瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年12月、ハウステンボスに光降る その10

2009年01月30日 21時43分48秒 | ハウステンボス冬の旅行記
昨日上げられなかった分、本日2度目の更新で御座い。(汗)
そんな訳で前回の続きで、引き続き「ア・クール・ヴェール」編。
今回は3日目の昼に食べた料理の紹介をさせて頂きます。



3日目分の朝食券もブランチに替えました。
最終日の朝食は食べてない、チェックアウト近くまで寝てたし。(笑)
朝7時に1回起きて窓から景色観たら、街が真っ白な霧に覆われてたのを覚えてる。
写真撮っとけば良かったと、今ではかなり惜しく感じてたり。(笑)
海の近くだからね~、霧は結構珍しくないんでないかと。
ハウステンボススタッフのブログでも同じ様な記事が上がってた。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=73&catid=6)
日付見たら私が帰った次の日…つまり連続で霧が発生したって事か?
寝惚け眼で観た光景なんで、今一記憶が判然としない。
何時でも記録を残そうという姿勢が大事ですね…。

次に起きたのは11時、広場から聞える鐘の音で覚醒。
んで窓から再び景色観たら、穏やかに晴れてました。
最終日晴れてくれたのは幸いだったけど、代りに東京は土砂降りに見舞われるとか予報で言ってる。
つまり昨夜長崎を覆った雨雲が、東京の方に移動するらしかった。
移動するんでなければ傘を荷物として送れたというに…。

その後目を覚まして、帰る仕度を整え、13時頃チェックアウトしました。



↑チェックアウト直前、4階フロア休憩スペースの窓から観た景色。
昨日荒れ模様だった空が嘘な様に、雲間から光が燦々と射していますね。

フロントで荷物を送った後、昨日同様「ア・クール・ヴェール」に昼御飯を食べに。
2日目の昼は結構人が居たけれど、3日目の昼は寂しい位居なかったです。
遠方から来る客が多いって事なんだろう。
だから週の真ん中の火水曜が人少ないと。
もっと各都市圏から人が遊びに来る様アピールせねばいけないんだろうなぁ。(汗)

気を取り直してこっから先は、この日食べた料理をさらりと紹介。
あんま違ったもん食べない性質だから、変り映えせず面白くなくって済みません。(汗)



↑冷茶と、九州各地で採れた野菜のサラダと、宮崎で採れた黒皮南瓜のスープ。
毎度サラダは柚子風味の和風ドレッシングかけて食べました。
マカロニサラダが新しく加わってましたよ。
味噌汁を選ぼうかなと一瞬悩んだんだけど、消化悪いって言うからねえ、帰り道を意識して遠慮したという。



↑左の皿は長崎県産牛肉のア・クール・ヴェール特製甘口カレー。
手前の皿は大分産黒米と赤米のフルーティーなピラフ。
右の皿はプチ・エピと言う名前のパン。
カレーは辛口も有ったけど、やはり胃の調子を意識して、刺激の少なそうな方を選んだ。
ピクルスと福神漬けを付け合せに載せてます。
ハウステンボスホテルのカレーは絶品ですよ。
普段好んで食べない人間でもそう思うんだから間違い無い。
この時食べたカレーもあっさりマイルドでいて、コクが深く感じられました。

大分産黒米と赤米のフルーティーなピラフは、ローランシェフがプロデュースしたもう1品。
果物と一緒に甘く炒めてあってね…一口食べてちょっとカルチャーショックを感じたです。(笑)
いや決して不味くはなかったけど、変った料理だなというのが感想。

プチ・エピはモチモチしてて噛み応え有った。
この形は稲穂をイメージしてるんだそうな。



↑左の皿は昨日も食べた、オーストラリア産牛ロースのステーキ、今回はオニオンソースで戴いた。
右の皿には魚料理色々、長崎で水揚げされたハマチの刺身とか、大根と鰯の煮物とか(←名前忘れたんで適当)、長崎産河豚の天麩羅とか…あ、中央の小皿は醤油です。(笑)

