瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

08年12月、ハウステンボスに光降る その8

2009年01月28日 20時52分12秒 | ハウステンボス冬の旅行記
寒いわ空気乾燥してるわで風邪が流行ってるらしい。
どちら様も気を付けて御自愛下さい。
特に喉風邪はこじらせると長引きますよ。
自分の職場も何人か引いてるみたいだから、時間の問題かもしれん…といった不安はさて置き、前回の続きです。



自転車で場内1周後、オレンジ広場に戻る。↑
その頃には雲間から青空が覗ける位に天気が持ち直してた。(ってゴメン、この写真1日目の物だった←汗)
それを幸いにパラディに自転車を返却した後、パレス美術館へ歩いて向う。



↑紅葉する並木道の向う、ひっそり隠れて建つパレス・ハウステンボス。
夜輝いてる宮殿も素敵だが、昼観る宮殿も気品を漂わせてて、美しいで御座いましょう。
ちなみに言い忘れてたけど、光の宮殿のテーマストーンは「ダイヤモンド」です。

パレス前庭の紅葉はそりゃあ見事なものでした。
色付いたモミジの赤と芝生の緑が合さり醸す、絶妙のコントラスト。
考えてみれば此処もクリスマスカラーなんですよね。
写真の方は最終日が晴れたんで、その時に撮影した物と挿げ替えた。
発表は(こればっかだが)暫しお待ちを。



↑美術館が開館するまで時間が有った為、前庭右側の薔薇園を観に行く。
見頃は過ぎた感じだったけど、未だ咲いてる薔薇も有りました。
尚、見頃は初夏との2回、小さいながらも恋する2人に最適な、ロマンチックな隠れ場所ですv

開館を告げる9時の鐘が鳴った所で、入場券200円(パスポート無い場合は500円)を買って美術館へ。
この頃館内でやってた企画は「線の巨匠たち―(オランダ画家の)素描・版画展―」。
素描(デッサン)=絵を描く為の設計図で、当初作品ではなかった物だけど、後に愛好家の間で作品として取引される様になったそうな。
例えばレンブラントやルーベンス等々、巧い人はデッサン起した時から、既に立派な作品になってますからね。
いやレンブラントは案外アバウトなデッサン画だったけど。
中にはデッサン画なのに色まで細かく付けた作品も在ったりして、成る程これなら普通に絵画として欲しくなるだろうと納得したり。
そも好きな作家が描いた絵って、落書きでも欲しいと思うもんな。
もしも尾田先生や高橋先生や竹本先生の落書きが、ゴミ箱に捨ててあるのを偶然見付けたりしたら、密かに拾って家宝にしてしまうだろう。
そんな奇跡は先ず起り得ないが…ってゆーか微妙に失敬な考え方で御免なさい。(汗)

も1つ3階展示室でも企画を開催してました。
地元在住19人の作家の現代アート展、こっちはパスポートさえ有れば、無料で鑑賞出来るコーナー。
現代アートなんで作品の解釈が難しいんですが、「光」をテーマにコラボしたものが面白かったです。
各自思い思いの素材を選び「光」を表現してるんだけど、その素材選びが如何にもアーティストで並じゃないセンス。
CDケース、アクリル箱、水、金平糖、ビー玉、ペットボトル、小石…此処までは解る。
ナット、焼き物の破片、珈琲、金網、繭、消臭剤……いやはや芸術家の想像力って凄いもんだなと感心したですよ。

ハウステンボス美術館では、~09年4/5迄「オランダ再発見」と題して、オランダ絵画を中心に展示するそうな。
詳しくは公式サイトのこちらを。(→http://www.huistenbosch.co.jp/museum/topics/nether.html)
普段は美術展行かない人間だけど、旅してる時って不思議と芸術熱が高まったりする。
普段とは違った事がしたくなるのかもしれん。
そんな人間の為にも、このハウステンボス美術館には、長く在って欲しいと願ってる。



↑美術館を出て、パレスをぐるりと廻り、後庭へ出る。
残された設計図を元に再現した、「幻の庭園」。
これはモデルにした王宮にも存在しない、ハウステンボスだけの物だとか。
毎日美しく保ってくれてる庭師の方々に、感謝せねばいけませんな。

