kotoba日記                     小久保圭介

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ロマン先生と一点

2020年11月28日 | 生活
   


数字で世界はできている
数学者なら言うだろう
学者ではなくとも
数字は魅力的だ

ずっと
算数と国語が得意だった
成績はよくないけど
好きだった

特に方程式には魅せられた
方程式に当てはめれば
回答が出る
自動販売機みたい

これはのちに
小説書きにも応用されていくことになったから
総合学習の意味は大きい

数学は答がある
誰がやっても正解と不正解がある
単純といったら
数学者に失礼ですね

それでもいつだったか
初めてテストで100点を取ったことがあった
それは算数だったか数学だったか
あれはうれしかったなあ

あと自動車免許のペーパーも
満点だった
あんときって
賢かったかも
勉強したからか。。


---

答がないのが
心の問題
つまり
国語

これは未だに楽しい
文学とか哲学とか小説とか件pとか
全部
国語の授業みたい
テストみたい

この文を読んで
感想を書きなさいとか
この部分はどんな意味ですか
とか
この部分は前後と矛盾しているとしたら
どう書き直せばいいですか
とか

漢字はあまり覚えられない
でも
ちゃんと書けた方だと思う
いまはまったく書けない
これはワープロのせいだ
とみんなと同じ良いわけを言っちゃえ

書き間違えるし読み間違えるし
困ったもんだ

一番困ったのが古典
あれは高校の先生が
コテコテの古典好きで
まず
黒板の文字が読めない
達筆過ぎて
しかも
当時はテストも手書きだったから

とにかく
読めない
テストの問題がまず読めない
崩し文字の極地
源氏物語とか本当に楽しそうに
授業をする年配女性の先生だったけれど
あれは本当に恋愛したことがない人だろうな
と当時から思った
ロマンティック過ぎた!


結局
古典の授業はさっぱりわからず
テストにいたっては
問題が読めず
読もうと努力したくなく
みんなよくちゃんとあのロマン先生に
ついていったもんだ

テストがあって
テストを返される
あのとき
「誰々何点」っていう感じで
テストをとりにいく教壇へ

その時
ロマン先生が親しみを込めて
「小久保、1点」
笑われた
笑った
ああ楽しい
あれはロマン先生のいじりだな
黒川に住んでいると言っていたから
縁があれば会えるかもしれない
といつも思っていた
名前を忘れてしまったけれど
アルバム見ればわかるな
小柄で目がねかけて
少しふとめで
色白で
目が細くて
優しい先生だった
どうだろう今
70歳くらいかな
優しい先生だったなあ

一点を取るというのはもの凄くむつかしい
0点よりむつかしい
なぜなら
△一個だったから
これはむつかしい
狙った


とにかく問題が読めないテストって
どうよ!?
ロマン先生はそれほど
古典が好きだったんだよな
今から読もうかな
源氏

ああ素敵
とでも言おうかな
あはは

---

しかし今日は寒かった
ナマステ先生が休みなので
ストレス
缶コーヒーでうさばらし
ラムネをかじってあっぱれ晴天

何故か
汽車の歌が浮かんだ
シュッャVュッモフ歌

進め進め進めー
鉄橋だ鉄橋だ
嬉しいな

嬉しいのかな
鉄橋を渡る時って

嬉しいわ
あの歌の歌詞は正しい




コメント
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