――メリークリスマース♪♪
夜中に大声出して御免なさい。
聖なる夜にこんばんわ、ミス・メリーよ!
イブの陰に隠れがちだけど、今夜がクリスマス本番。
そんな今夜に紹介するクリスマスメニューは『お粥』。
「クリスマスに『お粥』なんて食べるの」って思われたかしら?
実は『お粥』こそ世界各地で食べられてる、伝統的クリスマスメニューなのよ。
イギリスではこうした『お粥』の事を『ポリッジ』、アメリカでは『フルメンティ』と呼んでいるわ。
どちらも穀類を沸騰させた湯の中に入れ、更に牛乳を加えてゆっくり煮込み、柔らかくなった所で砂糖やバターやドライフルーツ等で甘く味付けするの。
言うなれば『ミルク粥』って所ね。
北欧ではクリスマスの夜、ポリッジを盛り付けたお皿を屋外に置いて、サンタに振舞う習慣が有るそうよ。(何かコボルト伝説に近く聞えるわね)
どうしてクリスマスにお粥を食べる習慣が生れたのかしら?
古代ケルトの伝説によると、『ダグダ』と言う農耕神に、由来が有るらしいわ。
『ダグダ(或いはダグザ)』はケルト神話に登場する、ダーナ神族の最高神。
人に生死をもたらす棍棒と、気候や感情を操る竪琴、無限に粥が湧く大釜を所持してるの。
彼の好物はお粥…年の節目には、地上で出来た作物全てを大釜に入れ、掻き混ぜてお粥を作るのだと云われているわ。
古代ケルト人はそのダグダに倣って、冬至の頃お粥を作り、来る年の豊作を祈ったのね。
英国国教会では、今でもアドベント直前の日曜日を、『掻き混ぜの主日(Stir-up Sunday)』と呼んでるけど…実はこれは異教時代の習慣から来るものなの。
日本でも年の節目にお粥を食べる習慣が有るわね。
旧正月に食べる小豆粥、1/7に食べる七草粥…これ等の伝統も、ひょっとしたら向うと繋がりが有るのかもしれないわ。
クリスマスが冬至祭を起源にしている証拠が『お粥』なのよ。
そしてこのお粥からもう1つ、イギリス伝統のクリスマスメニューが生れたわ。
それについてはまた明日。
それじゃあ此処で11曲目のクリスマスソングよ♪
【きよしこの夜】
聖し♪ この夜♪
星は♪ 光り♪
救いの御子は♪
御母の胸に♪
眠り給う♪
夢安く♪
聖し♪ この夜♪
御告げ♪ 受けし♪
牧人達は♪
御子の御前に♪
額づきぬ♪
畏みて♪
聖し♪ この夜♪
御子の♪ 笑みに♪
眠りの御世に♪
明日の光♪
輝けり♪
朗らかに♪
聖なる夜に最も相応しい歌だわね。
由来は何時もの如く去年の話を参考にして頂戴。
昔の新年は、この日から始まるとされてたの。
新しい年が貴方にとって、幸運なものである事を祈ってるわ!
…粥って多分、原始の穀物メニューなんでないかなぁと。
パンにして焼いたのと、どっちが歴史古いかは判らんですが…。
日本人にとって米が食の基本である様に、ヨーロッパ人にとっては麦が食の基本なのでしょう。
麦は「生命の象徴」…ただの食べ物じゃないんですね。
世界各地でクリスマス(冬至)の頃、穀物メニューを多く摂るのには、重要な意味が篭められてるのですよ。
所でさ…「グダグダ」って言葉、ひょっとしたら「ダグダ」が由来だったりしてと考えたんだが…。
図書館行って擬音辞典で調べりゃ出てるかもしれんけど、行くの面倒くさい。(汗)
気になった方は、代りに調べて来て下さい。(←おい)
写真はハウステンボス、フォレストパーク地区に在る、『トロティネ』に飾られていたクリスマスリース。
カントリースタイルなのが、地区のカラーに似合ってますな。
フォレストヴィラに宿泊した場合、朝食会場に指定される所です。
オン・シーズン中はランチも提供される。
秋の紅葉の素晴しさは、筆舌に尽くし難いです。
夜中に大声出して御免なさい。
聖なる夜にこんばんわ、ミス・メリーよ!