ハマチの刺身も美味しかったけど、この中で気に入ったのが大根と鰯の煮物。
揚げた鰯が煮大根の上に載っかってるんですが、それだけでなく鰯を取ると大根の中がくり貫いてあって、鰯のつみれが仕込まれてるという手の込み様。
更に大根のみぞれ餡が上からかけてあるのです。
鰯なのに臭味が全く感じられず、大根の煮汁を吸って、さながら京料理の様な上品な味わい。
今回食べた料理の中で、最も印象に残った1品でした。

河豚の天麩羅は香草塩で戴いた。
貧乏人だから河豚なんて早々食べた事無い…来て良かったと思ったです。(笑)



↑続いて昨日と同じくフルーツ缶の果物を入れたヨーグルト。



↑デザートは手前のカスタードプリンから、洋梨のクラフティー、長崎産豆腐のババロア&カシス羊羹、林檎のタルト、黒豆ゼリー寄せ。

料理もデザートも出て来る物は日々微妙に変わります。
昨日有った栗きんとんに変り、この日は黒豆ゼリー寄せが加わってました。
豆腐のババロア&カシス羊羹が、変ってて面白いなと感じた。



↑昨日も有ったけど食べなかった、苺のシャーベットと、九州の牧場産牛乳で作ったバニラアイスクリーム。
苺のシャーベットも美味しかったけど、バニラアイスがメチャクチャ美味しくて嬉しかった。
如何にも新鮮な牛乳使って作ってますってな味わい、こんなに美味しいんだったら、もっと早くに食べれば良かったと後悔した程。

ところでこのアイスを盛る時に、1つエピソードが有ったり。
先ず苺シャーベットをよそろうとしたら、見ての通り溶けていた。
自分が食べに行ったのは終り頃だったからね…まぁでも気にしない性質なんでよそってたら、丁度取り替えようとしたスタッフの方が慌ててやって来て、新しいアイスをよそってくれたという。
較べて見てバニラアイスのが綺麗に盛られてるのは、そういう理由です。(笑)
何せ持って来たばかりだから、カチカチに凍っててよそるのに苦労してらっしゃった。
苺シャーベットも取り替えましょうと仰って下さったけど、勿体無いからと断ったのでした。
あの時のスタッフの方、バニラアイス御馳走様でした、大変美味しゅう御座いました。

ちなみに記事1番上の写真は、デザートコーナーに置いてあったクリスマス飾りです。↑



↑最後はまたもやミルクティーで〆ました。
本当、変り映えしないヤツで申し訳無い。

食べてる途中、お婆ちゃんとその娘と思しき2人の女性が隣にいらっしゃいまして、お婆ちゃんがトイレに行ってる間、1人の娘さんがお婆ちゃんの為にステーキを注文したのです。
もう1人の娘さんはお婆ちゃんに付き添い、店に戻った後やはりお婆ちゃんの為にステーキを注文したのです。
更にお婆ちゃん本人も焼かれてるステーキを見て2人の為に2皿注文…結果ステーキ4皿がかち合うという素敵な偶然が発生。
担当したスタッフが何れも別な人だった故に起きたんでしょうが…3人はかち合ったステーキを見た後大笑い、その後仲良く召し上がってらっしゃいました。
取敢えず全員3人分注文しなくて良かったなと、外野の自分は思いましたとさ。(笑)
どうもその日、お婆ちゃん誕生日だったらしく、娘さん2人が連れて来たらしい。
孝行娘2人に囲まれて、お婆ちゃん幸せそうでした。



【続】
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08年12月、ハウステンボスに光降る その9

2009年01月30日 21時40分47秒 | ハウステンボス冬の旅行記
前述した通り今回の旅では、2日共朝食券を昼食に替え、所謂ブランチを楽しみました。
この特典は連泊した人限定、フォレストヴィラ以外の場内ホテルに連泊した際は、1度試してみて欲しい。
ランチ会場の無いフォレストヴィラだけは、昼食に替えると割増料金取られて損なんだけど、他ホテルは優雅でゴージャスな食事を楽しめてむしろ得。
朝食取らなきゃ腹減るじゃん、体に悪いじゃん言われる人は、前日にパンか何か買っておけば宜し。
いや普通に朝食に使っても良いんだけどね(笑)…土日祝或いは集団ツアー客とかち合った場合、混雑回避目的でそういう手段取るのもお薦めよと。
前置きが何時も以上に長くなってしまい失礼、前回の続きで今回は生れ変った「ア・クール・ヴェール」編です。



