はぁい♪ミス・メリーよ♪
明後日はイブ…月日の経つのは本当に早いものね。
クリスマスディナーの準備に忙しい御家庭も多いんじゃないかしら?
ドイツの家庭では、クリスマス目指して、クッキーを山程焼くらしいわ。
何故クリスマスにクッキーを食べるのかは、去年お話した通り。
クリスマスが冬至祭だった頃…収穫した麦を神に捧げるのが慣わしだったの。
転じて麦には「生命力に満ち溢れた神聖な植物」との意味がもたらされたわ。
そして収穫した麦を粉にして、神の為により美味しく加工するようになったの。
美味しい=甘いというのが昔の人の考え方だったから、神には甘い菓子が捧げられる伝統が生れたのよ。
昔の人にとって、甘味はとりわけ貴重な物だったのね。
麦を粉にして作る物と言えば、勿論『パン』。
小麦粉で焼いたパンを神に捧げる場合、それは必ず無発酵のパンと決められてたわ。
「発酵=穢れてる」と考えられたからなのね。
無発酵のパンに甘く味付けされた物が小さくなって行き…何時しかクッキーが生れた訳。
だからクッキーは今で言うパン以上に、原始のパンに近い存在なの。
そういった理由から、クッキーをクリスマスに食べる地方が在るの。
また、パンがクリスマスに食べられる理由も同じよ。
クッキーは大抵の場合、実りを意味する「木の実」を模り、円く小さく焼かれるけれど…人型や動物型にも焼かれるわ。
動物型にして焼かれるのは、古来生贄に捧げられた動物の代用品という意味から。
人型は元その地で信仰されていた土地神をイメージしての物だと考えられてるわ。
『ジンジャーマン』と言う人型のクッキーを知ってるかしら?
ジンジャーと言う名前から解る通り、ショウガ味の人型クッキーよ。
丸っこいフォルムをしてて、見た目「人」と言うより、雪だるまに似た感じなの。
そういう謎の人物が、クリスマスが来る度、必ず現れるわ。
人物の正体は、キリストが信仰される遥か以前から、クリスマスの頃に来年の福(実り)を人に与えると考えられていた、土地神のなれの果ての姿…。
キリストが福を与えるとされてからも、菓子に名残を残してるという訳。
ジンジャーマンが「大人の男」と定められてる理由は、古代ヨーロッパの主神が男性だったからでしょうね。
ちなみに香辛料をふんだんに入れて焼かれるのは、長期保存に耐え得る為。
冬の間は食べ物に困るから、長期に渡って食べられる物である事は絶対条件。
それと香辛料がべらぼうに高い物だったからよ。
中世ヨーロッパでは、遥々インドネシア諸島やインド、スマトラ島まで航海してって、香辛料を取り寄せてたらしいわ。
香辛料貿易を独占しようと、ヨーロッパ諸国間で幾度も海戦が勃発してたのよ。
あのコロンブスが目指したのも、香辛料の新たなる主産地だったと言われているわ。
「贅沢である」というのも、クリスマスの飲食物には重要な条件。
「来年贅沢出来ますように」の祈りを篭め、人々は先取りして贅沢を楽しんだの。
だからクリスマスの飲食物には、香辛料が多目に入れられてるのよ。
ジンジャーマンについては、こちらの記事の写真を見て頂戴。(→http://www.dizzy.jp/xmas/gingerman.html)
アメリカやイギリスでは、クリスマスのオーナメントにもされるくらい、人気キャラなんですって。
それじゃあ此処で8曲目のクリスマスソング♪
【ジングル・ベル】
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
嵐も吹雪も消えて行くう♪
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
ランランラーラ♪
ランランランラン♪
朗らかに♪
雪をつき♪
丘を越えて♪
ソリは行くよ♪
心は躍る♪
燃える血潮♪
若い翼♪
空翔る希望だ憧れだ♪
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
嵐も吹雪も消えて行くう♪
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
ランランラーラ♪
ランランランラン♪
朗らかに♪
ランランラーラ♪
ランランランラン♪
朗らかに♪
クリスマスソングとして有名だけど、実は本来クリスマスの歌として生れたんじゃないわ。
由来は去年した話を御覧戴くとして…。
でもこの楽しく賑やかな調子は、クリスマスに相応しく思えるわね。
今夜は此処まで。
それじゃあ皆、明日も楽しく歌いましょう♪
…写真は昨日と同じく、今年のハウステンボス『ちゅーりー・ちゅーりー』の扉に飾られていたクリスマスリース。
リースの中心に据えられた靴下の様な物が、去年販売していたと記憶してるが…今年は見掛けなかったな~。
単に自分が行った時、まだ販売してなかっただけかもしれんが…。
人気を呼びそうなので、シーズン定番商品にすると良いと思う。
明後日はイブ…月日の経つのは本当に早いものね。
クリスマスディナーの準備に忙しい御家庭も多いんじゃないかしら?
