今季も大苦戦のBULLSフットボールクラブ

Xリーグは先日で今シーズンのレギュラーシーズンが終了し、X1で戦う18チームの最終順位が確定しました。
我らがBULLSフットボールクラブもレギュラーシーズン6試合を戦い終えました。今シーズンからスポナビライブでの一部試合ライブ配信＆全試合ダイジェスト映像配信が開始されました。BULLSの試合も3試合がライブ配信されました。これには非常に助かっています。

第1節　ノジマ相模原 84-0 BULLS



第2節　オール三菱 36-7 BULLS



第3節　明治安田 29-20 BULLS



第4節　ホークアイ 10-9 BULLS



第5節　BULLS 16-23 富士ゼロックス



第6節　警視庁 21-11 BULLS



というわけで、今シーズンのBULLSフットボールクラブはX1参入後初めてのレギュラーシーズン全敗という散々な結果に終わってしまいました。




Xリーグのレギュレーションはかなり複雑です。

前年の成績により事前に『SUPER9（上位カンファレンス）』と『BATTLE9（下位カンファレンス）』に9チームずつ分けられています。その状態から力の差が大きくならない組み合わせが考慮され、レギュラーシーズンでは18チーム中6チームと対戦します。
チームによって対戦チームが違いますからレギュラーシーズンだけでは優勝は決まりません。優勝を争うポストシーズンに進出できるのはSUPER9の上位8チームとBATTLE9の上位2チーム、計10チームです。
レギュラーシーズンの成績順で対戦カードが決まり、ポストシーズンはトーナメント形式で進みます。12月18日の決勝、JAPAN X BOWLで社会人日本一が決まるという仕組みです。



NFLもこの方式によく似ています（というか、XリーグがNFLを参考にしたのだと思いますけど）。日本のプロ野球のようにレギュラーシーズンで優勝してもクライマックスシリーズで負けたら優勝の意味がない…という問題は起こりません。なぜなら、レギュラーシーズンだけではどのチームが一番強いのかが決まらないからです。だからポストシーズンがとっても盛り上がりますし、レギュラーシーズンの対戦相手が違っても不公平感を感じにくいのです。
この方式をNPBが安易にまねしちゃうもんだからプロ野球はモヤモヤが残るんですよね。ベイスターズの負けっぷりを見ていると、今季は特に広島ファンがかわいそうですね（；＾＾）

閑話休題。

西地区所属6チーム中最下位のチーム（クラブホークアイ）、東地区所属12チーム中下位2チーム（11位の警視庁、12位のBULLS）はX2上位チームとの入替戦へ回ります。西地区入替戦は11月25日（土）、東地区入替戦は12月17日（日）の予定です。
残念ながらBULLSは今季も入替戦行きです。でもまだX2降格が決まったわけではありません。入替戦に勝利し、来季もX1で戦えることを願っています（　；∀；）ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃｰ

逆子治療には鍼灸が効果的

当院は多くの妊産婦さんにもご利用いただいています。妊娠中の不定愁訴や安産治療など来院理由は多岐に亘りますが、比較的多いのが逆子治療でのご来院です。

逆子治療の場合は妊娠周期30週前後でのご来院が多いのですが、ここ数年はもう少し週数が進んだ妊婦さんが増えています。まだ大丈夫と思っているうちにどんどん赤ちゃんが大きくなり、妊娠周期35週前後になると赤ちゃんが動くスペースがほとんどなくなってしまいますので、逆子と診断されたらお早めにご相談ください。

真岡や宇都宮など当院の近隣病院には鍼灸治療を好意的に受け入れてくださる医師が多く、当院をご紹介いただいたり診断結果のご報告をいただけることも多いです。大変ありがたく思っています。



私も主治医に対してお手紙を書き、必ず治療の報告と結果をお知らせするようにしています。妊産婦さんに安心して施術を受けていただけるよう、産科領域に関しては東西医療の補完と融合を実現しています。（＾＾）



さて。



日本最古の医学書である『医心方』に記載されている図解では臨月でも胎児の頭が上を向いています。1750年（寛延3年）頃、産科医で鍼灸も生業としていた賀川玄悦が世界で初めて正常胎位に気付いたとされています。わりと近年まで、赤ちゃんは出産直前に向きを変えて頭から生まれてくると考えられていたみたいなんです。現代のように機械を使ってお腹の中を見たり出来ませんからね、まさか頭を下にして成長しているなんて考えもしなかったのだと思います。



今月の経絡治療学会関東支部講習会のベッドサイドティーチングで『妊婦の治療』の講義を担当します。妊産婦さんの診療について詳しくお話ししますので、鍼灸師や鍼灸学生さんで興味がある方はぜひどうぞ（＾＾）