去年の秋、ホテル・アムステルダムのメインレストラン、「ア・クール・ヴェール」がリニューアルオープンしました。
そろそろ厨房も古くなってた事だろうし、工事する潮時だったのでしょう。
元の内装が素敵だっただけに内心案じてたけど、実際行って利用した感想としては、以前のデメリットを是正して素敵に改装したなぁと。

店の出入り口も、こんなにモダンに変りました。↑



↑以前在った無駄なスペースを省いて広々~とした造りに…これからは繁忙期の混雑も極力解消されるかも。
コンセプトは「森の中でピクニック」とか、木造の柱は森に繁る「樹」を表してるんでしょうね。
クリスマスシーズンって事で、出入口横にはツリーが飾られてました。



↑天井の丸い照明に描かれた緑の枝葉。
葉の隙間から漏れる陽の光を浴びてる様な気分。



↑テーブルは可愛らしく花の形をしています。
組になった椅子が1脚だけ色違いってのも御洒落ですなv



↑一方の窓からは場内中央のアレキサンダー広場を眺められる。
もう一方の窓からはホテル自慢の庭園が眺められます。



↑今回リニューアルで料理を置くスペースが、以前とは逆の位置に設置されるようになりました。
写真で見てコックさんが居る裏に厨房が在るらしく、そこから直で料理が運ばれるという。
かつての正門が塞がれ、庭園の一部が殺風景に塗り固められたのは残念だけど、サービス向上の観点から考えると、この改装は画期的だったと思う。
ホテル側としちゃ今迄不便を感じてたんでしょうね。
離れた厨房から温かい物冷たい物を運ぶのは相当手間が懸かっただろう。
仕方が無いと理解……しながらも客側の我侭で、結果庭園を犠牲にした事には不満が無くもない。
あちらを立てればこちらが立たず…今度は庭園のリニューアルに期待しましょう。(笑)

さてサービスの仕方ですが、これはリニューアル後も以前と変らず、ブッフェ方式です。
主に地元長崎の食材を使って、和洋中ふんだんに提供される豪華メニュー。
リニューアルしたばかりって事で、自分が行った頃は特に素晴しい物でした。

文字数も限界に近い事だし(汗)、こっから先は写真中心で、自分の食べた料理の紹介。
題して「寿日和の食いしん坊万歳!」、絵に描いた餅ですが、これを見て存分に腹を満たして下さい。(←嫌がらせか)



↑ラクベジ野菜ジュースと、九州各地で採れた野菜のサラダ。
サラダには柚子風味の和風ドレッシングをかけてあります。
「ラクベジ」が何だか解らずネットで調べてみたら、どうやら緑黄色野菜を乳酸菌使って発酵させ、飲み易くした野菜ジュースという物らしい。
実際見た目からトマトジュースの様な味を想像したけど、まるでフルーツジュースみたく甘かったです。



↑新総料理長ローランシェフがプロデュースした料理2品。
手前はローストした宮崎県産ズッキーニ、九州各県野菜の冷たいラタトゥユ風。
その向うは沖縄産シークァーサー風味のサーモンとパスタ風こんにゃく、豆乳のソースがけ、八女直送の湯葉添え。
パスタ風こんにゃくを使った料理が、食感が面白くて気に入りました。
ローランシェフがプロデュースした料理はもう1品有るんだけど、それは次の日に食べたです。
感想としては軽やかで、あっさり目の味が特徴なのかなと。
後フルーツを積極的に料理に取り入れるのも特徴?この辺り好き嫌い分かれるかもしれない。
前シェフも林檎で作ったソースを使ってたりしたけどね。