もうこの頃にはポツポツと頬に当たる水を感じた。



↑此処までだなと諦めて、急ぎ足で港に下り、ヨットハーバー横の木道を通って、ホテルに戻る。



↑その道と並行して続く、もう1本の細い道。
左側の建物はホテル・アムステルダム、オークラウンジが閉鎖してなかったら、この道の途中から入れたんだけど…。
リニューアル後、アクセス面も微妙に不便になったな。(汗)



↑此処の並木も綺麗に紅葉してました。
朝通ると鳥達の囀りが枝の上から降って来る。
バードウォッチングするにも良いかもね。



↑こちらはハーバー側の木道に続く階段。
ところで空観て判るでしょうが、上4枚の写真は別の日に撮った物です。(汗)

ホテルに戻り、ア・クール・ヴェールで昼食にした。
その件については後日に回して――この頃には雨も降りが強くなって来ていた。
朝決めた予定も全部済ませたし、後はライトアップ迄部屋で寝てよう…そう考えたものの、カメラのデータがいっぱいで限界な事に気付く。
仕方なくブルーケレン側の出入国ゲート外に在る「D.P.E」まで出掛ける事にした。
スパーケンブルグにもD.P.Eは在るんだけど、CD書き込み頼むと「急ぐなら出入国ゲート外の店に持ってった方が良い」と言われちゃうんだもん。(汗)
恐らくパソコンがそっちの店にしか無いんではないかと…だったらパソ入れて欲しい。
それかせめて入国ゲートの中にも受付口設けるとか。
毎度CD書き込みの為だけに出国&再入国を繰り返すのは恥ずかしいんだって。(汗)

なぞと不便を感じつつ、雨の中バスに乗ってブルーケレンに向った。



↑そういや場内バスが去年秋から新しくなりました。
残念ながらクラシックバスは勤続疲労につき退職してしまったのです。(涙)
バリアフリーを意識して乗り口が低く設計してあるのは良いけど、デザインが現代的になったのは正直寂しい。
けど仕方ない、クラシックバスを新たに注文して造ると、べらぼうに経費かかるだろうしねえ。(汗)
案じてたけど、新バスは街に馴染んで思えました。
まぁ数年前から現代的なデザインの車が走り回ってたしね。(笑)



↑色はパステルオレンジとパステルグリーンとセピア?(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/detail/5010.html)
オレンジとグリーンとブラックだったら元ダイエー色だったのにと思った鷹ファン此処に1名。(笑)
もしもクラシックバスに乗りたいなら、場内バスツアーで観光すれば良い。(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/topics/sp_bus.html)
結果場内バスツアーの人気が上がるかもしれず、そう考えると悲しむ必要は無いかもしれない。

ブルーケレンに到着、入国ゲートで再入国する旨を伝え、出国する。
出国ゲートってのが別に在るんですが、再入国する場合はこちらから出ちゃいけない、2度と入国出来なくなるから。
CDの書き込み頼んだ後、仕上がるまでホテル日航ハウステンボスでお茶飲んでる事にした。
初めて日航ホテルに寄ったけど…外から行くと結構歩くね。
雨の中だったから、途中全日空選べば良かったと、少し後悔しちゃったよ。(笑)
元から宿泊してる人は、場内と直で結ばれた道から入れるみたいだけど。



↑日航ホテルのロビーに飾られてたクリスマスツリー。



↑そのツリーの反対側に飾られてた、可愛い熊の縫ぐるみ。
此処のホテルのイメージキャラらしいです。

初めて入った日航ホテルは、迷路の如く入り組んでる印象を持てた。
トイレが見付からず探し回ったり、私だけでなく他の人も探し回ってたし。
表示の仕方にもちょっと問題有るかも。
適当に歩き廻ってインターネットコーナーやコンビニ等を発見。
インターネットコーナーは1台しか無かった様な…ちょっと残念。
メインレストラン「ラヴァンドル」は、コート・ダジュールをイメージしてデザインしたらしい。
天井に中世的な絵が大きく描かれていて、以前在った珈琲サロン「ロッテルダムクラブ」を、懐かしく思い出してしまった。
テーブルクロスはパステルカラー、グラスは紺碧色、青系を多く使ってい、爽やかな雰囲気のレストラン。
加えてクリスマスらしく、ツリーやサンタやポインセチアが賑やかに飾ってあった。
庭園側を向いてるので、晴れていれば景色も綺麗に見渡せたんだろうな。
写真で観ただけだけど、此処の庭園には憧れているのだ。
私が寄ったのはランチブッフェの時間帯だったんですが、食べてるお客の姿はあまり見なかったです…。



