瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年10月、ハウステンボスと秋の空 その5

2009年01月11日 17時26分55秒 | ハウステンボス秋の旅行記
今日は鏡開きですねえ。
うちでも正月から飾ってた鏡餅を降ろし、汁粉にして食べました。
ところで鏡餅は包丁で切ると縁起が悪いので、木槌で叩いて割る(開く)と定められている。
だがうちは何時も包丁で切ってたり…だって木槌どころか金槌すら無いし。(汗)
その為だけに木槌金槌買うのも勿体無いと、伝統に背く罰当たりな家庭此処に在り。
今年もしうちが災厄に見舞われたら、それは「鏡餅の呪い」って事になるのだろうか?

縁起の悪い話で始めて失礼、前回の続きです。
今回は「食」の纏め編。



フォレストヴィラに宿泊した場合、朝食会場は「トロティネ」と言うレストランになります。
湖に面した場所に建つ硝子張りの建物、ウェルネスセンター内に在って、通常は朝食時間のみの営業。
夏休み等の多客時にはランチタイムも営業したりするんですが…したがってフォレストヴィラに泊らなければ入れない、ちょっとレアなレストランなのです。

現在ウェルネスセンターは主にスパ「RIN」として営業中。
ヨガやストレッチ体操を体験出来たり、マッサージを受けられたりと、多種多様の癒しメニューで評判を呼んでいる施設です。
詳しくは公式サイトの宣伝頁をどぞ。(→http://www.huistenbosch.co.jp/spa/)
私の周りでも既に何度も足を運んでる方が多いらしく、最近ではみーさんがブログに体験報告を上げてらっしゃった。
夏季はプールがオープンして、子供も楽しめる憩いの場所に変身。
温室をイメージして造られたプールは、サウナからシャワー迄完備したゴージャスな代物。
ゆったりのんびり寛ぐ事が出来ますよ。

話を「トロティネ」に戻して…

2日目の朝6時半頃、眠ってる母をコテージに残し、アートガーデン迄散歩しに行く。
フォレストヴィラを出る頃には既に陽が昇り、鳥の甲高い鳴き声が林間に木霊していた。↑
 
アートガーデンについては後日に回させて頂く。
約1時間場内を廻った後「トロティネ」へ。



↑中へ入ると既に母は眺めの好い席を確保して食事を取っていた。
ちなみに3日目も同じ席、2連荘で湖を眺めつつ、朝食を食べられたという。
母が来た時ドッと団体客が出て行ったそうで、サイクルがズレてたのが幸いしたらしい。
多分観光会社が主催するツアー客だったんではと。



↑此処の食事はバイキング形式、目覚めの1杯にオレンジジュースを選ぶ。
オレンジというか…地元の蜜柑を絞ったジュースだったっけか?
長崎は蜜柑の名産地として有名、とても甘くて美味しいのですv



↑それからパンとサラダとメインディッシュを選んだ。
パンはチョコレートのデニッシュロール、パリパリ食感で程好い甘味。
ほうれん草、対馬産海草のサラダに、和風ドレッシングをかけて。
スクランブルエッグ、マカロニグラタン、リヨン風ポテト、近海産鯖の生姜煮、ウィンナー、珍しいと思ったのがその横の「ハトシ」と言う料理。
海老のすり身をパンで挟んで揚げた物で、ちょっとしょっぱいんだけど、酒の肴向きの珍味だと思った。(朝食だけど)
長崎の郷土料理だろうか?こっちじゃ食べた事無いもんで。



↑散歩して来て喉が渇いたんで、お替りにビワ茶を持って来る。
長崎はビワの名産地でも有名、意外と癖の無い大人しい味だった。



↑デザートはヨーグルト&パイン。



↑〆は何時もと同じくミルクティーで。
実はこのカップ珈琲用だったり…済みません、間違えました。(汗)
てゆーか珈琲と紅茶でカップを変えてあるって何気に凄くない?
勿論日本茶も有って、それ用にまた湯呑み茶碗が用意してあったし。


こっから先は3日目の朝食の話。




↑3日目の朝は阿蘇の牧場牛乳で目覚めました。
此処の牛乳もかなり美味しいと思う。

所で場内ホテルに連泊すると、朝食券を昼食に利用出来るという特典が付く。
しかしフォレストヴィラエリアには、通常ランチを提供するレストランは無い。
もしも朝食をブランチに替えるなら、他の場内ホテルに行って、差額分払っての利用となる。
この点が此処に泊った際のデメリットだったり。
高台の離れた区域に在って、1番外に出るのが億劫なのに、朝から食べに行くしかないというのが、どうにも理不尽感じて仕方なく。
此処こそルームサービスが有れば良いのにねえ…いや昔は有ったんですけどねえ。(汗)
せめてウェルネスセンターに売店造ってくれれば良いなと思った。
そんでパンとかサンドウィッチとか売ってくれたら、とても嬉しいんだけど。



↑それはさて置きこの朝食べたのは、スクランブルエッグにピラフ、サラダ・メランジュ、地鶏の胸肉のサラダ、完熟トマトのバジルサラダ、茎ワカメと大根のサラダ、かけたドレッシングは勿論和風。
昨日出てた「ドロさま素麺」が有れば食べたいと思ってたんすが無かった……食べたい時に貴方は居ない。(涙)
「ドロさま素麺」とは昔長崎に布教にやって来たド・ロ神父が、村人に作り方を教えたという由来の残る素麺だそうな。
見た感じ素麺にしては太目で、緑がかった色してた様な…食べてみたかったな。



