サクランボの花が盛り(^^)
シンガーソングファーマー須貝智郎さんの畑を案内していただいた。
↓静かなブーンという羽音は自然受粉のために飼っているマメコバチの働く音。
↑この中に住んでいる↑
*
「瀧波」を出てすぐ、大きな前方後円墳の近くを通った。
【稲荷森古墳】は古墳時代前期・4世紀のもので全長96m、県内最大。
十五分ほどで須貝さん宅に到着↑
↓築二百年?の茅葺母屋は葺き替えの材料を常に用意しておかねばならない↓
カヤはとっても貴重。どうやって確保しているかお訊ねすると、奥様・啓子さんがおしえてくださった。
「茅場(秋に茅を刈り取る私の実家の近くの原野)を毎年10月下旬頃に家族で刈り取り、翌年の葺き替えのために蓄えます。使い残した茅はその翌年に使います。」
↑大量の材料と、葺き替える職人さん両方が貴重↑
旧家にはそれぞれ、家を護ってくれる小さな社がある。
↑「何を干しているのですか?」
「精一郎さん(須貝さんの御父上・90歳を超えてもたいへんお元気です!)が、くきたち(菜の花の花が咲く前のもの)を干しています。 山形では春の山菜、ワラビやゼンマイなども干し物にして冬に備えます。」
今回の旅で、山形はどんな草も食べるという印象ができた(^^;
↑いちばん元気よく咲いている草↑「これは食べますか?」
「オドリコソウは外来種で食用にはしないようです。日本の野原は日本の原種の姿がすっかり少なくなりました。クローバーもヨーロッパからコーヒーカップなどの洋食器と一緒に日本にやってきました。」
しらべてみると、ヒメオドリコソウ(姫踊子草)は明治時代中頃に記録されているそうだ。在来種のオドリコソウに似ていたので「小さい=姫」をつけられていた。これが美味しく食べられる草だったら、悪者扱いされないだろうになぁ(^^;
↑かわいいオオイヌノフグリも外来種で、もっと小さな在来種のイヌフグリを駆逐しているのだそうな。
↓サクランボは佐藤錦がいちばん人気だが佐藤錦だけ植えてもダメ。
↑そして、佐藤錦は接ぎ木で育てられる
↑根元の太くなったところの下が「台木」のヤマザクラ↑
↑これは台木が芽吹いたモノなので↑すぐに摘みとる必要がある↑
↑「え?アスパラガス」こういうのも混じってくる↑
後日、解説していただきました。
「サクランボの木の根元にでたアスパラガスは、以前栽培した畑からの手作り『たい肥』に交じって引越ししたものです。」
なるほど、さすがに勝手には生えてこないですよね(笑)
※追記コメント:「路地栽培のアスパラガスは種を蒔いて2年は収穫をせずに株成長させます。3年目から収穫しで5年から7年くらいが収穫ができ、その後株が老化するようです。」とのこと
↑ラ・フランス=洋梨も山形の人気フルーツ↑
毎年開催しておられる「大地のコンサート」のステージで↑記念撮影
畑見学が良いお天気に恵まれてほんとうによかったです(^^)
**
手作りのお昼ご飯解説(^^)
↑いちばん上の黄色いのが「卵カンテン」左が「フキノトウの天ぷら」。
その間にある黒いのは★「アケビの甘みそクルミ添え」
※黒く映る食材は昨今不利だけれど、ここでしか食べられない・また食べたい味でした(^^)
↑下「くきたちとカニカマのワサビマヨネーズ和え」その右「ウルイの酢味噌和え」
食材の調達先を奥様(啓子さん)よりおしえていただきました「アケビは庭先から、フキノトウはTOMOOと一緒に野原から集めて保存しておきました。
クルミ・あずき・じんだん用の青豆は精一郎さん(お父様)作です。
三つ葉・ウルイ・くきたちも自家菜園です。」
※「じんだん」とは⇒ネット辞典によると「茹でた枝豆をすりつぶし、砂糖と塩を加えて餡にしたものです。 山形県や宮城県などの南東北一帯や北関東の一部地域に伝わる郷土料理で、地域によっては『ずんだ』」
なるほど(^^)
↑「ぼたもち三種(粒あん・じんだん・黒ゴマ)」
↑訪問する度にいただくこの味(^^)小松の記憶にすっかり刻まれています。
↑笹に包んである「タケノコごはん」※タケノコをこんなふうに料理したい!
「粕漬け」もお手製。
↑粕汁(大根・人参・タケノコ・こんにゃく・豚肉・みつば)
↑「熱々の玉こんにゃく」
+「自家製桃シャーベットのヨーグルトのデザート(カステラ・キュウイ添え)」
飲み物は「桜湯・中国茶・コーヒー」
↑今朝出発した「瀧波」で出されたプロの調理した芸術的な夕食・朝食と対極にある家庭料理だが、まったく甲乙はない。
どれもが山形の食の恵みだった。
↑母屋すぐ隣の蔵がスタジオになっていて↑ミニライブをやっていただいた(^^)
シンガーソングファーマー須貝さんでなければ歌えない唄(^^)
午後五時、赤湯駅。
土地の魅力とは=人の魅力です!