↑ケーキセットを注文、フロマージュ・チョコ・キャラメルと3種有る中で、キャラメルケーキを選びました。
下はスポンジ、中はキャラメルとミルクのムース、表面は固めのキャラメル(ヌガー?)でコーティングされている。
かけてあるソースはストロベリー&ミルク、ぶっちゃけかなり甘い。
けど紅茶に合う優しい味でした。
お皿もカジュアルなフルーツ柄で可愛いと思ったです。



↑紅茶は勿論ミルクティーでお願い。
本格的に白&ブラウンのストーンシュガーと、専用のミルクが運ばれて来ました。
窓に当たる雨が激しく、小降りになるまで寛いでく事に。
写真、もっと撮りたかったけど…携帯だからね、流石に遠慮しました。(汗)

レジで精算する時、バニラクッキーが150円で売られてるのを見付けて、買おうかどうしようか迷った。
結局買わずに帰っちゃったけど、今は後悔してたりする。
ホテルメイドの菓子とは思えない安さじゃないですか。
これで美味しかったら…ああ、悔いが残る。
今度寄ったら絶対買う、ってか気に入ったんで、また寄りたいです。

小降りになった隙にCDを受け取りに行き、ハウステンボス場内に戻りました。
そうして再びバスに乗ってホテルに帰り、その後は部屋ん中引篭もってたです。



↑これは4階フロアの休み処、ジュース販売機が設置されてます。



↑窓から見える外は雨、こんな日は寝てるに限る。
夕方起きた頃には雨脚も弱まっていたので、ライトアップした街を観に散歩に出掛けたのでした。



【続】

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2 コメント

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家にいながら旅行気分♪ (真牙)
2009-01-29 20:14:58
こんばんは~、いつも素敵な風景に心癒され、家にいても旅行しているようなお得気分を味合わせてもらってますv
ハウステンボス、死ぬまでに1度は行ってみたいですね♪(やっぱお勧めはクリスマス?)
時に、バトン1件回させてもらってます(要連絡ならしいので☆)。罰ゲームつきなのが申し訳ないですが、気が向かれましたらどうぞv
でも、わざとスルーしてびょりさん仕様の○○レターを見たいような気もしますがv
誕生日バトンも順調に消化されてますね。次は2月2日のビビでしたか、楽しみにしています♪
では!^^
返信する
んじゃ今回はスルーで。(笑) (びょり)
2009-01-29 22:26:16
こんばんは!
読んで旅してる気分になって頂けてるなら、とても嬉しいですv
けど実際に行ったら、きっともっと楽しいですよ。(笑)
もしも行かれる場合は、出掛ける前に御連絡下さい。
喜んで旅のプランを立てるのに協力致しましょう…なんちゃって。(笑)
あ、お勧めはマジでクリスマスシーズンです。
クリスマス間近~当日は高くなるんで、11月中が良いと思いますよ。

罰ゲームバトン……な、なんて恐ろしい罰ゲームを…。(汗)
けど期待されてる様だから(笑)、今回は敢えてスルーして、潔くこの身に罰を受けましょう。
折角なんでナミ誕の時に発表します、待て暫し!

誕生日バトン、ちゃっかりキャラの誕生日企画に利用させて貰ってます♪
全部クリアするまでには、きっとナミさんの顔が本誌で拝めるに違いない。
そうなるよう願掛け込みで書いてたり…そろそろ本気でナミ酸欠になりそうです。
ナミさんと愉快な仲間達との会話を脳内再現して、飢えを凌いでおりますよ。(←寂しいヤツだな)

コメント&バトン、有難う御座いました~!
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