつぞや青森山田さんのロングスローに対して「高校生レベルだから通用する戦術」「高いレベルでは通用しない」と散々バカにしていた皆様は、日本代表がロングスローで失点したことに対して何かコメント出すべきだと思いますよ(・∀・)
それはさておき。
日本の先制ゴールに繋がるPKを与えてしまったインドネシアのキャプテン#4ジョルディ・アマト選手が試合終盤、上田選手の頬を叩いていたと騒がれている様子ですけど・・・。
いやいや、映像をよく観てください、全然強く叩いてないから!上田選手が大袈裟に倒れただけで、あいさつ程度に頬を軽くペンペンしただけに見えましたよ。これで彼を責めるのはちょっとかわいそうですし、試合開始直後にPKくれたんだからいいじゃないですか(;^^)
さて。
昨日対戦したインドネシア代表には実に8人もの帰化選手が在籍しており、アンダー世代のスペイン代表やオランダ代表歴のある選手もいます。件のジョルディ・アマト選手もそのひとりで、出身はスペインのカタルーニャ地方。U21スペイン代表歴があり、ニックネームは「プリンス」なのだとか。
お婆様がインドネシア人だったことが帰化するきっかけになったらしいのですが、お婆様はインドネシア北スラウェシ州にかつて存在したシアウ王国の王女で、曾お爺様が国王だったという血筋なのだそうです。つまり、その末裔であるアマト選手は本物の「プリンス」らしく、2022年にはパンゲラン(王子)の称号を与えられているのだとか。
王族家系の選手は他にもいます。今大会は予選敗退で不在ですが、チョンブリーFC所属でブルネイ代表主将のファイク・ボルキア選手はブルネイ国王の甥。ふたりとも特別扱いされることなく、一サッカー選手として実力で勝負しているのところにとても好感が持てます。かつてセリエAでもプレーしたシリアのカダフィ大佐の息子、アル・サーディ・アル・カダフィ氏とは大違いです(;^^)
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