瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年12月、ハウステンボスに光降る その7

2009年01月27日 21時33分24秒 | ハウステンボス冬の旅行記
紅葉ったら大抵は秋をイメージするでしょう。
けど日本は縦に長い国、秋を前に色付く地域も在れば、冬を迎えてから色付く地域も在る。
例えば私が住んでる地域は、12月中旬過ぎて漸く見頃を迎える。
数年前はも少し早く迎えてた…これはやはり温暖化が影響しての変化かと。
そして此処ハウステンボスでは、大体11月中旬~12月初旬、晩秋~初冬にかけて紅葉するよう。
と長ったらしく説明した所で前回の続き、今回は場内の紅葉を中心に参ります。



天気予報で2日目は雨になると言っていた。
その予報通り、朝起きて見れば、何時降ってもおかしくない空模様。
雨はそんなに気にならない性質とは言え、行動を制限されてしまうのは確実。
なので脳内で大体のスケジュールを立てる。
立てながら昨夜冷蔵庫に入れて冷やしといた、キウイや葡萄を黙々と食べた。
そういや此処のホテルも冷蔵庫空だったっけか、今は館内に自動販売機が有るしね。

朝食券は昼食に替える事にし、早朝サイクリングに出掛ける。
雨が降る前に昨日の夕方借りてた自転車を返さねばならぬので。
しかしその前に折角借りたのだしと、場内1周の旅に出掛けた訳だ。

薄暗い空を背景に、高く聳えるドムトールン。(↑)



↑この時既に7時を回ってたのに、さながら日暮れの如く暗かったです。



↑今にも泣きそうな空とは良く言ったもの、ちなみに中央運河に姿を映してる建物は「迎賓館」。



↑ホテル・ヨーロッパの横では、おじさん達が道に積った落ち葉を掃いて、木の周りに集めてました。
こういうトコ、ハウステンボスらしいなと思う。
ゴミに出して捨てるんじゃなく、木の為に肥料にするんですね。
風力で落ち葉を吹き飛ばして退ける、特別な掃除機を使って掃除してる光景を、場内で頻繁に見掛けもする。

オープン当初、ハウステンボスに植わる木は、全て苗木だったそうな。
それが今や森を形作るまで成長してる。
最初っから見た目を良くしようと考えず、長期で見て都市計画を立てたのですよ。



↑紅葉するフォレストガーデンの木々。
パレス~フォレストガーデンのエリアでは、秋になると落ち葉だけでなく、ドングリなんかも落ちている。
ドングリは森の元、10年後、20年後、30年後…此処の森は益々立派に育っているだろう。



↑ひっそりと朝の静寂に包まれてる、フォレストヴィラのコテージ群。



↑昨夜ゴスペルショーで賑わったアレキサンダー広場のステージも今は無人。

朝7時頃ったら宿泊客の多くは、ホテルで朝御飯食べてますからね。(笑)
場内廻ってる間、他の人と殆ど会いませんでしたよ。



↑アートガーデンも、ほぼ無人だった。
一応会わなくもなかったんで「ほぼ」。(笑)
秋はこんなにも美しかった場所ですが、冬はすっからかんのがらんどうで寂しい限り。



↑所々咲いてる花も在ったけどね。



↑只今春に備えて苗の養育中なのです。



↑けどこれはこれで趣き有る冬の情景に感じられた。
華やかな季節も在れば、侘しい季節も在る。
メリハリが効いてるからこそ、日本の四季は美しいのです。



↑ニュースタッドの運河通りも、人っ子1人居らんかった。
お陰で気持ち好くサイクリングが出来たが。(笑)



↑度々書いてますが(汗)、ニュースタッドの街路樹は、この時季実を鈴生りに付ける。
まったりさんから貰った資料によると、「クロガネモチ」と言う名前らしい。
緑の葉っぱに赤い実のコントラストが、クリスマスシーズンにぴったりだなと観る度に思う。

スパーケンブルグ~フォレストガーデン~ビネンスタッド~フリースラント~ニュースタッドと廻って来て、陸の入国口の在るブルーケレン迄走って来る。



↑ブルーケレンも紅葉が見事だった。



↑場内で紅葉の美しいスポットは、パレス、ホテル・デンハーグの裏、ホテル・ヨーロッパの周囲、フォレストガーデン、それからこのブルーケレン。
特に車道とフィッツに向う道が、毎年素晴しく綺麗なのですよ。
車道は昼通るのは危険なんで、早朝歩いて行くのが良いかと。



↑これはキンデルダイクの風車通りから、ブルーケレンの紅葉を写した物。
赤や黄色の♪ 色鮮やかに♪ 水の上にも♪ 織る錦♪…観る度そんな歌詞が頭に浮かぶ。
建物は異国なんだけど、風景は和風なのが面白い。
如何にも長崎らしいテーマパークだと思いませんか?(笑)

…やっぱ曇り空の下だと紅葉は今一っすね。(汗)
けど大丈夫、実は青空の下撮影した写真も有るんです。
暫し待たれよって事で、今回は此処まで。



【続】
コメント
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