ドイツの家庭では、クリスマス目指して、クッキーを山程焼くらしいわ。
何故クリスマスにクッキーを食べるのかは、去年お話した通り。
クリスマスが冬至祭だった頃…収穫した麦を神に捧げるのが慣わしだったの。
転じて麦には「生命力に満ち溢れた神聖な植物」との意味がもたらされたわ。
そして収穫した麦を粉にして、神の為により美味しく加工するようになったの。
美味しい=甘いというのが昔の人の考え方だったから、神には甘い菓子が捧げられる伝統が生れたのよ。
昔の人にとって、甘味はとりわけ貴重な物だったのね。
麦を粉にして作る物と言えば、勿論『パン』。
小麦粉で焼いたパンを神に捧げる場合、それは必ず無発酵のパンと決められてたわ。
「発酵=穢れてる」と考えられたからなのね。
無発酵のパンに甘く味付けされた物が小さくなって行き…何時しかクッキーが生れた訳。
だからクッキーは今で言うパン以上に、原始のパンに近い存在なの。
そういった理由から、クッキーをクリスマスに食べる地方が在るの。
また、パンがクリスマスに食べられる理由も同じよ。
クッキーは大抵の場合、実りを意味する「木の実」を模り、円く小さく焼かれるけれど…人型や動物型にも焼かれるわ。
動物型にして焼かれるのは、古来生贄に捧げられた動物の代用品という意味から。
人型は元その地で信仰されていた土地神をイメージしての物だと考えられてるわ。
『ジンジャーマン』と言う人型のクッキーを知ってるかしら?
ジンジャーと言う名前から解る通り、ショウガ味の人型クッキーよ。
丸っこいフォルムをしてて、見た目「人」と言うより、雪だるまに似た感じなの。
そういう謎の人物が、クリスマスが来る度、必ず現れるわ。
人物の正体は、キリストが信仰される遥か以前から、クリスマスの頃に来年の福(実り)を人に与えると考えられていた、土地神のなれの果ての姿…。
キリストが福を与えるとされてからも、菓子に名残を残してるという訳。
ジンジャーマンが「大人の男」と定められてる理由は、古代ヨーロッパの主神が男性だったからでしょうね。
ちなみに香辛料をふんだんに入れて焼かれるのは、長期保存に耐え得る為。
冬の間は食べ物に困るから、長期に渡って食べられる物である事は絶対条件。
それと香辛料がべらぼうに高い物だったからよ。
中世ヨーロッパでは、遥々インドネシア諸島やインド、スマトラ島まで航海してって、香辛料を取り寄せてたらしいわ。
香辛料貿易を独占しようと、ヨーロッパ諸国間で幾度も海戦が勃発してたのよ。
あのコロンブスが目指したのも、香辛料の新たなる主産地だったと言われているわ。
「贅沢である」というのも、クリスマスの飲食物には重要な条件。
「来年贅沢出来ますように」の祈りを篭め、人々は先取りして贅沢を楽しんだの。
だからクリスマスの飲食物には、香辛料が多目に入れられてるのよ。
ジンジャーマンについては、こちらの記事の写真を見て頂戴。(→http://www.dizzy.jp/xmas/gingerman.html)
アメリカやイギリスでは、クリスマスのオーナメントにもされるくらい、人気キャラなんですって。
それじゃあ此処で8曲目のクリスマスソング♪
【ジングル・ベル】
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
嵐も吹雪も消えて行くう♪
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
ランランラーラ♪
ランランランラン♪
朗らかに♪
雪をつき♪
丘を越えて♪
ソリは行くよ♪
心は躍る♪
燃える血潮♪
若い翼♪
空翔る希望だ憧れだ♪
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
嵐も吹雪も消えて行くう♪
ジングルベル♪
ジングルベル♪
鈴が 鳴る♪
ランランラーラ♪
ランランランラン♪
朗らかに♪
ランランラーラ♪
ランランランラン♪
朗らかに♪
クリスマスソングとして有名だけど、実は本来クリスマスの歌として生れたんじゃないわ。
由来は去年した話を御覧戴くとして…。
でもこの楽しく賑やかな調子は、クリスマスに相応しく思えるわね。
今夜は此処まで。
それじゃあ皆、明日も楽しく歌いましょう♪
…写真は昨日と同じく、今年のハウステンボス『ちゅーりー・ちゅーりー』の扉に飾られていたクリスマスリース。
リースの中心に据えられた靴下の様な物が、去年販売していたと記憶してるが…今年は見掛けなかったな~。
単に自分が行った時、まだ販売してなかっただけかもしれんが…。
人気を呼びそうなので、シーズン定番商品にすると良いと思う。