シンガーソングファーマー須貝智郎さんの畑を案内していただいた。
↓静かなブーンという羽音は自然受粉のために飼っているマメコバチの働く音。
↑この中に住んでいる↑
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「瀧波」を出てすぐ、大きな前方後円墳の近くを通った。
【稲荷森古墳】は古墳時代前期・4世紀のもので全長96m、県内最大。
十五分ほどで須貝さん宅に到着↑
↓築二百年?の茅葺母屋は葺き替えの材料を常に用意しておかねばならない↓
カヤはとっても貴重。どうやって確保しているかお訊ねすると、奥様・啓子さんがおしえてくださった。
「茅場(秋に茅を刈り取る私の実家の近くの原野)を毎年10月下旬頃に家族で刈り取り、翌年の葺き替えのために蓄えます。使い残した茅はその翌年に使います。」
↑大量の材料と、葺き替える職人さん両方が貴重↑
旧家にはそれぞれ、家を護ってくれる小さな社がある。
↑「何を干しているのですか?」
「精一郎さん(須貝さんの御父上・90歳を超えてもたいへんお元気です!)が、くきたち(菜の花の花が咲く前のもの)を干しています。 山形では春の山菜、ワラビやゼンマイなども干し物にして冬に備えます。」
今回の旅で、山形はどんな草も食べるという印象ができた(^^;
↑いちばん元気よく咲いている草↑「これは食べますか?」
「オドリコソウは外来種で食用にはしないようです。日本の野原は日本の原種の姿がすっかり少なくなりました。クローバーもヨーロッパからコーヒーカップなどの洋食器と一緒に日本にやってきました。」
しらべてみると、ヒメオドリコソウ(姫踊子草)は明治時代中頃に記録されているそうだ。在来種のオドリコソウに似ていたので「小さい=姫」をつけられていた。これが美味しく食べられる草だったら、悪者扱いされないだろうになぁ(^^;
↑かわいいオオイヌノフグリも外来種で、もっと小さな在来種のイヌフグリを駆逐しているのだそうな。
↓サクランボは佐藤錦がいちばん人気だが佐藤錦だけ植えてもダメ。
↑そして、佐藤錦は接ぎ木で育てられる
↑根元の太くなったところの下が「台木」のヤマザクラ↑
↑これは台木が芽吹いたモノなので↑すぐに摘みとる必要がある↑
↑「え?アスパラガス」こういうのも混じってくる↑
後日、解説していただきました。
「サクランボの木の根元にでたアスパラガスは、以前栽培した畑からの手作り『たい肥』に交じって引越ししたものです。」
なるほど、さすがに勝手には生えてこないですよね(笑)
※追記コメント:「路地栽培のアスパラガスは種を蒔いて2年は収穫をせずに株成長させます。3年目から収穫しで5年から7年くらいが収穫ができ、その後株が老化するようです。」とのこと
↑ラ・フランス=洋梨も山形の人気フルーツ↑
毎年開催しておられる「大地のコンサート」のステージで↑記念撮影
畑見学が良いお天気に恵まれてほんとうによかったです(^^)
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手作りのお昼ご飯解説(^^)
↑いちばん上の黄色いのが「卵カンテン」左が「フキノトウの天ぷら」。
その間にある黒いのは★「アケビの甘みそクルミ添え」
※黒く映る食材は昨今不利だけれど、ここでしか食べられない・また食べたい味でした(^^)
↑下「くきたちとカニカマのワサビマヨネーズ和え」その右「ウルイの酢味噌和え」
食材の調達先を奥様(啓子さん)よりおしえていただきました「アケビは庭先から、フキノトウはTOMOOと一緒に野原から集めて保存しておきました。
クルミ・あずき・じんだん用の青豆は精一郎さん(お父様)作です。
三つ葉・ウルイ・くきたちも自家菜園です。」
※「じんだん」とは⇒ネット辞典によると「茹でた枝豆をすりつぶし、砂糖と塩を加えて餡にしたものです。 山形県や宮城県などの南東北一帯や北関東の一部地域に伝わる郷土料理で、地域によっては『ずんだ』」
なるほど(^^)
↑「ぼたもち三種(粒あん・じんだん・黒ゴマ)」
↑訪問する度にいただくこの味(^^)小松の記憶にすっかり刻まれています。
↑笹に包んである「タケノコごはん」※タケノコをこんなふうに料理したい!
「粕漬け」もお手製。
↑粕汁(大根・人参・タケノコ・こんにゃく・豚肉・みつば)
↑「熱々の玉こんにゃく」
+「自家製桃シャーベットのヨーグルトのデザート(カステラ・キュウイ添え)」
飲み物は「桜湯・中国茶・コーヒー」
↑今朝出発した「瀧波」で出されたプロの調理した芸術的な夕食・朝食と対極にある家庭料理だが、まったく甲乙はない。
どれもが山形の食の恵みだった。
↑母屋すぐ隣の蔵がスタジオになっていて↑ミニライブをやっていただいた(^^)
シンガーソングファーマー須貝さんでなければ歌えない唄(^^)
午後五時、赤湯駅。
土地の魅力とは=人の魅力です!