旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

諏訪湖畔の「くらすわ」

2022-01-24 06:59:11 | 国内
全面氷結した諏訪湖がCURASUWAの窓から見える。

四年ぶりなのだそうだ。
ここはあの養命酒が運営するレストランを主体とする施設。

二階にあがると冒頭写真のレストラン

メニューは多くないがどれも養命酒や諏訪地域に根差した材料を使っている。

「十四豚のグリル」を選んだ。
これはなんと読む?名前の由来は?

低音でローストして「ジューシー」(笑)
養命酒に配合されている十四の生薬のカスをエサに与えている。
※養命酒の十四の生薬 →HPにリンクします
十四種のトップにあげられている「烏樟[ウショウ]」はクスノキ科のクロモジ(黒文字)の皮。
クスノキ科で良い香りがすると聞いて、つい先月訪れた屋久島の樟脳(しょうのう)工房を思い出した。
※7月の下見ブログにリンク 後半に出てきます
虫よけにつかわれてきたように抗菌作用がある。

それでこのスプレーもよく売れるようになった。
樟脳工場で売っていたスプレーと同じ香り(^^)
さらに、レストランのテーブルに置かれていた楊枝もクロモジ製で、


折って鼻にちかづけると、あ!同じ香りだ
※クロモジという名前は木肌にある黒い模様が文字を書いたようにみえることからつけられた

↑売店で売られているジンもクロモジを香りづけにつかっている
※ジンについて「たのしいお酒」の解説HP内にリンクします


ランチにはすべて野菜ビュッフェがついている。
そこで他にはみかけないドレッシングがあった↓

↑テレビの旅番組で「高遠蕎麦は辛味大根の汁で味噌を溶いたのをつけて食べる」というのを思い出した
※製粉会社の解説ページにリンクします

↑辛味大根ドレッシングたいへん気に入りました

↑こちら古代の赤米をサラダにしてある。
諏訪地方は「縄文のヴィーナス」も出土した古代から栄えた場所
※「縄文のヴィーナス」を二度見たブログにリンクします
デザートは長野のリンゴをつかったタルトタタン。
ここで食事をするだけで養命酒と諏訪エリアのことを自然と知ることができる。

※養命酒のHPに1602年以来の歴史が書かれています

「くらすわ」三階のテラスから見ると、湖面が少し溶けている。

湖畔をドライブしていると氷の上に乗っているひともあるけれど…。






コメント
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