旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

黒海と地中海の境界線「白い湖」からアルプ・グリュムまで歩く

2022-01-11 13:50:14 | スイス
2008年7月、2011年6月、LAGO BIANCO=白い湖からミニ・ハイキングをした。

ディアボレッツァ山から降りてくるゴンドラから↑その白さがよくわかる。

↑氷河からのカルシウム分の多い水が流れ込んでいるのでこんなに白く見えるのだそうだ。
↑おもしろいのは手前の小さな湖とまったく違う色をしていること。
電車で一駅移動。
小さな青い湖レイ・ネイルLai Nailの水は黒海へ流れ

↑「白い湖」の水は地中海へ注ぐ。
ここはベルニナ鉄道の最高地点2234mの分水嶺なのである。

湖のほとりにあるオスピツィオ・ベルニナ駅で下車

この湖は半分ダム湖。もともとあった二つの湖をつないでダムにするために1910-11年に南北に堤を築きこの湖ができたそうな。1941-2にさらに4m高いダム堰堤が追加された(ウィキより)。


2008年はここへもどってきたが
2011年にはここからアルプ・グリュム駅まで歩いた。
時間をコントロールしながら歩くのはなかなかたいへんだった。
※当時書いたブログをこちらからご覧ください




鉄道の標高地図を見るとアルプ・グリュム駅は150mほど低い場所にあるのだが

実際に歩くと少し上り下り・起伏がある。

道はわかりやすい。

道路標示がしっかりしている。

ワンちゃんつれてお散歩の人もある。

↑イタリア方面へ降りる谷の入口がアルプ・グリュム。
↑遠く下の方に見えているのはポスキアーヴォ湖1014m。
「白い湖」地点と千二百メートルも高低差がある。

斜度をあげないために鉄道はループ状になっているのがおもしろい↑

今日はアルプ・グリュム駅から電車に乗って

サンモリッツに戻りましょう(^^)




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