楽天、売上過去最高

楽天、野球効果で売上最高　三木谷氏「参入安かった」 (共同通信) - goo ニュース

「楽天」はじめてその名前を知ったとき、ネーミングのセンスのよさに感心した記憶がある。当時は青年三木谷さんも今ほど肉体もお仕事も油はのっていなく、髭もはやしていなかった。ネットでのショッピングモールという発想は斬新で随分話題になった。けれどもこれは何年前の話か。

そんな設立当時の記憶は、それほど”昔”というわけではないのに、売上高前期比２.５倍の４５５億、営業利益３.１倍の１５０億円ですかーーっ。また電通調査よりネット広告が前年比５割増、ラジオ媒体を抜いたという発表があった。確かにあなたも私もこうして楽天的でお気楽なネットユーザー。

IT長者というくらいだからこの業界はネットを使った、ビジネスチャンスが埋まっている宝の山なのだろう。こうしたネット事業は当たればデカイ。若くても社会経験不足していてもOK。それで一攫千金も夢ではない。六本木ヒルズのような東京タワーが良く見えるロケーションの住居を購入し、女優を部屋に飾ることも可能だ。素適な商売だ。
しかしながら競争はかなり厳しい。先手必勝、売られたケンカは買わなきゃいけない、しかもゼロサムの世界だから弱肉強食、油断しているとあっというまにのみこまれたり、のっとられたり。（「追われ者」松島庸著を参照されたし。リアルなネット会社の内幕がわかる。）

インターネットがようやく普及し始めた頃、注目をあびていたあのプロバイダーはどこへいったのだろうか。フジテレビを教師にたてついたために退学処分になったホリエモン、不謹慎な言い方で大変失礼だがドザエモンにならないよう応援したくなった。