旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

2011年3月《手造》シチリア~モンレアーレ

2022-08-17 06:13:19 | イタリア
「日本でユーロは使えるの?」
パレルモ郊外のモンレアーレを歩いている時に、小学校高学年ぐらいの女の子達が声をかけてきた。はじめ、何を言っているのかわからなかったけれど「日本でユーロは使えるの?」てな質問をしている事がわかってきた。

皆さんがお手持ちだった日本のコインをプレゼントすると食入るように見入っておりました。はじめて目にする外国のコインというのは、大人でもおもしろいですもんね。
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モンレアーレはパレルモの港がある「コンカ・ドーロ(黄金の平原)」の山側端に位置している。


遠く光る港が見えた↑

雰囲気のある路地を抜けると

時代時代に増改築されてきた非対称のファサードが姿を現す。

黄金のモザイクが輝く内部

アプスのキリストはビザンチン風。
ギリシャや現トルコ領でよくみられるスタイル。

イタリア北部のラヴェンナやミラノにもすばらしいモザイクが残されている。
※2018年にラヴェンナでモザイク工房などを訪れた時のブログにリンクします

※グリエルモ二世王の戴冠と教会奉納の二つのモザイク画↑
グリエルモ一世のルネサンス様式の墓についてなどは、2014年に訪れた時のブログをご参照ください


中庭の回廊も↑みどころいっぱい

少しイスラム的な雰囲気を感じさせるデザインで↑黒い火山性の石をうまく装飾に使っている。

↑王が教会を聖母マリアに差し出して奉納している↑天使が背負って手伝っている表現がおもしろい↑狭いスペースでこれだけの表現をした名前も分からない石工がいたのだ。

柱ひとつひとつを見ていきたい(^^)


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