↑左のパンはブリオッシュ、右は柚子のパン。
フランス王妃マリーも愛したブリオッシュは、バターたっぷりのフワフワ菓子パン。
柚子のパンは固めで、噛締めると柚子の香りがして、仄かに甘い。



↑宮崎で採れた黒皮南瓜のポタージュスープ、浮身はクルトンとパセリ。
南瓜の自然な甘味が、とろりとしたスープに溶けていて、癖になる味わいです。



↑南瓜型した鍋に容れられてるのが洒落てたなと。
てか冬至近くを意識してか、会場に南瓜が幾つも飾られてました。



↑手前は八女緑茶とクラゲの冷菜、その向うは大分で採れたカボス風味、鯨胡麻豆腐。
そういや思い出したが、今緑茶は九州産が最も評価高いんだそうな。
一時静岡産に水をあけられてたイメージが強かったから、話を聞いてちょっとビックリ加えて嬉しかった。



↑厨房側のライブキッチンコーナーに有った、長崎で水揚げされたマトウ鯛のポワレ。
和風の料理に合せて和皿が用意されてたので盛ってみた。
白身に卵色のソースが食欲をそそります。

「ライブキッチン」とはリニューアル後新しく出来たコーナー。
客の目の前で調理し、出来立て熱々の料理を提供して下さる。
厨房が側に在るからこそ、可能になったサービスって事で。



↑オーストラリア産牛ロースのステーキ。
ステーキにする肉は他に地元産スーパーポークも有。
またソースはガーリックとオニオンの中から選べます。
この日はガーリックにしました。

ステーキは以前からレストランの目玉だった物。
注文を受けてから、専門のコックが目の前で焼いて下さる。
メインに据えてるだけあって、実に美味い肉です。
けど調理するコック曰く、本当の売りは地元産スーパーポークだそうな。
客にどっちが美味いか訊かれる度に、スーパーポークを薦めるコックの姿が微笑ましかった。
長崎は全国的に有名な豚肉の産地ですからね、本当に美味でお薦めなんだと思う。
そう思いながらも豚ではなく牛を選んで御免なさい、コック。(汗)



↑見たまま蜜柑とヨーグルト、フルーツ缶果物を加えてあるのは自分の趣味です。
長崎の蜜柑大好きv来る度に食べてますよ。(笑)



↑デザートも和洋中、種類様々。
手前から時計回りに、洋梨のクラフティー、林檎タルト、カスタードプリン、栗きんとん風練り切り(名前忘れたんで適当←汗)…右の皿は杏仁豆腐。
練り切り…中に物凄く大粒の栗が丸ごと入ってるんですよ。
最初栗が入ってると思わなかったんで、かなりビックリしたです。
杏仁豆腐は胡麻豆腐に似た食感で、実際胡麻豆腐だったのかもしれんけど、上品な味わいのデザートでした。
そして此処のプリンは相変わらず絶品だなと感じたです。



↑リニューアルオープン記念か、今回ちょっと変ったデザートも出ました。
「ホットチョコレートにオレンジ風味ブリオッシュのクルートを添えて」。(←長い名前だな)
ブリオッシュはラスクの様にカラカラにしてあります。
「クルート」とはフランス語でパンの皮(耳?)って意味だそうな。
つまり此処では固パンを指してるのでしょう。
それをココアの様に溶かしたホットチョコに浸して食べるデザート、最後はクルトンみたく割り入れて飲んだけど。
オレンジとチョコの香りが溶け合う、洒落たデザートで御座いました。
女性に人気を呼びそうな気がする。



↑そして最後はお決まりの紅茶、角砂糖とミルクを入れて飲みました。

写真を見て「よく食べたな~」と呆れたでしょう?
自分でもそう思います。(笑)
お陰で夜に響き、だから屋台で済ませたのですよ。(笑)

新装開店したア・クール・ヴェールについては、まったりさんのブログに詳しく説明されています。
てゆーかバラせば今回料理名は、まったりさんのブログを参考にして、書かせて頂きました。(汗)
何時もの事ではあるけど…まったりさん、御免なさい。



【続】
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