ネモフィラと桜のちがい

近くの公園でネモフィラが盛りときいて見に行った。
前には植えられていなかった。
ここ数年で人気になったのでここにも植えられたのだろう。
日本一の規模の「ひたち海浜公園」でも、2001年にはじめて植えられたのだそうだ。


同じ公園で桜も満開。
ソメイヨシノは江戸末期から明治時代にかけて駒込の染井村で品種改良されてひろまった。
人気が出て日本中に植えられていった木々が、百年後の日本を「桜の国」にしてくれている。

ネモフィラと桜のちがいは、
植えた人がその花の盛りをコントロールできるか・できないかだと思う。
自分がもう存在していない未来に向けて桜を植えた人のことを考える。

この二月に、近江長浜の「盆梅展」を訪れて
四百年モノの梅を見てはじめて、木を育てる人のキモチを考えるようになった。
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