イブの陰に隠れがちだけど、今夜がクリスマス本番。
そんな今夜に紹介するクリスマスメニューは『お粥』。
「クリスマスに『お粥』なんて食べるの」って思われたかしら?
実は『お粥』こそ世界各地で食べられてる、伝統的クリスマスメニューなのよ。
イギリスではこうした『お粥』の事を『ポリッジ』、アメリカでは『フルメンティ』と呼んでいるわ。
どちらも穀類を沸騰させた湯の中に入れ、更に牛乳を加えてゆっくり煮込み、柔らかくなった所で砂糖やバターやドライフルーツ等で甘く味付けするの。
言うなれば『ミルク粥』って所ね。
北欧ではクリスマスの夜、ポリッジを盛り付けたお皿を屋外に置いて、サンタに振舞う習慣が有るそうよ。(何かコボルト伝説に近く聞えるわね)
どうしてクリスマスにお粥を食べる習慣が生れたのかしら?
古代ケルトの伝説によると、『ダグダ』と言う農耕神に、由来が有るらしいわ。
『ダグダ(或いはダグザ)』はケルト神話に登場する、ダーナ神族の最高神。
人に生死をもたらす棍棒と、気候や感情を操る竪琴、無限に粥が湧く大釜を所持してるの。
彼の好物はお粥…年の節目には、地上で出来た作物全てを大釜に入れ、掻き混ぜてお粥を作るのだと云われているわ。
古代ケルト人はそのダグダに倣って、冬至の頃お粥を作り、来る年の豊作を祈ったのね。
英国国教会では、今でもアドベント直前の日曜日を、『掻き混ぜの主日(Stir-up Sunday)』と呼んでるけど…実はこれは異教時代の習慣から来るものなの。
日本でも年の節目にお粥を食べる習慣が有るわね。
旧正月に食べる小豆粥、1/7に食べる七草粥…これ等の伝統も、ひょっとしたら向うと繋がりが有るのかもしれないわ。
クリスマスが冬至祭を起源にしている証拠が『お粥』なのよ。
そしてこのお粥からもう1つ、イギリス伝統のクリスマスメニューが生れたわ。
それについてはまた明日。
それじゃあ此処で11曲目のクリスマスソングよ♪
【きよしこの夜】
聖し♪ この夜♪
星は♪ 光り♪
救いの御子は♪
御母の胸に♪
眠り給う♪
夢安く♪
聖し♪ この夜♪
御告げ♪ 受けし♪
牧人達は♪
御子の御前に♪
額づきぬ♪
畏みて♪
聖し♪ この夜♪
御子の♪ 笑みに♪
眠りの御世に♪
明日の光♪
輝けり♪
朗らかに♪
聖なる夜に最も相応しい歌だわね。
由来は何時もの如く去年の話を参考にして頂戴。
昔の新年は、この日から始まるとされてたの。
新しい年が貴方にとって、幸運なものである事を祈ってるわ!
…粥って多分、原始の穀物メニューなんでないかなぁと。
パンにして焼いたのと、どっちが歴史古いかは判らんですが…。
日本人にとって米が食の基本である様に、ヨーロッパ人にとっては麦が食の基本なのでしょう。
麦は「生命の象徴」…ただの食べ物じゃないんですね。
世界各地でクリスマス(冬至)の頃、穀物メニューを多く摂るのには、重要な意味が篭められてるのですよ。
所でさ…「グダグダ」って言葉、ひょっとしたら「ダグダ」が由来だったりしてと考えたんだが…。
図書館行って擬音辞典で調べりゃ出てるかもしれんけど、行くの面倒くさい。(汗)
気になった方は、代りに調べて来て下さい。(←おい)
写真はハウステンボス、フォレストパーク地区に在る、『トロティネ』に飾られていたクリスマスリース。
カントリースタイルなのが、地区のカラーに似合ってますな。
フォレストヴィラに宿泊した場合、朝食会場に指定される所です。
オン・シーズン中はランチも提供される。
秋の紅葉の素晴しさは、筆舌に尽くし難いです。