工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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キャンプ中のチーム内で新型コロナウイルス感染者が発生

2022年01月28日 19時46分04秒 | サッカー馬鹿
つくばFCレディースにバニーズ群馬FCホワイトスターさんから新加入選手です。栃木県出身、河内SCジュベニール→宇都宮文星という経歴の松田選手。ようこそつくばへ!



我が家の娘#15がジュベニールでお世話になっていたのが小学5年生のちょうど今頃・・・8年前までですから、残念ながら在籍期間は重なりませんが、栃木県出身というだけで何となく親しみを感じてしまいます(笑)。昨季の1部昇格を経験している松田選手(4試合1ゴール)、今季はつくばFCでの活躍をよろしくお願いしますね!



こんばんは、院長でございます。



大変残念なニュースがございました。宮崎キャンプ中の栃木SC選手のひとりが新型コロナウイルス陽性の疑いがあることが判明したそうです。



オミクロン株の発症は感染から早ければ3日、遅くとも6日程度というのが定説です。チームは24日からキャンプイン。練習以外は原則個室に滞在して外出も一切していないはずですから、もし仮に27日発症、同日検査で陽性が判明したとすれば、21日から23日の期間内で感染していた可能性が高いように思います。
濃厚接触者の定義をおさらいしておきます。発症2日前からの接触があり、以下に該当する場合は濃厚接触者と定義されます。

・患者と同居あるいは長時間の接触(車内・航空機内等を含む)があった者
・適切な感染防護(マスクの着用など)なしに患者を診察、看護もしくは介護をした者
・患者の気道分泌液もしくは体液などの汚染物に直接触れた可能性のある者
・その他:手で触れることのできる距離(1メートル)で、必要な感染予防策なしで患者と15分以上の接触のあった者

チーム内で濃厚接触者と認定される選手やスタッフが出るかどうかは何とも言えませんが、もし仮に複数の濃厚接触者が認定されたり、今後発症者が出たりした場合は、キャンプの打ち切りも検討すべきかと思います。
開幕まではまだ3週間ほどあります。一旦練習が中断したとしてもまだまだ十分取り返しが効く時期ですし、何よりも選手の健康が第一。万が一の際には躊躇うことなく、チーム活動の停止も視野に入れた判断をしていただきたいです。
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スタジアム裁判の行方

2022年01月28日 14時43分09秒 | サッカー馬鹿
つくばFCレディースの鈴木選手が今季からなでしこリーグ2部で戦うヴィアティン三重レディースさんへ移籍するそうです。



昨季つくばFCレディースへ加入した鈴木選手でしたが、第3節でベンチ入りしたのみで出場機会がありませんでした。おそらくは互いに2部残留を争うであろうライバルチームへの移籍です。来季はピッチ上で再会できることを願っています!



さて、栃木シティFCさんが2月5日(土)に入場無料の有観客でクリアソン新宿さんとトレーニングマッチを開催するそうです。Jクラブから移籍したり、元栃木の選手達が在籍していたり、両チームとも何かと話題のクラブです。サッカーに飢えている方はぜひどうぞ。



会場は栃木シティさんのホームスタジアムであるシティフットボールステーション。栃木市岩舟総合運動公園内に建設されたフットボール専用スタジアムですなのですが、2年前の建設の際、公益性を理由に市長裁量で栃木市との間で完成後の固定資産税と公園使用料を最大10年間全額免除する内容の覚書を交わしておりました。

建設中のサッカースタジアム、栃木市が固定資産税免除の覚書「条例逸脱」との指摘も | 毎日新聞

 サッカー関東1部リーグ「栃木シティフットボールクラブ」の親会社が栃木市岩舟総合運動公園に建設中のサッカースタジアムを巡り、同市が完成後の固...

毎日新聞

 


これに対し、固定資産税などの免除は違法として栃木市民が栃木市を訴えるという事案が発生。昨日宇都宮地方裁判所でその裁判の判決が下されました。
結論から言えば、栃木市の違法性を確認し、市に免除の差し止めを命じるなどの判決となりました。住民側の全面勝訴です。

民間スタジアムの税など免除 栃木市に差し止め命じる判決|NHK 栃木県のニュース

栃木市の運動公園の敷地内に、民間企業が建設したサッカースタジアムを巡って、市が固定資産税などを免除したことは違法だとして市民が市を相手取っ…

NHK NEWS WEB

 


「固定資産税の免除を相当とする強い公益性があるとは到底認められない」「使用料の免除も公益上の特別な理由があるとは認められない」という判決理由。確かにシティフットボールステーションは栃木シティの株主である日本理化工業所が全額負担しており、運営や管理も株式会社THE TOCHIGI CITY UNITEDが行う完全な民営会社で、使用に関しても栃木シティ関連以外はほとんど実績がありません。

https://tochigi-city.com/watching/stadium/

公益性はほぼ皆無とも言える施設なだけに、固定資産税や土地の使用料の免除には疑問が残るという訴えも理解できます。ただ、クラブ側と栃木市(市長)の間で交わした確約があるのも確かです。解決には時間がかかるとは思いますが、公益事業の計画を見直し、栃木市民にアピールし続けることで司法の判断を仰ぐしかないと思います。



大栗社長は「有益になる事を祈る」とコメントしていますが、そうではなく、自らアクションを起こして有益なスタジアムにすることが求められているのだと思いますよ。

このスタジアムに関しては完成後に近隣住民から騒音等に対する不満や抗議の声が上がったこともありました。

サッカー場周辺 光害、騒音 栃木市「会社側に対応求める」 /栃木 | 毎日新聞

 サッカー関東1部リーグ・栃木シティフットボールクラブの親会社が栃木市岩舟総合運動公園に建設したサッカースタジアムを巡り、周辺住民が試合開催...

毎日新聞

 


そもそも論ですけど、根回しが十分ではなかった点では見通しが甘かったと言わざるを得ません。こういう細かいことの積み重ねが現状に至るひとつの要因であるような気がします。
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