↑他に南瓜の煮付と、対馬産鯵の開きと、漬物を2種類食べた。
私の盛付方が下手なせいで不味く見えるでしょうが、実際はどれもとても美味しかったですよ。(汗)

此処でトラブル発生、またカメラが充電切れしました。(汗)
人が食べる度に何故切れるかな~、このカメラは…と長らく謎に思ってたんですが、最近理由が判りました。
どうもズーム機能使うと減りが激しいらしい。
食べ物や花撮る時って大抵ズーム使うから。
そんな訳でこっからの2枚は携帯で撮影した物。



↑2日目がパンで洋風だったんで、3日目は中国粥でアジアンを狙ってみました。
五穀を使い、体に良いそうな。
粥は案外作るの難しいので、メニューに有ると凄く嬉しい。



↑そしてやっぱり〆は紅茶。
今回はカップを間違えませんでした。(笑)


今回の旅行は夜がいいかげんだった分、昼食に重きを置いた感じになりました。
2日目の昼食はホテル・デンハーグで、3日目の昼食は「おもやい」で…ホテル・デンハーグは後に回し、こっから先は「おもやい」について書きます。


出国を前に最後のランチ、何処で何を食べたいか母に聞いた所、「蕎麦が食べたい」とのリクエストを貰う。



↑そういう訳でユトレヒト地区ワールドレストラン街2階に開店した、うどん&蕎麦の専門店「おもやい」に連れて行く事にした。
此処はかつて中華料理専門店「楼蘭」が営業していた場所。
その楼蘭は現在「ラオリー」と店名を変え、1階にてファーストフードスタイルで営業中。



↑「おもやい」は私も初めて入る、店内は落ち着いた和のしつらいで、居心地も中々良さそう。
入ったのは14時過ぎ、15時~店が中間休みを取る為、客は殆ど引き払っていた。



↑窓際の席に案内されて、お茶を貰う。
店員さんのサービスも悪くない。
メニューを開いたら、丁度期間限定のお得なランチが出てたので、2人揃ってそれを頼んだ。



↑季節限定ランチ「旬菜の天麩羅三味蕎麦膳(1,500円)」。
先付はキンピラゴボウに茄子の鰹節和え、刺身の盛り合わせに、オクラ・生姜・南瓜・パプリカ・茄子の天麩羅。
蕎麦は大根おろし(左)と、月見とろろ(中)と、たぬき(右)の3種類。
浅葱・紅葉オロシ・山葵と薬味も3種類、これで1,500円は物凄く得だと思う!
蕎麦の味も非常に良かったんですが、天麩羅がカラッと揚がってて、とっても美味しかった。
生姜の天麩羅初めて食べたけど、こんなに美味しいのかと驚いたですよ。
ダシも良い味、母が食べ終わってから蕎麦湯をお願いしたら、ちゃんと出してくれたのにも好感持てました。
残念ながら今回食べたのは季節限定のランチで、今は提供してないみたいだけど…気に入ったんで、また食べに行こうと考えてます。



↑食べ終えて窓から外を眺めてたら、運良く「花のギャラリークルーザー」が観られた。
秋の花イベント企画の内、常に場所を移動するこれだけは、観られないで居たのですよ。
何て画家の何て絵かは解らないけど、この店を選んで良かったなと感じた。
2階に在る為、運河を見下ろす眺めの良さも、この店の魅力じゃないかと。
夜景を眺めるのにもナイスなスポットだと思いますよ。
メニュー等についてはまったりさんのブログで詳しく紹介されておりまする。



【続】

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2 コメント

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Unknown (みー)
2009-01-11 23:28:31
ご紹介いただきありがとうございます。
RIN大好きです。いい値段しますが(笑)。
でも相応の満足感は得られますからね~。

ハトシは長崎の郷土料理の1つ、というか卓袱料理の1つですね。
確かに朝食というよりも酒の肴ですよねぇ。
私は「中の茶屋」の「長崎卓袱弁当」(だったかな)で食べました。

ドロさま素麺も好きです。
ドロ神父が赴任していた外海では常時食べられるレストランがあるんですが、
やっぱり長崎全体だと五島うどんや島原素麺のほうがメジャーらしく、
土産に買うにしてもどこでも売ってるというわけではないのが少し残念。

おもやい、あっさり和食を食べたい時に重宝しそうです。「中の茶屋」より普段着っぽく手頃だし・・・。
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流石です! (びょり)
2009-01-12 17:50:39
そうですか、やっぱり長崎の郷土料理でしたか。
しかも卓袱料理の1つだったとは。

ドロさま素麺食べたかったんだけど…食べたい時は機会を逃さず食べるべきって事ですね、やっぱり。(笑)
確かに五島うどんや島原素麺と比較して、あまり出してる所を見掛けないな。
ああ、勿体無い事をした…。

「おもやい」は気に入ったんで、今度また寄りたいと考えてます。
確かに「中の茶屋」よりも敷居が低く、入り易い気がしました。

RINも、ずっと寄りたいと思ってるんですが、何となく気恥ずかしくて寄れないで居たり。
その内フットマッサージして貰いに行こうかなぁ。

教えて下さり有難う御座いました!
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